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2020年11月17日

コロナに負けるな!団体紹介(28)〜影絵 光

2020年11月17日(火)

 第3波ともいわれる新型コロナウイルスの感染再拡大が心配されております。冬本場本番を控え、寒暖差も大きくなってきた昨今。そもそもの体調管理に一層気を付けたいところですね。

 全国的な感染拡大がニュースとなって連日報道されておりますが、年のはじめの頃と比べると、多くの市民の皆さんが各自での感染防止に気を配り、お互いに慌てないようにと日々を過ごされていることを感じます。

 ウイルスとの共存をいわれる昨今ですが、多くの人々との関係の中で毎日生活している我々にとって「共存」という当たり前の事柄を再度大切に感じられる機会なのかもしれませんね。

 さて。今回のコロナに負けるな!団体紹介では、長年にわたり、影絵の上映活動を行っている「影絵光」さんをご紹介します。

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【団体名】
 影絵光(かげえ・ひかり)

【団体概要】
 影絵の上演活動を行っている「光」さんは、素朴で美しい影絵を通して、子供たちや高齢者の想像力を育み、心の豊かさを育てるとともに地域住民との交流と会員相互の親睦を図ることを目的に活動しています。2007年にスタートし10年以上に渡り継続されています。

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 影絵といえば、人や手のカゲを使って表現することもありますが、光さんの影絵は、「影絵劇」です。童謡の音楽や、昔ばなしのストーリーに合わせて、暗体とよばれるキャラクターや背景が登場し、それらが明暗を含めた色鮮やかな舞台を作り出します。
 まちぴあと宇都宮市東生涯学習センターを会場に、月2回ほどの定例活動を行い、暗体の創作や、劇中の操作練習などを研鑽されています。

【現状とこれから】
 影絵の上演は、暗幕などを利用して真っ暗にした会場を必要とします。必然的に密を作る必要があり、そのため感染症の影響を多大に受けてしまいました。活動自粛期間が明けても、結局は披露する場がないという悩みから中々創作活動を再開する意欲が湧かなかったそうですが。

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「練習しないと、依頼に対応できなくなっちゃうから」

 そんな想いを胸に秘め、この秋から上演会に向けた練習を再開された影絵光さん。影絵で使用する暗体の保管を複数のメンバーで分担したり、実際に実演している練習の様子を画像に残し、集まれなくてもイメージトレーニングや修正作業を各自でできるようにしたりと、工夫を凝らしての再開となりました。

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 日本や世界の童話をモチーフにした手作りの影絵劇。このブログをご覧の皆様には、市民グループでありながら、素晴らしい上演活動をされる影絵光の存在を知っていただき、コロナに打ち勝った暁にはぜひ!上演依頼をドシドシとお寄せ頂けると幸いです。

 そんな未来に向かって、影絵光さんの頑張りが続いていきます♪

(記事投稿:O)

2020年11月16日

「第7回きずなセット提供活動」希望者募集のお知らせ

2020年11月16日(月)

登録団体:NPO法人フードバンクうつのみや
「第7回きずなセット提供活動」希望者募集のお知らせ

 このコロナ禍で仕事が無い、節約したい、バイトが減った、生活費が厳しい、学費が大変、仕送りが減った 皆様に食品セットを無償でお届けします。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた「栃木県内にお住まいの1人親家庭・学生(大学生・短大生・専門学校生・大学院生など)」を対象に、精米3sを含む食品パッケージ「きずなセット」を宅配便(ヤマト運輸)又は支援団体よりご自宅に配送します。準備数200セット。

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※クリックすると拡大します。

日 時:
応募期間:11月24日(火)18:00まで  
届け予定:11月末〜12月初旬頃にご自宅へ宅配

会 場: なし。宅配便又は支援団体より配送。

≪お申込みについて≫
@下記申込みフォームからご予約をしてください。
お申込みは申込みフォームからお申込みください※
※インターネットで予約できない場合: 028-348-3412まで
※祝日を除く、火曜〜土曜日10:00〜18:00まで電話対応可能
※繋がらない場合: 080-9669-2189 or 080-7062-2189まで

