過去2回開催した2022年度コミュニティボランティアプログラムも今回が最終回になります。
11月27日(日)、令和4年度今子連秋祭りが開催されました。
近年はコロナの影響もあり、地域の祭りという部分が中々開催されませんでした。そんな中、コロナ過となってから初めての今子連秋祭りとなりました。
特に大きなアクシデントも無く、無事に開催され本当によかったです。
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今年のコミボラは地域の催し物というものに中々参加できず、まちぴあが独自でイベントを開催し、ボランティアとして学生さんたちに参加してもらうという形で何とか活動してきました。
このままではコミボラの命題である「地域住民が行う様々な活動に参加し地域活動の重要性を学びコミュニティの担い手として活躍できる環境づくりを知る機会を提供する」という部分に触れられないのでは…と危惧していました。実際、まちぴあ開催の過去2回のコミボラでは確かに地域に住む子供たちと交流はできましたが、地域のコミュニティという部分では希薄でした。
今年度の今子連秋祭り開催決定を聞いたときは、やっと予定通りのコミボラができると本当に安堵し感謝したものです。
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さて、そういう訳で開催が決まりいざ準備という段階になりましたが、11月という季節は学生にとって多忙の時期。ボランティア募集をかけて集まった人数は3人、準備に来れるのは2人という結果に。秋は忙しいということを失念しておりました。
今回まちぴあが与えられた任務はバルーンアートを秋祭りに遊びに来た子供たちに作成、配るというもの。
準備で我らがウシさんからバルーンアートを学び、本番作成するという運びでした。
流石に3人がその場で作成して配布、というのは厳しいと判断し前日にウシさんがまとまった数を作成しておいて、当日に完成品を配りつつ適宜作成していくという流れになりました。ウシさん、本当に助かりました。ありがとうございます。
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当日です。
快晴でした。それはもう快晴で少し暑さを感じるほどでした。
バルーンというものは時間が経てば割れてしまうもので、前日作成のバルーンはいくつか割れていましたが、それでも充分な数がありました。
今子連秋祭りは元今泉3丁目公園で行われ、公園各地にある催しスタンプラリーを回っていくという構図となっていました。まちぴあはその順路の最後にバルーンを配るという手筈です。ちなみに小学生以上はくじ引きで当たったら貰えることになっていましたが、意外と当たりの排出率がシビアだったのが印象に残っています。
学生さんたちには随時空き時間でバルーンを作ってもらっていたので、後半には教えてもらっていた剣とハートはもちろん、動物や花などオリジナルでバルーンを作っていました。毎回書いている気がしますが高校生の成長力には驚かされます。若さって凄いですね。
最後の方は用意していたバルーンが無くなり、子どもたちのリクエストに応える形となりました。しっかりリクエスト通りにバルーンを作り渡していて流石だなあと感心しました。子どもたち以外にも秋祭りに参加されていた地域住民の方々と談笑する場面も見受けられました。無事にコミボラとしての活動を全うできたと思います。改めて、参加してくれた皆さん本当にありがとうございました。
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以上で、今年度のコミュニティボランティアは終了になります。
先述しましたが、今年もコロナの影響を直に受けた年となりました。
本来予定されていた八坂神社例大祭や夏の夕べなどの地域の祭りが中止せざるを得ない中、何とかコミボラを続けることができたのはよかったと思います。
コロナ過における地域との関わり方を模索した1年でした。これが正解だったかは分かりませんが、少なくとも参加者全員に陽性者は出ず、無事終了したことは成果として充分だっただろうと思います。
また、去年と一昨年は企画するも諸々の事情が重なり頓挫…という流れが多く1年に1回しかコミボラとして活動できませんでした。今年は予定の活動とは異なりましたが、予定通りの3回開催ができました。やっと「学生たちにボランティアの場を設ける」ことができたと思います。
今年はあくまで特例ですので、来年は予定通り動けることを願うばかりです。
改めて、ボランティアに参加してくれた学生の皆さん、まちぴあ開催の祭りに来てくれたご家庭の皆様、今泉地区の皆様、本当にありがとうございました。
(記事投稿:S)