CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

森岡昭雄ー福祉プラットホーム

「プラットホーム」とは「駅で線路の横に築かれた乗降に便利な構造物」のことです。これは様々な分野で「仕事をするための土台」という意味で使われています。「複雑化を続ける医療や福祉や介護の制度」の世界で、皆様と行政と福祉サービスとの複雑な関係を整理して、質の良いハッピーな暮らしができますよう「福祉プラットホーム」と称して、株式会社まかせてが活動しています。


レモンマーケット [2016年11月12日(Sat)]
レモンマーケットとは、商品の品質が買い手にわからないために、外見だけが良い不良品が出回ってしまう市場のことです。レモンとは、英語で「お行儀の悪い女性」等の意味で使われ、経済学では、購入してみないと本当の品質が判らない商品について言います。「欠陥品」や「低品質の商品」が出回る事をレモンマーケットといいます。

例を挙げると、中古車販売店では商品の欠陥を知っていても、買い手に正直に教えないことがあります。買い手は品質を判断する情報が少ないので高い車は買わないような心理が働きます。その結果、品質の良い中古車が市場に出回らなくなり、中古車市場は売上が低迷するといった状況になります。これが、「レモンマーケット」です。

未曾有の超高齢問題を抱える日本は、もはや医療保険制度や高齢者福祉制度は破綻していると言われて久しくなります。要介護高齢者が激増し、長期化する介護で力尽きる人を支援するために、介護保険制度が平成12年に始まりました。

この介護保険はスタートした時は13事業しかなく、利用者様やご家族の意思が尊重されたけっこう質の良い制度でした。ところが市場原理に揉まれ、利権や既得権益が絡んで、介護予防だの地域密着だの複雑な制度となり、利用者様の心やニーズは忘れがちになって、今や36事業を超える複雑怪奇な制度となってしまっています。

利用者様が中心のはずの制度は形骸化し、日本の携帯電話市場のようにコモディティ化が進み、本当に優良な事業所や必要なサービスが分からなくなって、今や、介護保険制度は利権と心ない経営者の懐を潤すレモンマーケットになってしまっていると揶揄されることもあります。

今こそ、高い倫理観と良心に根ざした本当の福祉経営者の登場のときです。
もしかしたら絶滅危惧種かもしれませんが、絶滅する前に種を思いっきり撒き散らそうと、こんなことを書いています。
Posted by 森岡昭雄ー福祉プラットホーム at 02:06 | 組織運営 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
| 次へ
検索
検索語句
タグクラウド
プロフィール

まかせてさんの画像
https://blog.canpan.info/makasete295/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/makasete295/index2_0.xml