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2015年04月03日

宮のにぎわい 山車復活プロジェクト「巡行復活記録誌」

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宇都宮市では市民活動団体の活動を支援しようと「宇都宮市市民活動助成金」制度を設けています。 

宇都宮二荒山神社の菊水祭で約100年振りに山車・屋台巡行を復活させた「宮のにぎわい 山車復活プロジェクト」も平成26年度宇都宮市市民活動助成金交付団体です。

栃木県で山車というと、栃木市の「秋祭り」や鹿沼市の「ぶっつけ祭り」が有名ですが、実は宇都宮二荒山神社の菊水祭は江戸時代、東日本有数の祭りとして大規模な山車や屋台の巡行が行われていました。かつて菊水祭に巡行した山車・屋台は51台ありましたが、太平洋戦争時の宇都宮大空襲でほとんど焼失してしまいました。
しかし、個人宅に保管されていた火焔太鼓山車装飾部分が発見されたことから地元住民や有志が立ち上がり「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」が組織。2011年から復活に向けて修復作業を続けてきました。

そして、2014年の菊水祭で、修復された火焔太鼓山車のお披露目と7台の山車・屋台による巡行が実施されました。
その巡行復活の様子をビジュアルにまとめた「新石町火焔太鼓山車 菊水祭山車・屋台巡行復活記録誌」がまちぴあにも届きました。非常に臨場感の伝わる作りになっていました。

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実際の活動もとても重要ですが、活動の記録をどう残して伝えていくか、それも重要なことかと思います。

明日、4月4日(土)には平成26年度宇都宮市市民活動助成団体事業発表会も開催されます。
今までご紹介した助成団体の一年間の報告があります。
詳しくはまちぴあブログ『平成27年度宇都宮市市民活動助成金』をご覧下さい。



【参考URL】
宇都宮市市民活動助成金
宮のにぎわい山車復活プロジェクトHP
宮のにぎわい山車復活プロジェクトFacebook
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