CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2019年12月23日

登録団体こっころ主催「パパと子のクリスマス会」取材報告

2019年12月23日(月)

 12月22日、まちぴあ登録団体「子育て応援サークルこっころ」さん主催のクリスマス会が行われました。

PC220003.JPG


 こっころさんは、長年にわたり子育て中のご家族の癒しや学びになる居場所活動(情報交換、勉強会、体験教室などの集い)を実施している団体です。近年は、団体代表さんも絵本専門士の資格をとられるなど活動者としてのスキルアップをしつつ、また、今期は県内の助成プログラムも活用して活動されています。

「パパと子のクリスマス会」

 は、赤い羽根共同募金の地域福祉活動活性化特別分配の交付を受けて実施した集いであり、0歳〜小学校低学年の子どもを持つ、親子15組ほどが集まりました。

 イクメンのイメージと普及によるだけでなく、育児にパパが関わることも自然なことになりつつある昨今かと思いますが、そうはいっても、子ども達を前にしたパパたちが、どうしたら子どもと楽しく過ごせるか。そもそもの悩みもあるかもしれません。

 そんなパパたち向けのお勉強とお友達との交流を兼ねた交流会が、今回のクリスマス会であると思われます。パパたちにお勉強してもらったテーマは、「読み聞かせ」と「バルーンアート」です。

 まずは、読み聞かせ。講師に、絵本専門士であり現役の幼稚園教諭でもある大河原 悠哉さんをお迎えし、

PC220010.JPG


 子ども達の興味を引くおはなしの仕方や、話にあわせて高い高いをしてみたりとパパならでわの良い意味での力業&スキンシップの取り方などを、実演と実際の読み聞かせを通して学んでおられました。

PC220011.JPG


 読み聞かせ特有の落ち着いた雰囲気と、「パパと遊ぶ!」を一緒にした展開法など、短い時間でしたが、絵本を好きになりつつ、パパがもっと好きになれる。そんなワザの一端を垣間見ることができた時間でした。

 後半は、こっころさんと同じ登録団体である「こくら工房(ウシ)」によるバルーンアート教室です。

 ウシさん登場で一気に勉強会の風が吹き飛んで、体験メインの時間になってしまいましたが、風船を使って子どもたちと遊ぼう!をテーマに行いました。

PC220025.JPG


 アートと名がついているからか、どうしても「何か作れないとまずい」と思いがちなバルーンアートですが、役8年にわたる活動歴の経験則を元に、特に小さいお子さん(小学校低学年くらいまで)は、

「ともかく長くて、大きなものをつくれば十分」

 との確信めいたものをつかんだウシさんから、長いタイプの風船を使った「剣」「ハート」などの作品と、「わっか」を作って組み合わせることで、どんどん巨大化でき、子ども達の関心も天井知らずになる、お相手のコツを伝えました。

PC220029.JPG


 特に、大好き風船の最大の難関は、膨らませて、むすんで、風船を作る。

 これです。そしてその際にかなりな確率で発生する恐怖「われる」にパパさんが泰然とした姿勢で対応できれば、すっごいたよりがいのあるパパさんってことになりますね。

 そんな、そもそもの部分に特化した講習会?を行って、楽しい時間を過ごすことができました。講習会の最中には、託児も兼ねたミニカレンダーやオリジナルバッチの工作遊びなど、様々な工夫があしらわれていたクリスマス会。

 パパさんにとっても素敵なクリスマスプレゼントとなったのではないでしょうか。こっころの皆さん、開催お疲れ様でした♪

(記事投稿:小倉)

2019年12月17日

協力事業「ピアノ研究会〜クリスマスコンサート2019」取材報告

2019年12月17日(火)

 昨日の、12月15日(日)に、まちぴあの登録団体でもある「特定非営利活動法人宇都宮ピアノ研究会」の皆さんが、例年開催している「ティーサロンコンサート」を取材しました。

 このコンサートは、市内で高齢者を主な対象に配食など食事支援の活動を行っている「食事サービスさくら草」さんから提供をうけたお菓子を喫茶とともに楽しみながら、ピアノを中心とした生演奏を楽しむことを目的に行われています。

PC150008.JPG


 特に冬時期の12月のティーサロンは、クリスマスコンサートと銘打ち、何かと忙しい師走のひと時に安らぎを提供する音楽の集いとして開催しています。

 会場は、宇都宮市文化会館(4F音楽練習室)にて行われ、シニア世代〜子どもたちまで、約60名ほどの参加がありました。

 ピアノ研究会さんは、市内でピアノ講師を営んでおられる先生方や、演奏経験があり音楽を多くの市民の皆さんに届けたいという想いを持つ方々で組織されています。日頃お世話になっている先生の演奏や例年のコンサートを期待されているファンの皆さんが大勢訪れました。

 コンサートは、会場に集まった皆さんと一緒に歌う「埴生の宿」の合唱からスタートし、研究会の皆さんが歌唱をテーマにした音楽チームとして結成した、混声合唱「たんぽぽ」のメンバーによる合唱がありました。

