2022年9月14日(水)
栃木県シルバー大学校 は、シニア世代のシルバーライフの充実を目的に、栃木県内北・南・中央に設置されている機関です。
入学されたシニアの皆さんたちは、2年間にわたり福祉や健康づくりなどの自分に関心のある科目を選択し、学習されています。近年は、ボランティア等地域活動につながるよう、シニア世代の人材育成的な役割を果たしています。
9月13日(火)に行われた、「地域活動団体マッチング授業」は、今年度卒業される41期生・中央校の皆さんを対象として実施された取り組みです。
卒業後も地域で何かしらのボランティア等活動に取り組む際に、すでに活動している団体や支援センターを知ってもらうことで、団体への入会や、自分たちでグループを作って活動するなど、様々なやり方がありますが、
そんな「さまざまな方法」をより具体的にイメージしてもらうことを目的に企画された授業であると思います。
これまでも、何度か実施されているそうですが、今回の授業には、まちぴあもお招き頂く運びとなりまして。はじめて参加(スタッフ1名)してきました。
会場は、中央校が設置されている、とちぎ健康の森。会場には、栃木県内で活動している各種活動団体(フードバンク、民話語り、傾聴、子ども支援)など6団体と、まちぴあを始めとした中間支援センター系の皆さんが9団体集まりました。(計15団体参加)
風景的には、シニア世代版就職説明会のような感じでして、41期生の皆さん(約100名)が、それぞれのお住まいに近い団体やセンター、馴染みのあるところの活動団体など、それぞれ自由に団体のブースを訪ね、
ブース出展している団体側のメンバーとの意見交換や、各種取り組みのチラシなど掲示物をみながらの質問などを行っていきました。
まちぴあとしては、今回初の協力となりましたが、県の支援センター「ぽぽら」さんや、まちぴあ運営法人の「まちづくり市民工房」との連携によって、今年の夏時期にかけて、生徒さん達の視察研修や、ボランティア体験などの取り組みに関わらせて頂いたこともあり、
顔見知りの受講生さんたちもたくさんおられて、その切の思い出話などにも花を咲かせることができました。事前に、皆さんとの交流があったおかげで、単なるセンターPRに留まらない交流ができたのは幸せでしたね♪
その中でも、個別にまちぴあ(センター長)にインタビューを申し込んで下さった「にこにこチームD班」の皆さんは、調査発表の授業の際に使ったプレゼン資料を持ってきて下さり、無事に報告ができたとお話し下さりまして。
「人と人との顔が見える交流」
が、しっかりできた機会になったと思います。
感染症の影響により、中々現地参集型の大規模集会というものが実施困難になっている昨今で、オンライン等での代替えもありますし、情報収集などの点においてはとても便利と思う一方で。やはり、現地で人と人とが出会うということも、大変意義深いと改めて思いました。
宇都宮市には、まちぴあ以外にも地区市民センターや生涯学習センターなど、他にもたくさんの活動拠点施設が設けされていますが、よろしければ、卒業された後の団体活動の拠点として、まちぴあも活用頂けると嬉しいです。
また、地域活動といえば、ボランティア・市民活動系団体の他に、各地域には自治会組織もありますね。まだまだ地域で頑張っている団体・組織も多いことから、いろいろな場面で地域貢献に取り組んでいる方たちとの出会いの場として充実していくことを期待しています。
(事務局:O)