2024年8月11日(日)
8月8日〜12日の期間(5日間)にかけて、まちぴあには今年も宇都宮共和大学(シティライフ学部)から3名のインターン学生が職場研修にきてくれています。
今年は、お盆期間も近い時期ということもあり、まちぴあの施設利用もお盆モードな感じであることから、活動団体に同行したり、まちぴあ主催のボランティア体験事業に参加してもらうなど、地域での実際の活動体験をもとに、振り返りや活動の考察などをする内容で研修を行っています。
そんな中での8月9日は、登録団体「こくら工房」(ウシさん)のバルーン活動が、まちぴあからほど近い、御幸小学校(学童保育)からあったこともあり、学童指導員の先生たちや地域の方たちと一緒に、夏休みを頑張る子ども達のお楽しみ会に同行してもらいました。
バルーンアート体験自体は、いつもと一緒(イヌづくり〜剣)の基本形工作体験&自由遊びなわけですが、大変(っていうかメイン)なのは、事前準備。子どもたちが思い切り遊べるようにストック用風船を大量につくる作業を頑張ってもらいました。
今回の参加児童は、1年生から5年生までの40名ほどで。学童や地域のスタッフさんも含め、大学生達と併せて10名弱の陣容で準備に取り組み、子ども達の襲来に備えました。
御幸小学校とウシさんの関係については、学校内で行われている「放課後教室(宮っこステーション)」でお馴染みであることから、新一年生を除くほぼ半数の児童が、バルーン体験済みであることが、かなりな強みで。
準備や子ども達のテンションなどを熟知したスタッフも多いことから、色々と準備中に教えてもらいつつ、作業を進めていきました。
・・・開始時間の10時になると、学童施設(コミュニティセンター)から、子ども達が順次あつまり、早速工作開始。
ウシさんのレクチャーを聴きながら、スタッフさん、学生たち、風船づくり経験済みの子たちが低学年の子たちと一緒に工作をやっていきました。
【以下、大学生たちのコメントです!!】
★大学生Aさん★
今回私はコミュニティセンター「あそびのいえ」様でのバルーンアートのボランティアに参加させてもらい、御幸小学校の1年から5年生と一緒にバルーンを使ってイヌや剣を実際に作りました。
バルーンの膨らませ方や作品の作り方は、前日に学んでいたため、ある程度お手伝いができました。作品作りはもちろんですがそれ以上に、たくさんの子ども達の反応や要望をどう応えていくか、スタッフの皆さんの対応力を実感しました。
また、1つのバルーンから様々な形を作り、子供たちが感動するような作品を作り上げていたウシさんのパフォーマンスも魅力的で、この体験を通して、地域、学校、ボランティアなどの「協働」について自分自身が触れることができました。
★大学生Hさん★
ウシさんから (犬や剣)の作り方を聴きながら、実際に子供達に体験してもらい、私達も子供達の補佐として子供達がスムーズに作れるようにお手伝いさせていただきました。
上手に作れる子もいれば、中々作れない子もいました。本当はやってあげたかったですが、自分がやってしまったら、その子のチャレンジが出来なくなると思うこともあり、やり方を見せたりして、その子に実際に作ってもらうように工夫しました。
その結果、その子は自分で作れるようになったので、その後の工作も楽しそうに遊んでいました。教える立場の私もその子の様子を見てうれしくなりました。
★大学生Sさん★
今回の工作体験は、普段交流が少ない小学生たちや、親世代の皆さんと交流でき、非常に新鮮でした。経験できたことが、何より貴重だと感じました。
交流が普段から少ない子ども達と関わり、バルーンアートの活動を一緒に行うことによって子ども達が自分に自ら歩み寄ってくれたことが嬉しかったことが、今回、特にやりがいを感じた部分でした。
ただ、この体験をやってみて、私は自分の子供たちへの対応の仕方は本当に良かったのか、また、こうすればよかったのでは、と自分の中でも振り返ることがあり、こうした活動の振り返りが新たな課題を見つけ、見つめなおすきっかけにもなりました。
・・・楽しい中でも、それぞれの工夫や、こうすればもっと子ども達と楽しく遊べたのではないかと反省してくれる学生さんもいました。
バルーンアートやボランティアに限ったことではないですが、一見とても楽しそう(事実そうだったと思います)で大成功のイベントでも、更なる工夫や、運営側・見守り役になっている大人の皆さんの立ち居振る舞いや気遣いに注目している学生もあり、
非常に関心をもってかつ、向上心をもって取り組んでくれたことを伺い知ることができました。同行してもらった側としても、こうして、子ども達以外の目線による気づきや、感想をもらえたことは、非常に大きな成果となりましたね。
大学生の皆さん!
児童、学童の皆さん!! 大変お疲れ様でした♪
(事務局:O)