2025年6月14日(土)
「まちぴあコネクト」は、登録団体の皆さんをはじめ、ボランティア、社会貢献等の活動を行っている活動団体の皆さんと、連携して実施するイベント事業です。
まちぴあを主な会場に、多種多様な活動をされている団体の皆さんとの交流と、たくさんの市民の皆さんと、まちぴあを賑やかな場所にしていきたいと思っております!
年度第3回目は、登録団体「一歩一歩日本語」さんにご協力いただき、7月7日の本番を前に「七夕(たなばた)」について、学ぶ交流会を開催下さいました。
一歩一歩日本語さんは、まちぴあの前身であるサポセン(2012年まで宇都宮市東生涯学習センター内にあった、ボランティア等支援機関)が始まるもっと前の1997年から活動をはじめた、外国人向け日本語学習を支援する活動団体さんです。
あしかけ30年近くにわたる活動の中で、主に初級から中級くらいの日本語検定を目指す、市内在住外国人の皆さんの学習支援を続けておられます。まちぴあでは、毎週月曜日・午前に、定例学習会を開催されており、この日は、「やさしい日本語」ハンドブックなども用いて、日々の学習支援の様子などをお話頂きました。
一歩一歩日本語さんの学習会は、勉強するだけはなく、今回の「七夕」のように春夏秋冬に合わせた季節の交流会も開催しているそうです。この日は、夏をテーマに外国人の皆さんに、七夕を知ってもらう会を企画されており、せっかくなので、まちぴあコネクトで実施して頂くこととなりました。
一歩一歩日本語の皆様、ご協力ありがとうございます。
この日の交流会は、短冊や飾り物をつくるワークショップをメインに、集まった皆さんと和気あいあいとお話しながら、笹飾りをみんなで作っていきました。ちょうど、まちぴあをご利用中の団体の皆さまにも、参加を呼びかけ、
色とりどりの短冊(五色の短冊)や、提灯型の色紙飾りなどを自由に工作していきました。小さいお子さんもいつの間にか参加下さり、ご家族で飾りを作って楽しんでくれました。
何だかんだと盛り上がりがあって、17名の皆さんが願い事や飾り物をつくり、七夕の笹飾りをゴージャスに飾ってくれまして。
工作中には、お馴染みの七夕の歌(「たなばたさま」ってタイトルだと今頃知りました)に出てくる歌詞の「のぎば」(軒先のこと)って何? 「すなご」(砂子。金箔銀箔を細かくしたもの)って何?
と、日本人に馴染みがありつつも、改めて考えてみると「?」となりそうな歌詞の意味をみんなで学びながら、工作を楽しんでみたり。例えば、のきば → 軒先 → 屋根のはし と、より簡単に説明する言葉選びについて、こっちの方が分かってもらえるなどなど話したりしながら、楽しんでいきました。
そんなこんなで。とても色とりどりの七夕飾りが、まちぴあの玄関を飾ってくれています。
本番の7月7日は、皆さんのお宅でも七夕を楽しんでもらえるように、まちぴあではしばらく七夕飾りを飾っておこうと思います。折り紙や短冊も追加できますので、飾りを作りたい方は、お気軽に、まちぴあ事務局までお声がけ下さい♪
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さて。次回、第4回目の「まちぴあコネクト」は、7月19日(土)に予定します。
この回は、まちぴあ登録団体「銀のORIGAMI」(ぎんのおりがみ)さんにご協力頂き、折り紙工作のワークショップを企画中です。
季節柄、海をテーマにした作品や、広島の平和公園に飾られる千羽鶴を再生紙として復活させた、折り鶴再生紙を使って、大谷地区の平和観音を作るワークにしようか・・・と、企画を考えて下さっています。
近日中に、改めてチラシ等で広報させていただくと思いますので、関心のある皆さん、折り紙などの工作をボランティアに役立てたいとお考えの皆さんのご参加をお待ちしております♪
(記事登校:O)