Aアンケートにご協力ください。
※こちらは任意です。紙媒体での送付も可能です。

Bフードバンクうつのみやからご自宅へ食品セット届きます。
※第7回きずなセット提供活動は支援対象を「栃木県内にお住まいの方」に限らせていただきます。栃木県外の方からのお申込みはキャンセルになります。ご了承ください※
※締め切り時間前に予定数に達した場合は早期締切とさせていただきます※

協 賛: J-coin基金 第1回助成

協 力: 認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク 
     宇都宮大学地域創生推進機構地域デザインセンター

【問合せ】
〒320-0027 宇都宮市塙田2-5-1 共生ビル3階
TEL: 028-348-3412 or 080-9669-2189
MAIL: info@fbu2189.org

2020年11月14日

冬季ボランティア体験「クリーン&ウオーク」参加者募集

2020年11月14日(土)

 新型コロナウイルスのニュースが連日報道されていますが、ウイルスがなくても冬に向かう今の季節は寒暖差も大きく体調を崩しやすい季節です。

 まちぴあでは、ボランティアでもしてみようかと思い立った方を対象にした、実際にやってみる場を「体験プログラム」と題して開催しています。例年ですとこの時期は、屋外での活動が一区切りついて、各地域でのサロン活動や、クリスマス会など室内でのボランティアが多くなる時期ですが、

 今年は少し難しいところです。まちぴあの体験事業では「釜川コケ落とし大作戦」が老舗でありますが。だからと言って水関係の活動はそれこそ・・・(冷)

 そこで、今回、ボランティア云々よりも身体を動かそう!を第一に。だったらせっかくなので、ゴミ拾いでもしてみようかということで企画してみました。

 まちぴあ周辺の地域で、1時間程度のウオーキング(お散歩)をしながら、防寒も兼ねての軍手と小さなゴミ袋で、落ちているゴミを拾う。そんな企画です。以下に詳細を記載しますので、関心のある方はご参加下さい。

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冬季ボランティア体験プログラム
「クリーン&ウオーク」

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■日 時:2020年11月21日(土)10:00〜12:00
      ※実働1時間程度を予定しています。12:00には完全終了。

■集合場所:宇都宮市まちづくりセンター

■活動地域:駅東公園とその周辺
       ※コースは決めません。
        公園内や外周など歩きたいところのゴミを回収しましょう。
        集まったゴミは、まちぴあで回収し処理します。

■参加費:無 料

■持ち物:動きやすい服装、軍手・飲物(任意)

■定 員:10名程度

■その他
・密防止の人数把握のため、事前に申し込みをお願いします。
・軍手、ゴミ拾い用ミニポリ袋は、まちぴあで準備します。
 マイ軍手などの持参も歓迎です。
・雨天の場合は中止です。個別に連絡はしませんので無理なく各自で判断下さい。
 時間になったら開始しますので、ご了承下さい。

「宇都宮市まちづくり応援事業」でも発信しております。パソコンやスマホで応援事業に登録し、このボランティアに参加申込みした場合には、当日ポイントを付与できます。(18歳以上の市民が対象)ぜひ、ご利用ください。

【問合先】
 ・宇都宮市まちづくりセンター(担当:小倉)
   TEL:028-661-2778

2020年11月13日

とちぎユニバーサルシアター「アイ・コンタクト」取材報告

2020年11月13日(金)

みらい・ともに・すすむ主催
とちぎユニバーサルシアター「アイ・コンタクト」取材報告

 先月25日、まちぴあ登録団体 みらい・ともに・すすむ主催による とちぎユニバーサルシアター「アイ・コンタクト」及び助監督トークショーがとちぎ福祉プラザ401・402会議室で行われました。

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アイ・コンタクト〜もう1つのなでしこジャパン ろう者女子サッカー〜

 以前ブログでも「コロナに負けるな!団体紹介」で紹介したみらい・ともに・すすむさんは障がいがあってもなくても幸せに暮らせる社会づくりを目的に活動しています。目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター。イヤホン音声ガイドによる場面説明や日本語字幕付き、車椅子スペース、親子鑑賞室がある映画館として行っています。

