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2022年09月05日

「傾聴こだまの会Zoom講習」実施報告

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傾聴こだまの会は主に宇都宮駅東周辺の高齢者施設と連携して高齢者への傾聴活動を行っている団体です。
(歴史を紐解くと、まちぴあがまだ宇都宮市民活動サポートセンターと呼ばれていた頃に実施した「傾聴ボランティア養成講座」受講生が中心になって結成された団体でもあります)

ただ、ここ2年はコロナ禍で施設訪問を自粛する事態が続いています。
今後も新型コロナの収束が見えない中、県内で「オンライン傾聴」を実施している団体があると知って、活動継続のために自分たちもチャレンジしてみようと思ったそうです。

とはいえ…ほどんどのメンバーがZoomを使用したことのない傾聴こだまの会の皆さんにとっては、何から準備すれば良いのか、何をどうすればよいのか、ちんぷんかんぷんな状態に。
そんな話を聞いたまちぴあスタッフが講師となって、Zoomについて解説する講習会を行うことになりました。

2022年8月29日(月)、傾聴こだまの会の定例活動に合わせて、4名の方にZoom講習を実施しました。

まず、Zoomというオンライン会議システムがあることは知っていても実際の画面を見たことが無いメンバーさん向けにデモンストレーションから。
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まちぴあ事務室とミーティングルームを中継し、遠隔の状況を再現します。
タブレットからも入室してもらい、どんな画面構成になるのか、あえてハウリングの状況も体感してもらいました。

その後はスライド資料で60分ほど解説。
傾聴こだまの会のメンバーのほとんどが60〜70代のシニア入口世代ということで、普通の講習では省略されやすい必要機材やネット環境について詳しく解説しました。
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パソコンやスマートフォンを所持していても、シニアフォンやらくらくフォンの中にはZoomアプリがダウンロード出来ない若しくは容量不足で満足に稼働出来ない機種があること、一般家庭のディスクトップPCのモニター(ディスプレイ)にはカメラ内蔵型が少ないため外付けのWebカメラが必要になるなど、必要機材の準備の段階で確認することを整理しました。
また、使用する場所に十分な速度で無制限に利用できるオンライン接続環境があるか、その場所は静かな場所であるか(自宅などにオンライン環境があっても居間が大半で、静かな自室にまで配備されているか)といった気が付きにくい部分を説明しました。
Zoomに無料プランがあるとはいえ、環境整備のための機材購入等である程度の出費が必要になる可能性などを考慮してもらい、会の中で検討する事項を提案しました。
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IT格差というか、シニア層と若者・子育て層ではITに対しての投資額が異なるため、手軽に始められると謳われているオンライン会議システム導入にもかなりの手間が発生します。

ただ…例えば、旅行の話題が出た際に、マップや景勝地の写真をすぐ検索・表示して記憶や思い出を補完する・共有できるといったメリットもあり、活用できれば、今までにない傾聴の形が広がること、オンライン傾聴には現状打破だけではなく夢や可能性が大いにあることもお伝えしました。

今後、団体としてオンライン傾聴を実現していくためには高齢者施設側の理解・協力も不可欠ですし、クリアすべき課題も多いかと思いますが、ぜひ取り組んで頂きたく、まちぴあとしても可能な限りのサポートをしていきたいと思います。

(記事投稿:鈴木)

【参考URL】
・まちぴあ勉強会 Vol.2「主催者(ホスト向け)Zoomミーティング使い方セミナー」開催報告
まちぴあ勉強会 Vol.1「Zoom接続お試し会&初歩的な使い方セミナー」開催報告
Zoom等オンライン活用講習会 実施報告
フェスタmy宇都宮2017「まちぴあひろば」実施報告その3
傾聴こだまの会 老人福祉施設夏祭りに参加