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芸術・スポーツ

山形国際ドキュメンタリー映画祭(後半)

地方にいる人間にとって、いま一番必要なの
「誇り」を持つことだ…と話す高橋事務局長。



20年の歴史を経て、山形国際ドキュメンタリー映画祭は、
山形市民にとっての「誇り」となった。

いまや、海外で「山形」といえば」「ドキュメンタリー映画祭の町か」
反応があることも少なくないという。



「市の補助金は、開催年に1億、
中間年に5千万(映画祭は隔年開催)。これだけの税金を使うことに、
やはり抵抗のある人もいるようです。

でも、ここまで成長して世界からリスペクトされる存在になった映画祭を、
街づくりのことから考えても、山形は絶対手放しちゃダメだ。

そのためにも、市民や行政が、
ずっと映画祭に関わっていきたいと思えるような、日常的な作業が必要です」




また同時に、NPO法人自体が体力をつけていかなければならない。

事務局では、フィルムライブラリーのための作品卸や、
映像機器の販売・メンテナンスといった自主事業をスタートさせている。



老人福祉施設での映写ボランティアや、
学童保育所での映画作りワークショップといった地域のための活動も、

NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭にとって、
欠かすことのできないフィールドだ。



「映像って面白いな、とか、映像って人間にとって大事なものなんじゃないか。
そうしたことを根本的なところから広めていきたいと思っています」
(高橋事務局長)

しかし、NPOのメンバーたちにとって、もっとも大切な活動は、
やはり2年に一度の映画祭本番である。



「スタッフのとてつもない苦労を積み重ねた上に、映画祭がある。

映画祭って、ジャンボジェットのように巨大なプロジェクトだけど、
実際はフタを開けてみたら、中ではみんな自転車漕いでました、
みたいな世界(笑)。

でもその苦労は映画祭に持ち込んじゃダメで、
それをいったん手放した上で、お客さんと一緒に騒ぐ場。
文字通りのお祭なんですよ」
(高橋事務局長)

次回の「祭」2011年の10月6日に始まる。

世界のドキュメンタリー最前線に触れながら、
熱気溢れるスタッフや参加者たちとの交流を楽しんでみたい。



(取材日2009年10月9日 山形県山形市 インタビュー・文章 本司有香)
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2010年03月30日(Tue) UP 芸術・スポーツ