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≪アイ・コンタクトについて≫
 2009年夏、台北。第21回デフリンピックに初出場を果たした“ろう者サッカー女子日本代表”。全国各地から年齢や環境も異なる選手たちが集まって練習を積み重ね、思いのたけを込めて台湾での試合に挑んだ。 初めて世界に挑戦することで成長してゆく選手たち。

 映画は大会のみならず、学校や職場など、それぞれの歩んできた道や家族の思い、ろう教育の変遷と現状などにも迫り、オシャレで、おしゃべり、サッカー大好きな等身大の彼女たちを描き出す。スポーツ・ドキュメンタリーという枠を超え、ろう者への関心や理解も深まるドキュメンタリー映画である。
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上映が始まる前に注意点を手話で説明。

 今回協力団体であるジュニアあすか(登録団体:手話サークルあすかの系列)で月1回手話を学んでいる子どもたちが受付や上映会前の注意点説明など運営に協力していました。手話サークルあすか(ジュニアあすか)さんの取組みはまた後日紹介させていただきます。

 オリンピックやパラリンピックとは違うデフリンピック、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会です。経度難聴:40デシベル(普通の話し声がやっと聞き取れる程度)に対して、ろう:120デシベル(飛行機の爆音が感じられる程度)、出場されていた皆さんは100デシベル程度で大きな音であれば聞き取れるが、どの方向から聞こえるのかわからないというお話もありました。日本代表に選ばれた方の中にはあまりサッカーをしたことがない方もおりましたが、一生懸命、試合に向き合っている様子を見ることができました。

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菊永ふみさん トークショー(映画や異言語脱出ゲーム)

 上映会後、助監督であり一般社団法人異言語lab.代表理事の菊永ふみさんにお越しいただき、トークショーが行われました。アイ・コンタクトは過去センターでも取材したことがある「蹴る」で監督をされていた中村和彦さん。デフリンピックで映画を撮るため地域の手話講習会に学びに来ていた時に会ったこと、オリンピックとデフリンピックの違い、映画のなかで『ろう者にとって手話は生きる力そのもの』という言葉に感銘を受けたなどお話いただきました。

 さらに異言語lab.が開発したろう者・難聴者がコミュニケーションをとりながら謎解きをしてミッションをクリアする「異言語脱出ゲーム」のこともお話していただきました。現在みらい・ともに・すすむでは異言語脱出ゲームinうつのみやを計画しています。情報が届いた際にはブログでお知らせします。

 また、昨年度は宇都宮市市民活動助成事業の交付を受けて「奇跡の小学校の物語」のユニバーサルシアターを開催しようと進めておりましたが、コロナ禍により開催を延期、現在開催に向けて調整しています。

(記事作成:小松)

2020年11月11日

まちづくり応援!事務局おたすけ連続講座 第1回「組織づくり」報告

2020年11月11日(水)

 11月10日、まちぴあ主催による、NPO等活動団体の事務局支援を目的にした連続講座がスタートしました。

 第1回は「組織づくり」と題し、何かしてみたい!と志した市民があつまりグループになり、まちぴあをはじめとした公共施設を利用する際に求められる会則等の活動状況を明記した書類を有した任意団体から、さらに事業を継続・拡大させるために取得する特定非営利活動法人の法人格取得申請までの一連の流れを説明しました。

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 感染症防止に加え、晩秋に入り冷え込みが厳しくなった中ではありますが、現地14名、オンライン:1名の計15名の団体関係者の皆様が参加下さりました。

 講話は、まちぴあセンター長:小倉がつとめ、大きく分けて「任意団体」と「法人」の違いについてや、心強いけども色々とケアが必要な団体内部の調整など、運営と一言にいっても中々難しい、活動・運営していく上で起りえる課題について自身の経験も交えお話ししました。

 社会的・公益的な目的をもって、仲間を募り活動をする。

 この点においては、任意団体であっても法人であってもまずは活動をすることが可能であり、そのためには、集まった仲間たちが理解し合え、参加者を含めた方々が楽しめる(有益)だと思えることを実際にやってみることが大切で、