PC150007.JPG


 早春賦、サンタルチアなど4曲が披露されたのちは、ピアノによる「四季」、「ベルガマスク組曲」が奏され、ヴァイオリンとピアノによる「ペチカ」「浜辺の歌」など前半10曲ほどが演奏されていきました。

PC150035.JPG


 後半の部に入る前には、お待ちかねのティータイムがお菓子ともにあり、子どもさんからシニアの皆様まで思い思いにお茶とお菓子を楽しみながら、クリスマスを連想させる手話実演も兼ねたクリスマスソングが演奏・披露されるなど、この時期ならではの演出も見えました。

 何回かティーサロンを実施する中で、コンサートで提供されるお菓子を購入したいとの要望もあったそうで、今回は初めてお持ち帰り用のお菓子も販売されるなど、新しい試みもあったそうです。

 持ち帰り用のお菓子を提供下さったところについては、これも食事関係の活動を行っているまちぴあ登録団体のメンバーさんからの情報提供があったとのことで、色々な活動団体の方々が集う、まちぴあにご登録下さっている効果が一部垣間見えるエピソードを頂くこともできました。

PC150016.JPG


 後半の部に入ると、「ノクターン遺作 嬰ハ短調」「動物の謝肉祭」「りベルタンゴ」など、ピアノとヴァイオリンによる計6曲が披露され、

 最後も来場者全員による「アニーローリー」を合唱して終幕を迎えました。

 ・・・今年も、こうした無事に終了したティーサロンコンサート。主催されたピアノ研究会の皆様、大変お疲れ様でした。

 音楽に限らず、こうした文化的な活動というものは、演奏経験がなく表現されているものを見る機会も少ないものからすると、何か感想を述べるということは差し控えた方がいいのかもしれませんが、何となくの感覚で発言することにご容赦をいただくとして、

 あえて発信させて頂くと、やはりどんな芸事においても「楽しい」ということが伝わるか否かという部分にかかっているのだと思います。特に、市民レベルに落とし込んだ音楽文化の普及を目指しておられる研究会さんにとって、とても大きな目標かと思いますが、

 演奏者の方がまず、演奏を大いに楽しみ、その様子を見た来場者の方々にその楽しさが伝わっていくことが大切かと思います。手作りのコンサートですから、色々と努力されても思うように行かない部分もあり、私たちのような外の人間が知りえないご苦労もあると思う一方で、

 それであっても、どう楽しむか。その楽しさをどう伝えるか。形のないものを表現する場合には、形がないからこそ色々なものが自然と伝わってくると思われます。ぜひ、研究会の皆様の「音楽を演奏する楽しさ」を感じられるコンサートを今後も継続して頂ければと思います。

 新年を迎え、春になると研究会さんのメインのコンサート「スプリングコンサート」が企画されることでしょう。気の早い話ですが、春のうららかの陽気にふさわしいコンサートを期待しながら、この冬を乗り切って参りましょう。

 ※まちぴあでは、今事業について「協力事業」と題し、ブログ・ホームぺージでの
  事前告知や、取材記事の発信を行いました。ピアノ研究会さんに限らず、微力で
  はありますが広報協力を希望される団体さんは、ぜひ、窓口までご相談下さい!

(記事投稿:小倉)


2019年12月08日

「ものしりキッズ〜あつまれものしり子ども先生」取材報告

2019年12月8日(日)

 宇都宮市内では、宇都宮市が応援する形や、やってみたいと思い立ったママさん達など、様々なきっかけで結成された、子育てサークルがあります。

 建物のキャパシティの問題もありますから、数的にはそんなに多いわけでないと思いますが、まちぴあでも複数の子育てサークルさんが、室内や近隣の公園などをフィールドに拠点施設として活用下さっています。

「Rainbow Signing」さんは、そんな子育て系活動団体の一つで、赤ちゃんや幼児とのコミュニケーションを上手にとる講習会をはじめ、子育て中のママ・パパたち、子ども同士の交流などの居場所活動を行っておられます。

PC080004.JPG


 そんな皆さんが、「子どもたちをいっぱい褒めたい」と思い立ったそうで。今回の企画が誕生したそうです。

 今企画「ものしりキッズ」は、子ども達が日々興味をもっていることをみんなの前で発表し、自信をつける!という目的と、一生懸命発表した自分の子どもを、めいいっぱい褒めちゃおうという本来の目的を合体し、

 また、まちぴあを会場に選択して下さったことで、私もやってみたいという流れになってあれやこれやでイベント的な展開になっていったそうです。

 色々とあった2019年もいよいよ師走に入って、何かと慌ただしいですが、少しずつ日常の空気感も戻ってきたような気もする昨今。特に、12月に入ってからのここ数日は、子育て系団体さんの研修室利用がたけなわな様な気もしており、ママさんたち特有のねっとわーくが威力を発揮して、まちぴあが上手く活用頂いているからかなと思ったところです。

 さて、「ものしりキッズ」。

 ざっくりと説明すれば、幼稚園年長さんから小学校低学年くらいまでの子たちが行う、プレゼンテーション大会です。

 恐竜や昆虫、宝石や宇宙など、自分の好きなものを題材に、それぞれが発表できるように読んでいる図鑑を持ち込んだり、手書きの資料をつくったりと準備をして臨んでおりました。

