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2020年11月11日

まちづくり応援!事務局おたすけ連続講座 第1回「組織づくり」報告

2020年11月11日(水)

 11月10日、まちぴあ主催による、NPO等活動団体の事務局支援を目的にした連続講座がスタートしました。

 第1回は「組織づくり」と題し、何かしてみたい!と志した市民があつまりグループになり、まちぴあをはじめとした公共施設を利用する際に求められる会則等の活動状況を明記した書類を有した任意団体から、さらに事業を継続・拡大させるために取得する特定非営利活動法人の法人格取得申請までの一連の流れを説明しました。

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 感染症防止に加え、晩秋に入り冷え込みが厳しくなった中ではありますが、現地14名、オンライン:1名の計15名の団体関係者の皆様が参加下さりました。

 講話は、まちぴあセンター長:小倉がつとめ、大きく分けて「任意団体」と「法人」の違いについてや、心強いけども色々とケアが必要な団体内部の調整など、運営と一言にいっても中々難しい、活動・運営していく上で起りえる課題について自身の経験も交えお話ししました。

 社会的・公益的な目的をもって、仲間を募り活動をする。

 この点においては、任意団体であっても法人であってもまずは活動をすることが可能であり、そのためには、集まった仲間たちが理解し合え、参加者を含めた方々が楽しめる(有益)だと思えることを実際にやってみることが大切で、

 スタートとしては、契約等の主体が個人に帰属するものの法的な義務が少ない任意団体からスタートし、活動の規模や継続を望む機運をとらまえて、公的な助成金にエントリーしたり、財政状況を情報開示するための会計を整えたり、参加者募集だけでない、報告を含めた情報発信のための広報があったりと。

 実際の活動をより分かりやすく、共感を広げるための手法としてこれら事務があり。またその先にNPO法人をはじめとした法人格を有する組織への成長があるということをお伝えさせて頂きました。

 今回の講座には、主に任意団体の皆さんが参加下さり、至らない点も多かったと思いますが大変熱心に聴講下さいました。

 組織に関することについては、連続講座で扱う会計、助成金、広報の他にも、定款作成や報告書作成などより技術的なことも多く、限られた時間で全てをお話しできませんでした。ぜひ、皆様には、こうした組織運営に関することで、悩みや疑問があった際には、

 まちぴあや、栃木県の支援センター(ぽぽら)、申請を受け付ける宇都宮市(みんなでまちづくり課)など、応援しているところがあることを再認識して頂き、こうした各種機関も活用しながら、皆様のよりよい活動へとつなげて頂ければと思います。

 ちなみに、こちらのページには、第1回講座の資料他、宇都宮市及び栃木県のNPO申請に関わるウェブサイトのリンクを貼っておきました。併せて、参考にして頂きながら、気晴らしも兼ねて、私たちのような支援機関を来所下されれば幸いです。

 次回の連続講座は、「会計」がテーマです。
 11月17日(火)18:00〜20:00です。ご参加の皆様、宜しくお願い致します。

(記事投稿:O)