 スタートとしては、契約等の主体が個人に帰属するものの法的な義務が少ない任意団体からスタートし、活動の規模や継続を望む機運をとらまえて、公的な助成金にエントリーしたり、財政状況を情報開示するための会計を整えたり、参加者募集だけでない、報告を含めた情報発信のための広報があったりと。

 実際の活動をより分かりやすく、共感を広げるための手法としてこれら事務があり。またその先にNPO法人をはじめとした法人格を有する組織への成長があるということをお伝えさせて頂きました。

 今回の講座には、主に任意団体の皆さんが参加下さり、至らない点も多かったと思いますが大変熱心に聴講下さいました。

 組織に関することについては、連続講座で扱う会計、助成金、広報の他にも、定款作成や報告書作成などより技術的なことも多く、限られた時間で全てをお話しできませんでした。ぜひ、皆様には、こうした組織運営に関することで、悩みや疑問があった際には、

 まちぴあや、栃木県の支援センター(ぽぽら)、申請を受け付ける宇都宮市(みんなでまちづくり課)など、応援しているところがあることを再認識して頂き、こうした各種機関も活用しながら、皆様のよりよい活動へとつなげて頂ければと思います。

 ちなみに、こちらのページには、第1回講座の資料他、宇都宮市及び栃木県のNPO申請に関わるウェブサイトのリンクを貼っておきました。併せて、参考にして頂きながら、気晴らしも兼ねて、私たちのような支援機関を来所下されれば幸いです。

 次回の連続講座は、「会計」がテーマです。
 11月17日(火)18:00〜20:00です。ご参加の皆様、宜しくお願い致します。

(記事投稿:O)

2020年11月10日

まちぴあ連続講座2020 第1回「組織作り」参照資料

2020年11月10日(火)

 本日、18:00から行われる、まちぴあ主催連続講座第1回

「組織作り」

 のパワーポイント資料を公開しておきます。

 ボランティア、市民活動等を行うために有益となる、団体・グループから始まる「組織づくり」について説明したものです。

 NPO法人の申請手続きまでの流れを簡単にまとめたものですので、講話時の補足としてご参照ください。お役に立つのであれば、講座以外でも参考になさって下さい。


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2020年11月11日更新

 昨日の「まちづくり応援!まちぴあ連続講座2020」の第1回「組織づくり」の講座を行うことができました。

 その際、参加者の皆様からリクエストがあった、「NPO法人設立の流れ」(フローチャート)の資料を添付しておきます。

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 こちらの情報は、栃木県のホームページ「特定非営利活動法人の手引き NPO法人編」の第1節認証申請のPDF内にある資料となります。リンク先のページには、フローチャートをはじめ、手引きのPDFデータが全て参照できます。

 また、宇都宮市にお住まいの方や法人の予定所在地が宇都宮市内の方は、申請先が宇都宮市(本庁10階:みんなでまちづくり課)になります。

「宇都宮市ホームページ 特定非営利活動法人の手続き」

 法人設立関係の書類を紹介したページもリンクしました。併せて、ご活用下さい。

(事務局:O)

「コロナ時代のNPO・ボランティア事業の開き方」取材報告

2020年11月10日(火)

「コロナ時代のNPO・ボランティア事業の開き方」取材報告

 先日4日、とちぎボランティアNPOセンター ぽ・ぽ・らにて2020年度市民活動大学校 オンラインセミナー「コロナ時代のNPO・ボランティア事業の開き方」が行われ、オンライン(Zoom)上と会場で20名程が参加されました。

 コロナ時代に事業を実施するには、どのような対策を取ったらいいのか、医師の視点から地域づくりに関わる宇都宮協立診療所/千葉大学先進予防医学共同専攻博士課程 千嶋巌氏、島根県雲南市で高齢者を対象に、買い物を通した介護予防運動「ショッピングリハビリ」を展開されている光プロジェクト株式会社さんより事例紹介が行われました。