PC080003.JPG


 発表者とともに、妹、弟ちゃんもいましたから。子ども達らしくワイワイしながらも妙な緊張感が漂っており、そんな緊張をはねのけて、自分が用意してきた事柄について子どもたちが発表していきました。

PC080016.JPG


 発表後には、子ども先生への質問とともに、お家などでお子さんの姿を見たり、アドバイスしたりしたのかな?親御さんたちからの褒めコメントとこれからへのエールがあり、寒い日々が続く季節ならではの、ほっこりとした親子のステキな時間が流れていました。

 見学者としては、頂いたチラシを元にお話を聞きながら、要するに子どもたちに人前に出る度胸づくりをさせる会かなと目算していたりしましたが、その背景には、「褒める」ために子どものやっていることに親自信が興味を持つことの大切さや、発表までの準備の大切さ、頑張ってやり続けることを応援する親としてのスタンスを考える・・・などといった、

 とても複合的な教育のエッセンスが、子どもにも親にも詰まっており、それでいて学校ではない良い意味での「ゆるさ」があって行われているという絶妙なイベントだったと思いました。

 今回は、年長さんの子たちの発表が多かったように思いましたが、これも大切なことと思います。小学校へ上がったら、また興味が変わったり、一人で発表したりと色々な場面に遭遇します。そんな一種の岐路にあって、親子の絆を改めておけるということにもなっており、

 何重にも意義が見つけられる企画であったと思います。

 ホント、楽しいし勉強になっちゃったこともあり。ぜひ、第2回も企画して頂きたいものです。出来れば、まちぴあで宜しくお願い♪とさせて下さいませ♪♪

(記事投稿:小倉)

2019年11月09日

「とちぎハイスクールフェスティバル2019」取材報告

2019年11月09日(土)

「とちぎハイスクールフェスティバル2019」取材報告

 去る9月21日、オリオンスクエアにてとちぎハイスクールフェスティバル実行委員会主催による「とちぎハイスクールフェスティバル2019」が開催されました。今年で3回目を迎えるこのイベントは県内の高校や学生団体がアイデア商品を自分達で考え、当日ブースで販売し購入された方々に味・見た目・販売力の1つ5点満点で投票してもらい、また審査員による審査も行いアイデア賞と優勝を決めます。

 今回のイベント取材は学生ボランティア交流会に参加してくれていた高校生2名が写真撮影及び取材をしてくれました。

≪5校によるパフォーマンス≫
highfes.JPG
文星芸術大学附属高等学校 和太鼓部によるパフォーマンス

 会場では飲食出店だけではなく、文星芸術大学附属高等学校和太鼓部による和太鼓演奏、足利女子高等学校ダンス部によるパフォーマンス、矢板東高等学校書道部によるパフォーマンス、宇都宮高等学校演劇部による即興演劇、宇都宮工業高等学校音楽部による演奏などが行われました。

≪学校・学生団体による飲食販売≫
highfes2.JPG
栃木県立宇都宮北高等学校の学生が考案した商品

 @宇都宮北高等学校:もっちり米粉の焼きドーナツ、A学生団体ゆめのき:ナタdeここinさいだーorてぃー、B第一学院高等学校 宇都宮キャンパス:かんぴょう入りスープやきそば、C栃木県立真岡北陵高等学校:かきのパウンドケーキ(食品科学研究部)、D栃木県立茂木高等学校:こめこぼーる、EKTCあおぞら高等学院 宇都宮キャンパス:あげみみスティック、ふる〜つぽんちが各ブースで販売されていました。また、今回はアイデア商品以外にも宇都宮工業高等学校によるアイデアロボット展示・操作体験なども行われておりました。

≪出展PR時間≫
highfes3.jpg
各ブースの代表者らによる出展PR時間

 それぞれブース代表者達がステージに上がり、商品について、工夫した所、作ろうと思った理由など説明しました。審査員3名からも質問が行われ、代表者が答えていきました。

highfes5.jpg
表彰式の様子

 11:00〜14:45にかけて行われた投票と審査員による審査でアイデア賞と優勝が決まります。今回アイデア賞に第一学院高等学校 宇都宮キャンパスによるかんぴょう入りスープやきそば、優勝に栃木県立真岡北陵高等学校によるかきのパウンドケーキ(食品科学研究部)が選ばれました。

 3回目の取り組みとなった「とちぎハイスクールフェスティバル2019」。運営側であるとちぎハイスクールフェスティバル実行委員会は大学生が中心となって活動に関わっており各飲食出店ブースの手伝いやメインステージでのMCを行っていました。

 企画運営を行うことは前準備から当日の動き方等についてしっかりと考える必要があり、何度もミーティング等を行ったそうです。また参加している学生もどのようなアイデア商品を作りたいか、メンバーで考え、試作品を作りといった準備は大変なこと。1人1人が開催に向けて活動してきたという事はとてもいい経験になったかと思います。参加した学生、運営側、取材を行った学生の皆さんお疲れ様でした。

(文章作成:小松)

