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2021年03月25日

宇都宮市市民活動助成金交付団体紹介(9)ともしびプロジェクト宇都宮

3月25日(木)

宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。

 障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。

 このコーナーでは、令和2年度の助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。

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第9回目は、「ともしびプロジェクト宇都宮」です。
以前、オンラインイベント「リメンバー3.11」の様子を他のスタッフが紹介していましたが、今回はオンラインで行われた現場バージョン「ココロツナガル3.11」のサプライズともしびの様子を紹介します。

IMG_1739.JPG


最初に、東北芸術工科大学の学生で、宮城県南三陸町志津川出身の高橋知暉さんが震災当時のことや津波にのまれ今も行方が分かっていない父親のこと、震災のことを忘れるかのようにのめりこんだ野球のこと、そして大学を卒業した後の目標についてオンラインで話してくださいました。

この様子は手話通訳も行われました。

高橋さんは、震災当時小学5年生で、学校にいたので津波にのまれることなく無事でしたが、当時南三陸町防災対策庁舎に勤めていたお父さんが、南三陸町を襲った大津波に巻き込まれ、今も行方が分からないといいます。

ココロツナガル12.JPG


お父さんが教えてくれた野球が心の支えとなり、震災のことは忘れて無我夢中で練習に励んでいたそうですが、高校の時試合中にケガをし、野球は断念することとなってしまったそうです。

大学は山形県にある東北芸術工科大学に進学し、環境デザインなどについて学んでいるそうで、卒業後いつかは南三陸の復興に関わることができたらと考えているそうです。

そして、今伝えたいこととして、「今回の話はあくまで僕自身のこと」「今でも苦しんでいる人がいる」ということだと話してくれました。

ココロツナガル15.JPG


高橋さんの話が終わってからトークセッションが行われ、宇都宮大学地域デザイン学部の学生と、宇都宮大学大学院の学生とのトークセッションが行われ、それぞれ震災当時のこと、その時にどう思ったかなど同世代同士だからこそのトークセッションをしていました。

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トークセッションの途中からキャンドルの火を点けはじめ、「2011.3.11〜みらいへ つなぐ つながる 2021.3.11うつのみや」という文字が現れ、トークセッション後はその場にいた皆さんと一緒になってキャンドルの火を見ていました。

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・・・・・・・

今回のイベントに参加してみて、震災とはどういういうものだったかを忘れてはいけないなと思いました。(個人的にはいろいろあった時なので忘れたい気持ちもありますが)
次世代にどういう形でつないでいくのか、防災に関してもう一度しっかり考える機会にもなりました。

日本は災害が多い国。いつ何が起きてもおかしくはありません。
この機会に皆さんも災害が起きたときどこに避難するかもう一度家族でしっかり話し合ってみてください。

そして、今回で令和2年度宇都宮市市民活動助成金交付団体の紹介は終わりです。
知らなかった団体さんともつながりを持つことができ、またその活動を知ることができたので大変ではありましたが担当してよかったと思います。
令和3年度も紹介の担当をさせていただく予定なので、どんな団体さんと出会うことができるかとても楽しみにしています。

最後まで見ていただきありがとうございました!


(記事作成:T)

宇都宮市市民活動助成金交付団体紹介(8)ちゅんちゅんこども食堂すずめのす

3月25日(木)

宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。

 障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。

 このコーナーでは、令和2年度の助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。

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第8回目は、「ちゅんちゅんこども食堂すずめのす」です。

まずは、子ども食堂についての説明を。
子ども食堂とは、地域住民等が主体となり、無料または低価格で子供たちに食事を提供する場所のことです。
子どもたちの食事の提供の場だけではなく、親御さんの仕事が忙しく、孤食になりがちな家族などが集まって食事をすることも可能となっています。
生活困窮家庭だけが利用すると思われる方も多いかと思いますが、家庭環境に関係なく、子どもから高齢者まで誰でも利用することができる地域の居場所です。

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現在では、全国で5,000か所以上あり、栃木県内には45か所以上開設されています。

雀宮地区でも生活困窮家庭があることを知った有志が「食から貧困を改善したい」と2018年にちゅんちゅんこども食堂すずめのすは開設されました。

毎月第2・第4火曜日に開設され、栄養たっぷりの温かい食事が提供されており、料金は寄付制となっています。
「食を選ぶ楽しさ」を重視しているので、メニューは毎回違う献立で、常に4〜5品そろえられているそうで、楽しく賑やかに食事をした後は、子どもたちは遊び場として借用している地域の公民館でたくさん遊び、お母さんたちは、コーヒーを飲みながら語らう時間となっており、子どもも親御さんも楽しめる場所となっているそうです。
また、節分やハロウィン、クリスマスなど季節のイベントに合わせたメニューやイベントもあるほか、食堂開催日以外にも、夏にはバーベキュー大会、年末には餅つき大会をするなど子どもたちが喜ぶようなイベントも開催しています。

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しかし、2020年3月ごろから新型コロナウイルス感染拡大によるステイホーム週間や緊急事態宣言が全国に発出されたことなどを受け、3か月間ほど休業せざるを得なくなりましたが、お弁当配達に切り替えるなど、できる限りの取り組みを行い、7月から検温や消毒の徹底・食事を囲むテーブルにパーテーションを置くなど感染防止対策を取りながら通常営業を再開させ、コロナ禍の今でも精力的に活動を行っています。

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コロナ禍でのお弁当配達の様子は2020年5月に新聞で取り上げられました。

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ちゅんちゅんこども食堂すずめのすの運営は、ボランティアの皆さんによって行われているほか、食材など必要なものを購入するお金は皆さんの寄付で賄われています。
いただいた寄付は、食堂の運営費や子どもたちの体験活動、12月から新たに始まった学習支援等の費用に充てられるとのことですので、ご支援よろしくお願いいたします。

また、調理スタッフや運営スタッフ、学習支援スタッフも随時募集しているとのことですので、興味がある方はぜひ「ちゅんちゅんこども食堂すずめのす」に連絡してみてください。

(記事作成:T)