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千嶋氏 コロナウイルスについて動画を含めた説明

 諏訪中央病院さんから説明で使う事をご了承いただいた「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」や、家庭医お悩み相談所(youtube)を使って説明をしていただきました。詳しい情報は上記リンク先からご覧ください。どのように人から人へ感染するのか、感染経路が不明な場合はどのように身体に入ってしまうのかなど細かく説明をしていただきました。

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杉村氏 ショッピングリハビリの取組みについて 

 島根県雲南市で高齢者を対象に、買い物を通した介護予防運動「ショッピングリハビリ」を展開されている光プロジェクト株式会社代表取締役の杉村 卓哉氏よりコロナ禍の中での取り組みについて事例紹介をしていただきました。

 杉村さんは作業療法士であり、これまで外出していたのが、身体を動かさなくなりフレイル(虚弱)に、ゆくゆくは介護状態になることを防ぐため、日常生活総合支援事業を活用し商業施設で介護予防事業(空きスペースを改修した空間で運動教室やお買い物)を実施。フレイル(虚弱)予防による給付費抑制や買い物支援、地域経済の活性化が目的です。コロナ前と現在でどのような方法で事業を進めているか説明していただきました。

 最後に質疑応答ではまちぴあのような施設管理スタッフやボランティア活動を行う皆さんからセミナー時、質疑応答でのマイクの使い方などどうしたら良いかなどの質問がありました。

 まちぴあの場合、センター主催事業である釜川コケ落とし大作戦 (4月〜10月の期間で月1回開催)では事前の検温やマスク・軍手の着用などを行い、説明会などではリアル参加席とオンライン(Zoom)に分けて開催する等で対策をしております。今回改めてコロナについての正しい知識やコロナ禍での活動事例を聞くことができ参考になりました。

 主催であるとちぎボランティアNPOセンター ぽ・ぽ・らからは新型コロナウイルス NPO支援組織社会連帯(CIS)、LINE公式アカウント「栃木県-新型コロナ対策パーソナルサポート」を活用したサービス「とちまる安心通知」lなどの情報を教えていただきました。情報収集にお役立てください。

(記事作成:小松)

2020年11月06日

花王・ハートポケット倶楽部地域助成(栃木地区)募集のお知らせ

2020年11月6日(金)

花王・ハートポケット倶楽部地域助成(栃木地区)募集のお知らせ

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※クリックすると拡大します。

 花王鰍ナは社員有志による社会貢献寄付プログラム「ハートポケット倶楽部」を組織し、全国・地域のNPOを社員と企業で応援しています。 今年は、栃木事業場のハートポケット倶楽部が、栃木県全域の全ての分野で活動するNPOや市民活動団体から、「心温まる活動」 「地域で必要とされる活動」を対象に助成します。

●助成内容
・助成総額: 50万円 ・助成団体数: 4団体
・助成金額 ・メイン助成:20万円=1団体、10万円=3団体

●助成の概要
◎応募受付開始 ………10月20日
◎応募用紙提出締切……11月20日 必着
◎一次選考(書類選考)…12月中旬:
とちぎコミュニティファンド運営委員会により、二次選考の4団体を選出。

◎二次選考(投票選考)…1月中旬:花王ハートポケット倶楽部に参加している社員に応募申請書を公開し、投票で採択団体を決定します。

◎贈呈式・レセプション…3月:メイン助成とサブ助成の採択団体においでいただき、贈呈式・レセプションを行います。会場等は追って連絡します。

◎活動期間………2021年4月〜2022年3月(1年間)

◎活動報告………助成金を使った様子を所定の書式で簡潔にご報告ください。

●応募団体の条件:@営利を目的とせず、公益的・社会的な活動をすでに1年以上継続的に行っている栃木県内のNPO・市民活動団体・ボランティア団体(法人格の有無は問わない)A昨年度「メイン助成」を受けた団体でないこと(1年お休みのあとの応募は可)。

