2023年6月30日(金)
NPO法人宇都宮子ども劇場 さんは、0歳〜高校生の子どもたちとその家族を対象にした、演劇や朗読などの鑑賞活動や、キャンプなどの自然体験活動、子どもたち発案によるレクリエーション活動などを通して、
子どもたちのコミュニケーション能力や、学校外で出会う友達、様々な年代の人たちとの信頼関係構築といった、情操教育及び青少年育成に寄与する事業を行っています。
まちぴあにも、団体登録を下さっており、去る6月25日には、科学実験の体験活動をされている宇都宮大学生の先生(? 先生役を大学生さんがされています)をお招きした、科学実験教室
「野菜ロケットを飛ばそう!」
という企画を実施下さいました。今回の更新では、その時の様子をお伝えします♪
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今回の「野菜ロケット」は、科学実験と工作を兼ねたワークショップ形式の体験教室となりました。ダイコン、ゴボウ、ニンジンなどの日ごろからなじみのある野菜と、令和に生きる子どもたちには新鮮に映るかもしれない、カメラのフィルムケースを使って、
小型の手作りロケットを作り、飛ばしたました。
未就園児〜小学校高学年くらいの子どもたち、15名ほどが集まって行われた今回の工作体験では、3班に分かれて、班で力を合わせてロケットを作っていきました。
「なんで?野菜でロケット??」
と、?マークいっぱいの子どもたちに、手順を教えていく大学生先生。用意された野菜の他に、試してみたい(トマト、キュウリがいましたね)野菜を、大根おろし器ですっていき、ロケットの燃料を作っていきました。
この工程は、まさしく「力を合わせて」の部分で。各班5名くらいのメンバーたちと、大人たちのサポートで、次々に燃料がつくられていきました。
続いて、ロケットの本体であるフィルムケースに一工夫していきます。ちょっと細かい作業を低学年と高学年のみんなが協力して作っていましたね。案外、真剣にやっているのが印象的できた♪♪
・・・こうして出来たロケットに、野菜燃料を入れて。仕上げに、ご家庭にもある薬剤を入れて「燃料」が完成していきました。
※最後の一手間はネタバレしませんので、興味がある人は調べて下さい!
やってみたい人は、安全に十分注意して試しましょうね!!
こうした工程におけるアドバイスと、何がどうなるという解説を分かりやすくしながら進めていく大学生先生は、マジ先生でしたねぇ。。。
そんなこんなで、ロケットが完成したら〜〜〜もちろん、発射です!
赤ちゃん的なロケットですけども。科学なのでナメてはいけません。発射実験は、もちろんお外ということで、みんなで駐車場に移動して、発射させてみました!!
「3、2、1」
というお馴染みのカウントダウンの後に、案外(いや、本当に)大きな「ポン!!」という音ともに飛び上がるロケットたち。こんな小さなロケットであっても、5メートル以上は軽く飛んでいまして。
「かがくってすごいねーーーー!!!」
と、子どもたちだけでなく、大人も一緒になって盛り上がってしまいましたとさ♪
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・・・いーーやぁーーー。
ほんとに、すごい飛んでたねぇ。野菜ロケット。見事でした♪
科学って面白いなぁと思ったり、大学生さんすごいなぁと思ったり。感心しきりの体験教室でしたが、やはり、一番の感心は、参加された子どもたちはもちろんのこと、親御さんたちもとても楽しんでおられたところですね。
子ども劇場さんの活動は、子ども時代に「いっぱいのすごいに出会う」がテーマであるということですが、子どもたちと一緒に、大人たちも子ども時間に一瞬戻るというか、そんな体験もできるんだなぁと感じたところでありまして。
子どもたちにとって、とても大切な存在である、親御さんはじめ大人たちが、ある意味において「子どもたちを学ぶ」場でもあるのが、子ども劇場さんの取り組みなのだなぁと改めて考えさせられました。
今年度も、年間を通じて、様々な企画を予定している「宇都宮子ども劇場」さん。ぜひ、興味のある皆さんは、活動に参加してみては如何でしょうか!?
(事務局:O)