2020年10月14日(水)
10月11日に、小さくてもとっても素敵な場となった
「まちぴあぷちまつり」。今年のまつりは、新型コロナ感染症防止という観点が加わったため、規模縮小をはじめとした変更点が数々ありましたが、
あえて、このことで出来た「新しいつながり」もありました。
材料提供や参加の機会を分けて関わってもらう分散企画など、一堂に会さなくても協力いただける方法を実施できたことです。
ぷちまつりは、工作や室内遊びをメインに、地域の子どもたちが体験を通して楽しい思い出づくりができる場を作ろうとはじました。
長い棒状や、離れても遊べる種目を考え付いた時、思いついた工作の材料が新聞紙でした。新聞離れも叫ばれている昨今、まちぴあスタッフだけでは、子どもたちに存分な工作遊びができる量の新聞紙を集められるか不安だったので、9月に入った頃から利用団体の皆さんに回収協力を呼びかけました。
結果、当日までにいい感じの大量な新聞紙を団体の皆様から寄贈いただきまして。チャンバラ遊びだけでなく、ボールや子どもたちの競い合いの材料に使わせてもらいました。
地域の廃品回収に協力されているご家庭もある中で、無理のない範囲で集めて下さった新聞紙。おかげ様で、子どもたちが楽しく過ごせました♪ 余った材料は年明けに企画していることがありますので、そちらでも有効活用させて頂きます。
★★★★★ ★★★★★ ★★★★★復活しました!「げんきぶな」♪
まちぴあの研修室をご利用であったり、相談等ご用事があって来館された皆様にお声がけさせていただいて、分散参加型の企画としてスタートしたこの企画。
感染症の話題が出てすっかり有名になり、史上もっとも暑いと言われた夏を大忙しで過ごした黄ぶなちゃん。(勝手に夏バテだろうと思い遣り、)黄ぶなちゃんを元気づけるメッセージを添えたウロコを貼ってもらって、
黄ぶなちゃんを元気にしようということで、9月初旬からスタートしました。
始まった当初の「バッテンおメメ」からはじまり、9月下旬には半分ほどのウロコが集まってくれたので、「やみあがりおメメ」になりました。
来館者の方を中心に考えていたのですが、この企画もブログなどSNSで発信してみると中々の賑わいを見せてくれまして。10月に入ったあたりでは、
「随分ウロコが増えたね!」
「もうちょっとで完成だ♪」
と、意外に皆さんの注目を集めるようになってきていました。結果的には、まつり前日には、晴れると想定していた箇所がうまったので、元気いっぱいの「キラキラおメメ」に仕上げまして。
お客さんがたくさん来てくれた、おまつり会場に飾らせてもらうことができました。
「げんきぶな」
と、勝手に名付けさせてもらいまして。これからしばらくは、皆さんの想いのこもった黄ぶなちゃんにまちぴあを見守ってもらおうと思います。
思えば、奇跡的な天候となった今年のおまつりは、やっぱり黄ぶなちゃんのおかげなのかもしれませんね♪
・・・このように、今年のおまつり実施にあたっては、当日会場にこれなかったとしても、時間や立場を変えて多くの皆さんが協力下さいました。
皆さんの力をまとめ、それなりの形にさせてもらったのが、まちぴあ事務局ではありますが、材料集めにしろ黄ぶなちゃんにしろ、自分達だけではやり切れないことを全うできたのは、皆さんのおかげです。
また、当日の子どもたちのお相手に協力下さった高校生ボランティアの皆様についても、大変ありがたい存在でした。
10月中設置させてもらう「フォトボード」の作成だけでなく、子どもたちが楽しめる遊びプランを庭園してくれたのも高校生の皆さんです。
こうして、現場でも離れていても、集まる世代が限られていても。幅広い世代の皆様がご利用下さる、まちぴあらしいイベントが表現できたことは、何ものにも代えがたい宝物かと思えます。
(事務局:O)