●応募方法: 前出の条件を満たす団体のうち、以下のような選考基準で選考を行います。 (1)「心あたたまる栃木にするための思いや役割」について所定の申請書に書き、応募してください。(2)先駆的であり、地域で必要とされ、一般の人に開かれ・参加できる活動であること (3)花王・ハートポケット倶楽部に参加する社員により、高い支持を得た団体。

※なお、応募団体の皆さんの思いを栃木・全国のみなさんにお伝えしたいので、「心あたたまる栃木にするための思いや役割」については、とちコミのホームページで紹介しようと考えています。この点ご了承ください。

●問合せ&申込み: 最寄りの地域窓口へどうぞ!!
認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク(とちぎコミュニティ基金事務局)
〒320-0027 宇都宮市塙田2-5-10共生ビル1階
電 話: 028-622-0021 FAX: 028-623-6036 Eメール: info@tochicomi.org

とちぎボランティアNPOセンターぽ・ぽ・ら
(とちぎ協働デザインリーグ)〒320-0032 宇都宮市昭和2-2-7
電話:028-623-3455 FAX:028-623-3465
Eメール:popola@tochigi-vnpo.net

■宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ(NPO法人宇都宮まちづくり市民工房
〒321-0954 宇都宮市元今泉5-9-7 
電 話: 028-661-2778 FAX:028-689-2731 Eメール: info@u-machipia.org

真岡市市民活動推進センター コラボーレもおか(NPO法人ま・わ・た)
〒321-4507 真岡市石島893-15 真岡市二宮コミュニティセンター内
電 話: 0285-81-5522 FAX:0285-81-5558  Eメール: collabo@trad.ocn.ne.jp

かぬま市民活動広場ふらっと
〒322-0054 鹿沼市下横町1302 まちなか交流プラザ1F
電 話: 0289-60-2212 FAX:0289-60-2213 Eメール: kanuma-flat@nifty.com

とちぎ市民活動推進センターくらら
〒328-0043 栃木市境町19-3(駅前庁舎1F)
電 話: 0282-20-7131 FAX:0282-20-7132 Eメール: kurara-tochigi@cc9.ne.jp

コロナに負けるな団体紹介(27)〜Anne Brass Band

2020年11月6日(金)

 目の覚めるような晴天と朝の冷え込みを一段と感じるようになりました。10月から11月に入って、数日しか進んでいないのに着々と冬の訪れが近いことを感じる昨今です。

 入場規制の緩和をはじめとした感染症と共存しながらの経済活動の活性化を目的とした取り組みが行楽シーズン真っ盛りの中行われていますが、市民レベルにおける文化活動の現場はまだまだ本調子には遠いのが現状なのかもしれません。

 音楽演奏、演芸、演劇、パフォーマンスなど集客を目的にしたり、多くの観衆を相手にする活動は、存在そのものが場を盛り上げる目的であるため、講演・実演依頼を受けて活動している方々にとっては、中々発表の場が巡ってこない時間が続いています。

 今回ご紹介させて頂く団体さんは、子育て中のママの皆さんが中心となってブラスバンドの演奏活動を行っている、

「Anne Brass Band」(アンネ・ブラスバンド)

 の皆さんです。こちらの皆さんも感染症の影響がなければ、子どもたちと一緒に楽しむ音楽の集いや市内の高齢者施設や幼稚園・保育園などの公共的機関などからの依頼を受け、訪問演奏などの活動を行っているはずでしたが、

 今年は、文化の季節である秋も活動が非常に困難な状況が続いているとのことでした。そんな皆さんが協力し、会場や演奏方法に工夫を凝らした屋外演奏会を開いたとのご報告を頂きましたので、ご紹介いたします。

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【団体名】
 Anne Brass Band

【概 要】
 アンネブラスバンドさんは、ブラスバンドの演奏経験があるママさん達が集まり、「子育て中でもブラスバンドを楽しみたい!」という思いから結成されたグループです。2015年に4人のメンバーでスタートし、昨年までに年7回ほどの主催、訪問演奏を重ねてこられました。現在では、20名ほどのメンバーで演奏するブラスバンドチームとなり、子どもたちと一緒に音楽を楽しんでいます。

