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2015年04月01日

NPO法人デックタイグループ「タイ語教室」取材報告

宇都宮市では市民活動団体の活動を支援しようと「宇都宮市市民活動助成金」制度を設けています。活動が活発になる秋以降、今年度の交付団体の活動の様子を複数取材してきましたので、順次紹介します。
 
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デックタイグループは栃木県のタイ人グループで、県内在住タイ人の交流促進、移動大使館の運営補助や相談対応など在日タイ人の生活支援や「タイ料理教室」「カービング教室」といったタイ文化の発信など、タイに関する様々な活動を行っています。
まちぴあ2Fの貸しオフィス入居団体でもあります。

生活支援の中でも特に語学支援として「日本語教室」と「タイ語教室」の双方を定期的に実施しています。
そもそもは、仕事等の関係で来日したタイ人妻や子どもたちが早く生活に溶け込めるよう「日本語教室」を、日本で育ったタイ人の子ども達がタイに帰国または訪問した際、現地の人々とコミニュケーションが取れるように「タイ語教室」を行ってきました。
「タイ語教室」に関しては、在日タイ人の子ども達だけではなく、タイ人の家族を持つ日本人やタイへの移住やロングステイを考えている方、タイでのビジネスを展開しようとしている方など、様々な方が参加しています。

この日は、レベルに合わせて会場を2つに分け、在日タイ人のお二人が講師としてタイ語の基礎を教えていました。
単語カードやコーカイ(タイ語のアルファベット表)などを用いて一つずつ丁寧に確認します。

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日本語も難しい言語と言われますが、タイ語も習得が難しい言語と言われます。
日本語の母音が「あ・い・う・え・お」と5つなのに比べて、タイ語は母音が9つと多く、子音は42個もあります。さらに声調(発音の高さ)も5つあります。
さらに漢字に慣れている日本人にとってはタイ文字の理解も一苦労。「ミミズが這ったような字」と表現される方もいらっしゃいますしね。

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貴重なネイティブの発音を聞き分けられるよう、みなさん真剣でした。



現在、平成27年度の宇都宮市市民活動助成金の募集が既に始まっています。
また、4月4日(土)には平成26年度宇都宮市市民活動助成団体事業発表会も開催されます。
「デックタイ」を始め、今までご紹介した助成団体の一年間の報告があります。
詳しくはまちぴあブログ『平成27年度宇都宮市市民活動助成金』をご覧下さい。



【参考URL】
宇都宮市市民活動助成金
NPO法人デックタイグループHP
講座案内専用ページ
NPO法人デックタイグループFacebook
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