こんにちは、地域支え合いセンターです。
昨年度末から今年度にかけて延期していた米原まるごと交流会。
ようやく7月11日に開催することができました。
今回は参加者を限定し、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から外出自粛要請のあった期間、地域や活動団体、関係機関の方々はどのような対応や取り組まれた活動、感じられた課題などについて情報共有を行い、これからの『つながり』のあり方についてアイディアを出し合う場として『あなたとつながり続けるために 〜これからの『つながり』を話し合おう〜』と題し開催しました。

参加者それぞれの立場から当時をお話しいただき
『学校休校に伴い、地域内で子どもの居場所づくりに取り組んだ』
『訪問から、手紙や電話、インターネットという手法に変えてつながり続けた』
『団体でマスク作成を呼びかけ、600枚も集まった』
といった、新たな活動に取り組まれたというお話を聞かせていただく一方で
『住民交流の居場所が開設できず、認知症が進行した方がいる』
『体力が落ちて、外出しづらくなった方がいる』
『話す機会が減ったせいなのか、お会いすると長時間お話される様子があった』
『気軽に相談できる場面がなく不安になる、誰かと話したいという声があった』
など、外出自粛による影響と、やはり人同士のつながりを求めておられるといった声をお聞かせいただきました。

普段何気なくある「つながり」というものの大切さをあらためて感じられたとともに、状況に合わせた対策をし、これまで以上につながる場面づくりを大切にすること、『つながり』に活用できるITなどの新たなツールについても積極的に使っていくことや、活用するために学ぶ機会が必要などと言ったアイディアを聞かせていただくことができました。
今回お話しいただいた内容をふまえ、今後当センターとして参加者の方や関係機関と連携協働しながら『つながり』を絶やさないための手法や仕組みづくりを進めてまいりたいと思います。
参加いただきました皆様、貴重なご意見をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。
〜今回参加いただいた活動者・団体・関係機関の皆様〜(順不同・敬称略)
・ケアセンターいぶき(医療機関・福祉事業所)
・米原市民生委員児童委員協議会連合会
・ケアプランセンター米原市社会福祉協議会(居宅介護支援事業所)
・社会福祉法人 ひだまり(福祉事業所)
・米原市議会
・ほおずき作業所(障がい者作業所施設)
・まいはらっ子クラブ(放課後児童クラブ)
・子ども食堂 リエゾン(子ども食堂)
・米原市更生保護女性会(福祉活動団体)
・米原市健康推進員会(福祉活動団体)
・米原市老人クラブ連合会(福祉活動団体)
・大野木長寿村まちづくり会(地域福祉活動団体)
・米原市赤十字奉仕団(福祉活動団体)
・伊吹山中学校(教育機関)
・マコトヤ(地元衣料品店)
・米原市ボランティア連絡協議会(福祉活動団体)
・米原市子ども会育成連合会(福祉活動団体)
・米原市くらし支援課・地域包括支援センター(行政機関)
・朝妻自治会(地域福祉活動団体)
・堂谷自治会(子どもの居場所づくり実践者)
・relief 〜リリーフ〜(当事者活動団体)
・傾聴ボランティアよろこび愛(ボランティアグループ)
※当日は3密を防ぐ観点から、参加者同士適切な距離を取り、マスク着用のうえ、1グループ8名程度3グループに分かれ情報交換を行いました。