2019年10月30日

「学生×地域づくり実践事例発表会」取材報告

2019年10月30日(水)

「学生×地域づくり実践事例発表会」取材報告

 先日20日、栃木県主催、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク実施協力による「学生×地域づくり実践事例発表会」が栃木県庁東館4階講堂にて行われ、県内の高校生・大学生、他社会人など約60名が参加しました。

gakuseichiiki.JPG
全体の様子

 「学生×地域づくり」は県内の高校生・大学生で地域づくりの活動を行っている方から講演を聴き、その後実践者と参加者の交流を行い今はまだ地域づくりに「踏み出せずにいる若者」と「実践している若者」が出会う場として行われました。

gakuseichiiki2.JPG
那須どうぶつ王国 総支配人 鈴木 和也さんによる基調講演

 初めに学生や若者だけではなく、大人の方がどのような地域づくりに取組んでいるのかとして那須どうぶつ王国 総支配人 鈴木和也さんによる「那須に新たなスぺクタルを」についてお話していただきました。鈴木さんが那須で仕事をしようと思った理由や2006年に総支配人になってから那須どうぶつ王国でどのようなことを行ってきたのか、地域に密着した自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」の立ち上げなど地域を盛り上げてきたことについてお話していただきました。

 参加者に対して今回の話や実践者からの話を聞いて地域で自分の住む町で何ができるのか考える機会になったり、行動が伴う機会になればと思いますとまとめていただきました。鈴木さんのお話は「ベリーマッチとちぎ 暮らす人々」にも紹介されています。

 次に栃木県内で行われている4つの取組み@農と共に、A未来創造ネットワーク白鷗、B株式会社アグクル、C矢板地域おこし協力隊による実践事例発表が行われました。

gakuseichiiki3.JPG
学生×地域づくり実践事例発表会

 初めに高校生×地域づくりとして「有志団体 農と共に」代表の阿久津清尚さんによる紹介が行われました。農と共には、離農(1人では難しい、体力的に難しくなってきた)を考えている方々に対して農家さんの生産作業の支援活動を多世代で行う、農業の楽しさを伝えていく団体として作業や補助などを行っています。

 草刈りや機械への積み込み、種まき・収穫、肥料まき作業の補助を行うことで離農農家件数の減少対策、耕作放棄地の増加対策につながっています。農作業を体験して楽しさを感じてもらうことで農業に関心を持ってもらう機会づくりを今後も継続していきたいとお話していただきました。

 次に大学生×地域づくりとして「未来創造ネットワーク白鷗」前年度子ども部会長の會田未来さんによる紹介が行われました。ボランティア活動や地域づくりによる地域活性化を行う団体として地域イベントに参画、自主企画運営、空き家の利活用によるコミュニティスペース作り等の活動を行っています。

 小山を知るためのフィールドと調査とワークショップを行う「子どもおやま評定」、小山駅西口の通りに人々が集うまちの空間とまちを照らすコミュニケーションの場づくり「テラス小山」、空き家利活用「おやま未来ヒュッテ」等の活動を通して、沢山の人との出会いや行動力得ることができ、また、まちの新たな気付きを知ることができたとお話していただきました。

 次に大学生×社会人×地域づくりとして「株式会社アグクル」代表取締役の小泉泰英さんによる紹介が行われました。発酵万能調味料「おりぜ」や米こうじ100%甘酒「ありがとう」などの商品開発などを行っています。以前センター情報紙「まちぴあ」話題人のコーナーで小泉さんを紹介したこともありました。子どもたちにやさしい発酵食品を届けたいと宇都宮大学農学部在学中に起業。

 まちぴあ登録団体とは発酵食品教室〜塩麴づくり〜のコラボをしたこともあり、地域に根差した取り組みもされています。「赤ちゃんに自然派の発酵食品を届けたい!」という思いから宇都宮市内でママさんとのつながりを大切にしています。活動をしていく中で社会を少しでもハッピーにしていきたいとお話していただきました。

 最後に地域おこし協力隊×地域づくりとして「矢板地域おこし協力隊」の経験があり、矢板ふるさと支援センターセンター長である高橋潔さんによる紹介が行われました。東京で株式会社代表を務め、矢板と2拠点生活。地域おこし協力隊に就任されていた時の地域との関係づくりのポイント、地域住民の出番づくりを考える、持続可能な仕組みづくりなど経験をまとめていただきました。来年4月にはNPO法人の設立を考えており、地域の未来を切り開く人材のチャレンジ支援、地域住民の交流や育成の場、新規事業の立上げや既存組織の立直し支援をしていくとお話していただきました。

gakuseichiiki4.JPG
台風19号による水害ボランティアについて説明

 次に、昨年学生×地域づくり実践事例発表会で実践事例を紹介した一般社団法人えんがお代表理事 濱野将行さんより10月12日から13日にかけての台風19号による水害支援についてお話をしていただきました。2015年台風18号の際にも動いたNPO法人トチギ環境未来基地、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークと一般社団法人えんがお他によって構成されている災害支援チーム「ユース2000」について概要説明がありました。現在ホームページ(とちぎユースサポーターズネットワーク)、FacebookなどのSNSで発信を進めており、水害支援への参加呼びかけを行いました。

gakuseichiiki5.jpg
地域づくり活動実践者との交流

 最後に行われた地域づくり活動実践者との交流ではそれぞれ話を聞いてみたい取組みの所に移動しました。様々な地域課題や社会課題に対して活動している方々のお話は中々聞く機会がないということもあり、関心のある皆さんはしっかりとした質問を投げかけていました。

