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2015年03月29日

共催 NPO法人栃木県防災士会『東日本大震災4周年防災シンポジウム』取材報告

2015年3月29日(土)

25日に栃木県総合文化センター サブホールにて主催「公益社団法人全国防災士協会」、共催「栃木県」、「栃木県防災士会」、「(一社)DCM推進協議会」による『東日本大震災4周年防災シンポジウム』が行われました。

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今回のシンポジウムでは東日本大震災の教訓や課題に、来るべき大規模地震や頻発する豪雨・土砂災害など巨大自然災害への対応等について、NPO法人環境防災総合政策研究機構 松尾一郎氏による基調講演、栃木県を中心に活躍しておられる各界の有識者による討論が行われました。

【基調講演「迫りくる巨大自然災害」】
‐NPO法人環境防災総合政策研究機構副所長 松尾一郎氏
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・首都圏直下型自身や東海・東南海・南海地震の発生や大規模火山噴火の活動化、スーパー台風への対応などが懸念されるなか、事前にどうのような対策・活動をすれば良いか、平常時からの防災訓練・災害図上訓練、災害があった際の家族内・地域内の連絡手段といった事前の対策などお話をいただきました。

★【パネル討論】
・【パネリストによる話題提供】
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宇都宮大学名誉教授 理学博士 中村 洋一氏
★地震・火山防災・・・気象災害、地震災害、火山災害を研究・まとめを行っている中村氏。 「栃木県は気象災害が多いこと」、「日本は災害を受けやすい土地、地震が発生しやすく、活火山数も多」等のお話をいただきました。

CRT栃木放送アナウンサー 福嶋 真理子氏
★防災情報・・・気象予報士・防災士として活動されている福嶋氏。 「東日本大震災時の栃木放送の取り組み」、「防災ラジオの寄贈」、「市町との災害協定の締結」等のお話をいただきました。 「いつ・どこで」災害が起こるかわからないからこそ常日頃から「電池式の携帯ラジオと予備電池の準備」が必要です。

北関東綜合警備保障株式会社「ALSOK」代表取締役長 青木 勲氏
★企業防災・・・「地域に根ざした企業としての社会貢献」、綜合警備保障としての防災への取組・・・「防災訓練を19年間継続実施」、災害時の地域避難所を想定し設計・建設した「ALSOK本社ビル あんしんかん」他災害時「タンク車・多目的車・レスキュー隊」等のお話をいただきました。 

作新学院大学学長 理学博士 太田 周氏
★防災教育・・・「地域社会における防災・減災の実践的な拠点を作る」ための活動→防災・減災への連携・・・清原地区防災訓練への参加、防災危機管理について・・・NPO法人栃木県防災士会とコラボした「環境論とリスクマネジメント公開授業」等の発表をいただきました。

栃木県県民生部 危機管理監 加藤 征史氏
★防災行政・・・防災訓練・防災図上訓練、災害時・・・「災害対策本部」「非常用通信手段の確保・・・有線、衛星、非衛生」、広域応援・・・「緊急消防援助隊」「広域緊急援助隊」「災害派遣要請」。「栃木県地域防災計画」取組み等のお話をいただきました。

・【被害の最小化に向けてどうすべきか?備えはどうあるべきか?】 
◆モデレーター(司会役): 松尾 一郎氏
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★論点1 『命を守るためには?』
福嶋氏: 災害が起きてすぐ→ラジオ「正しい情報入手・的確な判断」を。 お子さんにどう理解させるか→防災教育
太田氏: 防災教育、自守・自助の備え(心構え)。 防災の人材育成。
青木氏: 地域と共に企業はどうあるべきか? 社員・企業が協力・・・人のために人が動く
中村氏: 地域で自然災害を知る→防災教育・防災体験に進んで参加
松尾氏: 宮城県田老町では3.11の前3月3日に避難訓練を行っており、80%が訓練に参加

★論点2 『それぞれの役割は?』
加藤氏: 地域防災の充実・・・避難体制の整備(連絡体制・情報伝達の多様)
福嶋氏: 連絡手段の方法・・・自分・家族・地域を知る→対策を考える。 県民からの情報(情報共有)
青木氏: 安心確認システム導入など
太田氏: 地域の教育力の協働「緊急避難所からの防災・減災の地域拠点へ!」
     
★論点3 『経済被害の最小化のための備えは?』
青木氏: 行政だけではなく民間企業が災害についての取組みを考える
加藤氏: 災害に強いとちぎづくり条例、取り組むべき減災対策(106項目)
中村氏: 平時からの訓練、災害時・事後の迅速適切な行動

【パネリストからコメント】
青木氏: これからの企業がどのようにしていくか訓練に勝ることはない、防災はひとりひとりの行動
太田氏: 原発事故への恐れがある中で、科学的に知る
加藤氏: 災害の備え、防災・防災図上訓練の実施、連絡・避難経路など
中村氏: 平時から災害について、普段から生活、家族、企業で考える
福嶋氏: 情報共有(ツイッター等)、災害後の心のケアが大切、平時から女性目線・男性目線からの防災が大切
松尾氏: 何時、何処で起こるか、わからない→普及・啓発活動の継続を。


・日本の中どこでいつ災害がわからない中で、命と安全を守るための心構え・活動が必要です。 普段から防災について考えている方々から知識がない方でも『常日頃から備えることが大切』だということ。 東日本大震災から4年、地震だけではない大規模災害に対して命を守るにこれから先も事前からの準備・訓練・対策が必要です。 改めて、防災について深く考えることができました。

【参考URL】
NPO法人栃木県防災士会 HP
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