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2021年11月01日

「障がい者福祉を考える講演会」取材報告

2021年11月1日(月)

 登録団体「NPO法人障がい者の一人暮らしを考える会」さんは、障がい当事者でありながら、障がい福祉・共生社会実現に関する市民活動を行っている代表者の方が中心となり、そんな代表者の熱い思いを一緒に実現しようと集まった皆さんで組織された活動法人です。

 お住まいの栃木市を中心に活動されておりますが、県内全域においても障がい福祉に関する啓もう活動を行いたいと、2021年に、まちぴあにも団体登録を下さいました。

 そんな法人の皆さんが、10月31日に主催講演会「障がい者福祉を考える講演会〜障がい者福祉と支援とは」を、栃木県障害者スポーツセンター(通称:若草アリーナ)にて催されました。

 菊池 月香氏(社会福祉法人同愛会 光輝舎 施設長)を招へいし、福祉施設という現場で日頃より障がい者福祉に接している目線と、県・全国の各種研修会や学会等に参加されている障がい者福祉の実務・法律的な目線においても学びの多い講演会です。

 この講演会を、まちぴあでは取材も兼ねて、設営・運営の協力もさせていただきました。

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 当日は、朝から会場に主催者・ボランティアの皆さんが集まりました。感染症の影響も落ち着いている昨今ではありますが、講話も伴う講演会場は十分なスペースを想定して設営を予定されていました。

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 機材設営の損傷がないようにフロアに養生シートを敷いたり、椅子などの機材を準備したり。設営時点から、みんなで協力しながら、参集される聴講者の皆さんを向かい入れる準備をしていきました。

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 同時進行で、法人がこうした集会の際に合わせて行っている福祉施設等の皆さんが作った商品を販売するミニ交流会(普段は、にじ色まつりと題して盛大に行っています。今回は、感染症対策もありコンパクト化しました)が、屋外スペースで展開され、

 講座聴講を目的にした以外の市民の皆さんへのPRも兼ねて実施されました。

 13:30には、講座開会がはじまりました。

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 講座には、障がい当事者の方、支援者の皆さんを中心に30名ほどがお集り下さいました。

 菊池氏の講演は、栃木県内における障がい者支援、生活支援事業についてのあらましや、現在実施されている福祉サービスの概要、障がい者福祉施策の時間的変遷などなど、現在試行されている福祉サービスや、その根拠となっている各種法律の紹介に加え、

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 福祉従事者として、各種仕組みを理解しつつ、実際にサービスを活用していく側の注意点などを添えてお話し下さいました。障がいの違いや症状の違いも加味しながら、特に当事者の意思決定を尊重しながら個別の支援計画を行っていくとのお話しを頂きました。

 近年の障がい福祉における各種サービスは、サービス受益者である本人の意思(自己決定)を尊重しつつ、意思決定が困難な場合においても様々な情報を把握し、根拠を明確にしながら本人の意思を推定するなど、運用についても個人意思の尊重に重きが置かれ策定されていることを学ぶことができました。

 また、講演会後半には、大学生時代に重度訪問介護アルバイトに従事した経験のある方の体験談や、学生さんがまとめられたレポートを紹介してもらいながら、介助という機会で得た感想や想いを発表してもらうなどの時間が設けられたのち、

 参加者同士の意見交換が催されました。サービス利用に関する質問や、変化していく施策や社会情勢を含めた、障がい者福祉について、改めて考える講演会となった模様です。

(記事投稿:O)