 こういった実践事例を聞くことは、自分だったらどんなことができるだろう、取り組みに参加してみようかなというきっかけになったかなと思います。宇都宮市まちづくりセンターで取り組んでいる「コミュニティボランティア体験プログラム(地域の催事の手伝いや企画検討後の実施など)」でも多くの高校生に参加していただいており関心度の高さを感じております。取り組みについて知る、活動に参加してみるという行動が今後の選択の参考になる機会になったかなと思います。

(記事作成:小松)

2019年09月24日

「第1回とっておきの音楽祭inうつのみや」取材報告

2019年09月24日(火)

「第1回とっておきの音楽祭inうつのみや」取材報告

 先日15日、「第1回とっておきの音楽祭inうつのみや〜みんなちがってみんないい〜」が宇都宮オリオン通りイベント広場、バンバ広場、Café ink Blueの3箇所で開催されました。

 登録団体でもある「とっておきの音楽祭inうつのみや実行委員会」は昨年よりクラウドファンディング「栃木初!障がいのある人もない人も一緒に楽しむストリート音楽祭を開催したい!」 を始め、とちぎ男女共同参画推進センターでのプレイベントを経て、今年第1回目の開催となりました。

ongakusai.JPG
オリオン通りイベント通りでどれみふぁクラブさんの演奏

 とっておきの音楽祭とは障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、音楽のチカラで「心のバリアフリー」を目指す音楽祭で、2001年に宮城県・仙台市で始まってからこれまで全国20箇所で開催されてきています。

ongakusai3.JPG
当日パンフレットと点字資料

 当日パンフレットには出演者紹介、タイムスケジュール、出店協力団体、会場案内図(トイレ・多目的トイレ・オストメイトなど記載)がされており、また会場では点字で書かれた『当日パンフレット』と『とっておきの音楽祭 テーマソング「オハイエ」の歌詞』が配られており障がいのある方でも楽しめる工夫がされていました。また、オリオン通り沿いやバンバ広場ではオリジナルグッズや出店協力団体による販売も行われていました。オリジナルグッズの利益は第2回の予算として使われるということです。

ongakusai2.JPG
Café ink Blueで行われていた音遊びブース

 常駐したミュージシャンの方々とセッション、リズム遊びや楽器体験ができる音遊びブースとしてオリオンスクエア前Café ink Blueで行われていました。リクエストした曲を歌ったり、楽器演奏したりと楽しいブースとなっておりました。

ongakusai4.JPG
バンバ広場 プレイベントの時から出演していた吉澤琴音さん

 バンバ広場では快晴の中、テント席などが整えられた中行われていました。 出演者の中には今年の4月に群馬県安中市で行われた「とっておきの音楽祭inあんなか」のスタッフとして関わった方が今回出演者として演奏したり、登録団体:NPO法人うつのみや百年花火が行った今年の花火大会イメージソング「花火と僕の青い春」を歌った「トンネルのむこう」さんによる演奏なども行われました。また、プレイベントから出演していた吉澤琴音(栃木県盲学校高等部)さんも流行りの曲から昭和曲の演奏も行われていました。電子ピアノと歌唱に観覧者も手拍子をしていました。

ongakusai5.JPG
仙台のとっておきの音楽祭に毎年参加されている「でこぽん」さん。

 とっておきの音楽祭inうつのみや実行委員長がとっておきの音楽祭を開催したいと考えるきっかけになったアーティスト「でこぽん」さん。とっておきの音楽祭inうつのみやのラストとして仙台から駆けつけてきていただきました。オリジナル曲による演奏が行われました。

ongakusai6.JPG
フィナーレ 出演者及びスタッフなどが集まる

 とっておきの音楽祭inうつのみやのフィナーレでは各ステージに出演した皆さんやスタッフが集まり、テーマソング「オハイエ」を全員で(手話行いながら)歌いました。スタッフが取材を始めたのは途中からではありましたが、障がいのある人もない人も楽しむということを見ることができ、もっと更に継続していくことで多くの人に知っていってもらいたいなと感じました。出演者の皆さん、メンバー・ボランティアスタッフの皆さんお疲れ様でした。

【参考URL】
第1回とっておきの音楽祭inうつのみや動画

(文章作成:小松)

2019年08月04日

団体取材 こっころ主催「宇都宮空襲の紙芝居」取材報告

2019年8月4日(日)

 台風も迫っている昨今だそうですが、夏らしすぎるサンサンとした日差しが差し込んでいる8月4日、日曜日の宇都宮市。

 まちぴあ登録団体「子育て応援サークルこっころ」さん主催の読み聞かせイベントが、まちぴあを会場に行われました。

 こっころさんは、子育て中のママさんやその家族を主な対象にした子育てサロンや季節の交流会、フィットネスをはじめとした小規模ながらも、誰でも安心して参加できる、子育て支援を目的にした居場所活動を長年継続されています。