 アンネブラスバンドさんの最大の特徴は、練習も演奏会も子ども連れokというところです。感染症の影響がなくても、小さな子ども連れではどうしても親の行動が制限されるものですが、子どもたち同伴が当たり前の演奏スタイルを作っておられます。

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 これまでにも「0歳から楽しめる吹奏楽コンサート」などの演奏活動を行っています。

【感染症の影響と現状】
 演奏活動の中でも、吹奏楽は特に飛沫感染の心配されるところです。年度初めの自塾期間中以降も、使用制限があったり、子どもも一緒にというスタイルが難しい場合もあったと思われます。
 アンネさんに限らず、中学・高校などの部活動も同様の状況だったのではないでしょうか。また、練習が再開されたとしても、依頼下さる施設やイベントの中止が相次ぎ、「せっかく練習しても何のために・・・」と悩んだ期間もあったと思われます。

【自分達で演奏会を実施】
 去る10月25日(日)。アンネブラスバンドの皆さんは、開催が困難な中にあっても、感染防止に様々な知恵と工夫を出し合い、演奏会を開催されました。

「ハロウィンコンサート」が、それです。子どもたちも含めた観客の皆さんが安心して参加できるように屋外の会場(塩谷町自然休養センター:屋外ステージ)を探し、演奏者・観客の密を考慮しながら、手作りの主催コンサートを行いました。

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 会場には、ハロウィンの仮装をした子どもたちがたくさん遊びにきてくれて、子どもたちと一緒に音楽を存分に楽しむ空間を創り上げました。音楽にあわせて、手作りのお化けが登場したりと、子どもたちも大人たちも、ワクワクドキドキできる音楽のワールドが展開された模様です。

 ものの本によれば、自発的・自主的に様々な行動を起こし、創意工夫をして生活することは人生そのものを豊かにする。そのことは誰もが分かっていても、現実は半分以上の人が受け身であり、社会情勢に流されながら日々の生活送ってしまうということが指摘されています。

 その意味では、自発的かつ多くの仲間たちと協力して自分たちの表現したいことを、様々な配慮をしながら実施するという行為は、この上なく尊く社会的意義のある行動なのかもしれません。こうした皆さんの取り組みを発信することにより、少しでも多くの市民の皆さんが、

「こうすればできる」

 ということを、思いついて下されば幸いです。

(事務局:O)

2020年11月02日

「ボランティア・NPOの運営おたすけ講座」開催のお知らせ

2020年11月2日(月)

まちづくり応援!連続講座2020
ボランティア・NPOの運営おたすけ講座

活動をよりよく行うための、組織作りや運営ポイント、助成金などの支援プログラムへの申請や、会計事務の大切さ、情報発信のコツなどを学べます。ボランティア・NPOの活動にまつわるスキルと知識を身につけましょう。

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※クリックすると拡大します。

●日 時: 11月10日、11月17日、11月24日、12月1日 18:00〜20:00

●場 所: 宇都宮市まちづくりセンター まちぴあ

第1回 日時: 11月10日(火)
【組織づくり】組織づくりの必要性・法人化のメリット/注意点・設立手続き/スケジュールなど

第2回 日時: 11月17日(火)
【会計】ボランティア・NPOの会計の基礎実務/集計と会計報告書作成など

第3回 日時: 11月24日(火)
【助成金】申請書作成のコツ/プレゼン発表のコツ/成果、会計等報告のコツなど

第4回 日時: 12月1日(火)
【広報】受け取ってもらえるチラシ戦略/実例で学ぶチラシデザインの基本/格段に良くなるチラシ作りのコツなど

◇参加費: 無料

◇対 象: NPO法人、社団法人、ボランティアグループなど

◇定 員: 各回オンライン参加(20名程度)

●申込方法: @申込書付きチラシを出力の上、事前アンケートを含め記入し、センターFAXまたはメールにて。A参加申込みフォームを送信。

【問合せ】宇都宮市まちづくりセンター まちぴあ
TEL: 028−661−2778 
FAX: 028−689−2731
MAIL: info@u-machipia.org