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2021年05月21日

まちぴあ視察〜共和大学の皆さんが来館くださいました♪

2021年5月21日(金)

 感染症の影響が続く中、史上かなり早いタイミングでの梅雨入りも予想されている今日この頃です。個人的には大好きな野球中継がコロナの影響もあってしばらくお休みともなった・・・ってのはいいですけども。

 何とも、乗り切れない状態が続いているところです。

 そんな中でありますが、楽しく嬉しくなる出会いというものはあるものです。

 本日、共和大学シティライフ学部の西山弘泰専任講師のもとで学んでおられる大学生の皆さんが、まちぴあを視察にきて下さいました。

 西山先生は、地理学博士でありながら、宇都宮市における空き家問題などの都市の課題や地域開発についての研究等を行っておられ、学生たちと大谷地区のまちづくりなどにも関わりをもっておられます。

 この日は、大学のキャンパスがある宇都宮市中心部周辺のフィールドワークを学生の皆さんと計画されていたそうです。その内、ボランティア活動に関心のある学生さんがあるとのこともあって、まちぴあの視察も打診下さいました。

 本来であれば、粗方ワークが済んだあとの良い意味でのおまけだったそうですが、ジメジメの梅雨もいい仕事をしてくれます。雨天のため、まちぴあ視察をメインに据えて下さることとなり、ガッツリ8名の学生さん達と意見交換させて頂きました。

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 まちぴあと共和大学さんとの関係性でいきますと、例年夏ごろに行われるインターンシップに毎年2名程度の学生さんが希望下さる他、「釜川コケ落とし大作戦」「学生ボランティア交流会」などの体験プログラムに、個別でご参加下さったことがあったところです。

 初まちぴあの学生さんがほとんどでしたが、簡単にまちぴあの施設機能等をご説明したあとは、意見交換は盛り上がりました。

「ボランティアの始め方と続け方」

 というのが、大きなテーマといったところでしたでしょうか。これまでも、西山先生の指導のもと、市内で行われている様々なまちづくりプロジェクトに参加・協力されてきた学生さんたちですが、今後は学生達が自主的にやりたいことを見つけて、自分達で地域に出たり、何かの活動をやろうという案があるそうで。

 そのとっかかりの部分でもある、関わりの始め方と、自分達の頑張りを認知してもらうための続け方について語りあいました。

 まちぴあ側としては、「とっかかり」の部分としてあるのが体験プログラムで、学生に限ったことではないですが、学業の他にもサークル、友達付き合いエトセトラとある皆さんが、

 時間のある時に、一回だけでも参加できるようにと各種体験プログラムを行っていることをお話しし、そこで「楽しい」と思ったら、自分達のペースでできることを続けていけるように、仲間を募ってグループ化してみる(まちぴあへの団体登録)という流れがあることをお伝えしました。

 自主性を活かした活動をするためには「活動する自分が楽しく、対象となる他人も楽しい」ものを見つけていくことが大切で。ボランティア、まちづくり、社会貢献、公益性・・・というと難しくとらえがちですが、

「楽しめるもの、楽しませられるを探す」

 と考えてみると、学生さん一人ひとりが持っている趣味や特技を活かしながら、初めてみて、さらに少しずつ地域・社会課題と言われているものに近づけていくという方法論めいたものを提案させて頂いたりしました。

 こうした意見交換の際には、大概「ゼミで来ました」的に小さくなっている方も少なくないのですが、活発に質問が飛び交ったことで、当初20分の予定が、ガッツリ授業一コマ分くらい話すということになってしまいました。

 こうした意見交換になると、楽しくなってくどくなるキライもある担当者でしたけども。活動のアイデアが浮かんだ際には、ぜひとも、まちぴあをご活用頂けると幸いです。

 何か、今後がとても楽しみになった共和大学生の皆さんの視察対応でした。

(事務局:O)