 子育てという大きなテーマを軸に、運動や文化、体験など企画には様々な種類の活動を行っており、団体運営者の皆さんが子育て奮闘中の中、悩みの解決方法としても行われていた活動が、お子さん達の成長とともに少しずつ変化し、変化しながらも「楽しく」という雰囲気を残したまま、時間の流れに沿いつつ、また、新しい参加者の皆さんも取り込んで継続されているところが、非常に魅力を感じる団体さんです。

 今年度は、団体代表さんが「絵本専門士」という資格を取得され、その資格を活かしながらのサロン・講座も実施されております。これまでも、シニア世代を対象にした「読み聞かせボランティア・スタート講座」など、絵本や読み聞かせを通じた子育て支援プログラムを開催されておりまして。

 まちぴあでも、絶賛紹介させて頂いております。

 さて、そんな8月。今年で74年目となる終戦記念日がある8月。

「宇都宮空襲の紙芝居と戦争中のおはなし」

 と題した、戦争と平和の絵本のおはなし会が開催されました。メインのおはなしをして下さったのは、宇都宮市をはじめ栃木県内における空襲や戦災を語り継ぐ活動を、本当に長い間に渡って続けておられる、大野 幹夫さんです。

 大野さんは、13歳の当時、宇都宮空襲を経験したものとして、その惨状や平和の大切さを伝える紙芝居を仲間たちと作成し、紙芝居を披露しながら戦時中の経験談を語る平和講演を数多く実施されております。

 自分の体験だけではなく、戦争当時の様子を知る市民の皆さんから聞き取った体験談なども収集し、語り手として活動しているご本人だからこそできる、普通の市民だった人たちがみた当時の宇都宮や栃木県というものを今に残す活動をされています。

 会場には、親子30名ほどが集まりました。

IMG_0350.JPG


 おはなし会では、まず、絵本専門士でもある代表さん(西谷氏)から、宇都宮大空襲をテーマにした「少年とハト」、戦時中の動物園での出来事を描いた「かわいそうなぞう」といった絵本が紹介されました。

 小学生を中心に、その弟や妹といった小さい世代の参加者も多かった今回ですが、みんな熱心におはなしを聴いている様子が印象的でしたね。

 そして、後半は、大野氏による紙芝居と戦争中のおはなし。

「なんで戦争をしちゃいけないのか」
「一回はじめると、なかなか終わらなくなってしまうのはなぜか」

 小さいお子さん達を前にして、「なんで戦争はいけないのか」ということを語り掛けながら、おはなしを進めていく大野さん。子供たちやその親御さんたちが、戦争にまつわるいろいろな「やってはいけない」を聴いて、自分たちの中で考えながら聞き入っている様子が、本当に印象的でした。

IMG_0360.JPG


 戦争体験や平和について、語り部の方のお話をきいた経験は学生時代にも何度かありましたが、今回、大野さんのおはなしを聴きながら、改めて考えることで、戦争と平和について自分自身でも改めて考えることができました。

 おはなし会後のアンケートも印象的でしたね。お子さんと親御さんで感想を言いながらアンケートに書いておりまして。子供たちとともに親御さんにとっても貴重なおはなし会になったのだなぁと思えた瞬間でもあり、

 なんか、やっぱり。こっころさん。素敵ですねぇと思った次第でした。

 ・・・自分が、まちづくりやボランティアの活動をし始めた20歳前後の頃から、すでに平和の語り活動を行っておられる大野さん。お久しぶりにお顔を拝見しましたが、いまだもって全く当時とお変わりなく活動されていることにも、改めて感動しました。

 お変わりなく活動されている。当たり前のことかも知れませんが、それも戦争がなく平和であることによってもたらされる、とても尊い「当たり前」。そんなことを考えられた、8月4日となりました。

 こっころの皆様、素敵な企画、準備と開催お疲れ様でした♪

(記事投稿:小倉)

2019年07月29日

着物を着て楽しむ会「ゆかた姿で納涼打ち水大作戦」取材報告

いよいよ来年に迫った東京オリンピック。
ちょうど開会式の1年前となる、7月24日(水)、全国27の着付・和装教室で構成されている全国和装学院連絡会では日本の文化で外国の方をお迎えしようと呼び掛け、全国で「ゆかた姿で納涼打ち水大作戦&ゆかたの着方教室」が実施されました。
この事業は、文化庁beyond2020プログラムの認証も受けています。

まちぴあ登録団体「着物を着て楽しむ会」もこの動きに連動して、まちぴあを会場に「ゆかた姿で納涼打ち水大作戦&ゆかたの着方教室」を開催しました。
CIMG5471-1.jpg

「着物を着て楽しむ会」代表で新堀君江着付教室を主宰する新堀先生の指導の下、会員のみなさんで帯結びを復習。「風船太鼓」など、ちょっと変わった帯結びにも挑戦していました。
まちぴあスタッフがモデルとなり、帯を2本使った帯結びのデモンストレーションも行いました。
IMG_1862-2.jpg

