宇都宮大学における留学生及び地域住民を対象にした「防災まちあるき」が 2022年から行われるなど、多文化コミュニティの輪が広がってきています。しかし、未だ地域内で外国人と接する機会が少なく、多文化共生への関心が薄い状態があります。
今回多文化共生のまちづくりを進めている団体やその取組みにフォーカスを当て、発災前のコミュニティの大切さなどに関心を持っていただく機会としてシンポジウムを開催します。
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主催:宇都宮市まちづくりセンター 共催:宇都宮大学地域デザインセンター
まちづくりシンポジウム『防災目線で多文化コミュニティを考える』


〇日 時: 3月17日(日)13:30〜16:00
〇場 所: 宇都宮大学陽東キャンパス (宇都宮市陽東7-1-2)
8号館2階825教室
※会場が11号館アクティブ・ラーニング教室から変更になりました
【プログラム】
@基調講演:災害における外国人の脆弱性と可能性
-留学生の防災意識調査と 地域での防災まちあるきの実践 -
講 師:飯塚 明子 氏
宇都宮大学留学生・ 国際交流センター准教授
≪プロフィール≫
京都大学大学院地球環境学舎、博士 (地球環境学) 取得。米国とオランダの留学やベトナム、スリランカ、インドの海外駐在経験を経て、8年前から現職。専門は国内外の地域防災と国際交流。
A栃木県内の多文化 コミュニティ事例紹介
・多文化系まちづくり団体 「TABUWATA」
・清原地区国際交流会
B多文化防災 ワークショップ
コーディネーター:飯塚 明子 氏
東日本大震災で実際に起きた異文化トラブル事例をもとに、外国の人とのコミュニケーションについてグループで話し合います。
定 員: 50名 参加費: 無料
対 象: 地域コミュニティ・多文化共生に関心がある方
【申込方法】@申込みフォーム または Aチラシ裏面申込書をFAXまたはメール
※本申込書にご記入いただいた個人情報は、シンポジウムに関する連絡の目的のみに使用します。
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【基調講演】災害における外国人の脆弱性と可能性
-留学生の防災意識調査と地域での防災まちあるきの実践 -
日本人学生や地域自治会も関わる「留学生と防災まちあるき」企画を宇都宮大学が2022年から開催。災害時に危険な場所や役に立つ場所を確認しながら、地域を歩き、解決策を考えるグループワークなどを実施。
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【パネリスト紹介】県内で活動する2団体紹介
@多文化系まちづくり団体「TABUWATA」
誰もが暮らしやすい地域社会を目指して、コミュニティFMミヤラジでの番組づくり、 日本語で交流する「にほんごカフェ」 などの実施を通して「○○さんと呼び合える関係」づくりを行っています。
A清原地区国際交流会
清原地区住民と地区に在住する外国の方々が、同じ清原の住民として住みやすい地域社会をつくるため、日本語教室や交流活動。やさしい日本語版の清原地区防災マニュアルといった刊行物の発行など支援活動をされています。
【問合せ・申込み】
宇都宮市まちづくりセンター 「まちぴあ」 担当:小松
TEL: 028−661−2778
FAX: 028−689−2731
MAIL: info@u-machipia.org