これが半幅帯と兵児帯、2本使った帯結びの完成例。伝統的な博多帯と現代的な兵児帯の組み合わせ方といい、振袖のような帯結びと、とても華やかです。浴衣帯でもこんな結び方出来るんですね〜(しかも三重紐無しです)


さて、皆さん艶やかな浴衣姿となった15時半過ぎ、まちぴあ玄関前で打ち水を行いました。
CIMG5478-3.jpg

昨日までの梅雨空から晴れ間が見えたこの時間帯、少量でも水を撒くとひんやりとした風が発生して、先人の知恵を実感しました。

さて、17:00に全国一斉で実施された「ゆかた姿で納涼打ち水大作戦」。宇都宮では山野流着装教室栃木県支部の館野会長が発起人となり、二荒山神社前で開催。山野流の各教室から約30名が集まりました。
CIMG5489-3.jpg

先生方は山野オリジナルの揃いの青の浴衣。非常に目を引くものがあります。
交通量の多い場所でもあり、信号待ちの間に様子を伺う方も多くいらっしゃいました。
IMG_1872-4.jpg


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

着物を着て楽しむ会は、この夏に浴衣に親しむ機会を作りたいと、8/24(土)に親子向けのゆかた着付け講座も開催します。
まちぴあ近くの地域での夏祭りが複数予定されていることもあり、着崩れしない子ども浴衣の着付け方、さらには親子での浴衣姿で夏の思い出をサポートしたいそうです。
子どもの着付けに自信が無いというお母さん、ぜひ参加してみて下さい。

(記事投稿:鈴木)

beyond2020プログラム ゆかた姿で納涼打ち水大作戦・全国ゆかた着方教室
山野流着装新堀君江着付教室
山野流着装教室Instagram


2019年06月08日

登録団体こっころ主催「シニア向け絵本読み聞かせボランティアスタート講座」取材報告

2019年6月8日(土)

 6月7日(金)のお話しです。まちぴあ登録団体の「子育て応援サークルこっころ」さん主催講座の様子を取材しました。

 こっころさんは、まちぴあを拠点に子育て中の親御さんやお子さんを対象にした、交流会やママ向けの室内フィットネス、夏休みの工作づくり教室など、ママさん・パパさんたちにも、一緒に参加する子どもたちにも学びがあり、楽しめる居場所活動を行っている活動団体です。

 活動主催者である団体のメンバーさんたちが子育て奮闘中の当事者であった頃に、自分たちがやってみたいことにチャレンジする活動団体としてスタートした子育てサークルさんでしたが、

 当事者のメンバーさんたちのお子さんもすくすく成長し、小学校や中学校など、小さい時分とはまた違った子育てに関わっていく中で、団体の活動方法を緩やかに変化させ、今もって団体としての事業を継続されていることは、

 何気にすごいことだと思います。

 サークル名にある「応援」にある通り、こっころさん達の事業は、自分たちも事業を実施することで楽しみながら、子育てについての悩みやつながりを求めている皆さんの支えになっているということでしょう。

IMG_9847.JPG


 そんな、応援サークルこっころさんの新たな応援事業が、今回の

「シニア向け 絵本読み聞かせボランティアスタート講座」

 です。

 この講座は、絵本専門士という資格をもった団体メンバーの方が中心になって企画した連続講座です。宇都宮市内に限ったことではないでしょうが、昨今、小学校における朝、昼休みなどのタイミングで、地域ボランティアやPTAの皆さんが協力し、絵本などの読み聞かせ活動を行っている学校も多くあります。

 素晴らしい取り組みであるものの、忙しい保護者の方たちの協力で運営されていたり、中々思うように地域ボランティアが集まらない学校もあるとのことです。

 そこで、今回の講座にある「シニア」の皆さんに活躍してもらえるようなきっかけづくりを目的に、絵本読み聞かせボランティア講座を開催されたのです。

・・・・・ ・・・・・ ・・・・・

 今回の講座のテーマは、「大人も絵本を楽しもう」。

 昨今、子どものものとしてではなく、大人が読む作品としての奥深さも紹介されている絵本ですが、もっともっと絵本の魅力を伝えたいということで、始まった今講座には、6名の皆さんが集まりました。

 今回は、誰もが知っているお話し「ももたろう」。

 ほぼすべての皆さんに、桃太郎のお話しのあらすじは頭に入っているとは思いますが、絵本作品としての「ももたろう」は、たっくさんあるんですね。

IMG_9848.JPG


 かわいらしい絵のものから、力強いもの。言葉の表現が違ったり、ページごとに描かれた構図の違いなど、実際の絵本をみせてもらいながら、ももたろうと絵本を話題にわいわい意見交換。

 4回連続講座のもう一つのテーマでありそうだと推察される「絵本との出会い」を、皆さんそれぞれに楽しんおられ、参加者や講師の方とのお話しから、絵本やしっているはずの作品の新しい発見、思いついた楽しみ方など、いろいろな学びが生まれた模様でした。

 講座に参加された皆さんの中には、すでに読み聞かせに限らず何からのボランティア活動や、子ども達のお相手など活動経験もおありの方もあったと思いますが、ぜひ、お孫さんなど小さいお子さんがあるご家庭では、

IMG_9849.JPG


 おじいちゃんやおばあちゃんと、お孫さんとの間で、こうした絵本を介した交流がご家庭で生まれることも、素敵だと思います。学校のように、皆がいる前での読み聞かせもあり。ご家庭で昼寝の前みたいに、とても近い距離間で接する場合もあり、距離感一つとってみても、いろいろな表現の方法が違うことも、絵本というものの奥深さかもしれないなと、思えた講座でした。

 ・・・連続講座ですので、全回参加が一番いいとのことでしたが、第2回以降でのご参加も可能なようですし、参加できなかったからといって、他の参加者の方においていかれちゃうみたいなこともないですから、このブログをみて改めて関心をもたれたシニアの方は、

 お気軽に、「こっころ」さんにお問い合わせしてみて下さい♪

(記事投稿:小倉)

2019年05月26日

とちぎユニバーサルシアター「蹴る」取材報告

2019年05月26日(日)

登録団体:みらい・ともに・すすむ主催
とちぎユニバーサルシアター「蹴る」取材報告

 先日18日、登録団体: みらい・ともに・すすむ主催 とちぎユニバーサルシアター 電動車椅子サッカードキュメンタリー映画「蹴る」がとちぎ福祉プラザ多目的ホールで開催されました。 

 みらい・ともに・すすむさんは障がいがあってもなくても幸せに暮らせる社会づくりを目的に活動しています。 目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター。 イヤホン音声ガイドによる場面説明や日本語字幕付き、車椅子スペース、親子鑑賞室がある映画館として行っています。 スタッフが取材した午前の部にはスタッフを含め40名ほどの方々が来ていました。

keru.JPG
みらい・ともに・すすむ代表 中田さんによる挨拶

≪ドキュメンタリー映画「蹴る」について≫
 重度の障がいがありながらも、電動車椅子サッカーに人生を賭ける選手たち。世界へ挑む彼らの、競技にかける想いや葛藤を迫った、6年間の物語。 永岡真理は生まれながらにして難病「SMA(脊髄性筋萎縮症)」を患い、生涯で一度も歩いたことがないが、ひとたび試合が始まれば華麗かつ激しいプレーで観客を魅了する。

 東武範は筋ジストロフィーにより呼吸器が手放せず食事を摂ることも辛いが、国内では屈指の実力を誇る。 真剣なトレーニング、家族のサポート、自らの障がいとの折り合い、恋愛模様、そして夢のワールドカップ。映画『蹴る』は永岡・東を中心に電動車椅子サッカーワールドカップを目指す選手達を6年間に渡り追い続けたドキュメンタリー映画である。

 電動車椅子サッカーに取り組む方々や車椅子サッカーにかける思い、普段の生活の様子、日本代表を目指す選手の皆さんの思い、W杯試合などを見ることができました。 電動車椅子を使ったサッカーは選手たちの技術だけではなく、電動車椅子の機能(モーターや動きやすさ)によって変わっていました。

keru2.JPG
上映会後 永岡真理選手と監督の中村和彦監督によるミニトーク

 上映後には監督を務めた中村和彦監督永岡真理選手によるミニトークが行われました。 始めに中村監督が映画を撮ろうと思った経緯についてお話していただきました。 2011年7月に5年ぶりに電動車椅子サッカーを見に行った時に永岡真理さんが出ていた試合で以前より競技性が高まっており(ボールの大きさが小さくなったこともあり)より面白くなっていた。 また、永岡さんのプレーを見て気持ちが前面に出ていたプレーに惹かれ映画撮影を始めた。

 次に永岡選手のサッカーにかける思いについてお話していただきました。 難病を抱えていて、長く生きられないかもしれないとドクターから言われる人もいる方がほとんどで、試合をしていく中で障害の進行具合によっては試合で出られなくなることもある、試合に出るために体調管理や次の大会に出ることを目標にして頑張っている、1つの試合に対して命がけで戦っているところが魅力的です。 今回乗ってきた電動車椅子は試合で実際使っているものでモーターのパワーやパソコンが内蔵されており自分がプレーしやすいよう(スピードや回転速度など)設定している。ということもお話していただきました。

 日本全体でいうと競技人口は500人(一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会の登録は40チーム)ぐらいで栃木県にはまだ電動車椅子サッカーチームがないということ、電動車椅子自体の価格は軽自動車の新車が買えるほどという話もしていただきました。 東京オリンピック・パラリンピックが開催に向けて多くの方々がパラ競技を体験できる機会が増えてきているように感じます、電動車椅子サッカーも体験できる場所もできてきている所もあるということで今後の発展にも期待です。

【参考URL】 過去まちぴあブログ取材記事
とちぎユニバーサルシアター「さとにきたらええやん」
とちぎユニバーサルシアター「タレンタイム 優しい歌」
とちぎユニバーサルシアター「キスできる餃子」

(記事投稿:小松)