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2015年02月18日

宇都宮大学「陣内プロジェクト研究ミニシンポジウム」 取材報告

 2015年2月18日(水)

 本日、宇都宮大学の「プロジェクト研究ミニシンポジウム」が、峰キャンパスのUUプラザを会場に行われました。

 今回の発表会は、陣内雄次教授が主宰している4つのプロ研に参加した学生たちによる研究発表会で、参加学生を中心にプロジェクトに関係した企業、団体の方々など30名ほどが集まり、学生たちの一年間にわたる活動の成果を聞きました。

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 まず、カルビー株式会社がCSR活動の一環としておこなっている「お菓子コンテスト」に関わった学生たちによる発表です。このコンテストは、宇都宮市と首都圏の小学生からアイデアを募り、優秀作品を実際のお菓子にして贈呈するという取組で、子ども達への食に関する事柄や、ものをつくる楽しみを体感する機会として、2011年から行われている事業だそうです。

 プロジェクト研究では、市内小学校における子ども達への声掛けや、月1回行っている委員会へ参加するなどして、企業の方達がどんな姿勢や想いでコンテスト事業を行っておられるのかを現場を踏みながら体験するというものでした。

 2つ目は、まちぴあ及びセンター運営団体の「市民工房」、行政(市役所:みんなでまちづくり課)、地域団体と学生が一体となって行っている平石地域における長期インターンシップ事業の発表でした。

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 この事業は、一般に職場体験として短期間関わるインターンではなく、市内屈指の田園地域でもある平石地区に半年以上かけて通い、地域の方達とコミュニケーションを図りながら、地域の催事に関わるなどして、「ワカモノ・ヨソモノ」の学生たちと地域の方々が今後の地域のまちづくりを考えていくというものです。

 学生たちは、定期的に地域の方々と会合を持ちながら、イベントなどを通して親密感を築き、地域に住む若い世代へのアンケート調査や、自主企画したフィールドワークを通じての報告をしてくれました。

 続いては、これまた「市民工房」も深く関わっている、震災支援・交流活動の「ひろのカフェ」に参加している学生たちによる発表です。

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 福島県いわき市にある、広野町の方達が避難されている仮設住宅にお邪魔して、移動カフェや駄菓子屋といった月一回の居場所活動を通して、住民の皆さんと顔見知りになり、子ども達と打ち解ける中で定例の活動に加えて、自分たちで発案したクリスマス会を行ってもらうなど、学生たちのアイデアも活かしたカフェ活動が芽生えてきた様子などを報告頂きました。

 最後に発表は、福島県集落支援事業「湯ノ花プロジェクト」の成果発表です。

 こちらの活動は、足掛け2年に渡る活動で、過疎化や高齢化といった中山間地域が抱える課題や、地域振興について、現地・南会津町湯ノ花集落での学生たちと地元の住民の皆さんとの、この一年間にわたる活動の様子を聞きました。

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 もともと資源であった温泉をより魅力的に発信したり、雄大な山々の自然や学生たちが魅力の一つとして語ってくれた、地域の皆さんのつながりの力「結」の様子など、現地にいって話、行動し、考えた成果を発表下さいました。

 ・・・以上、4つのプロ研について、学生たちの取り組みを聞いたわけですが、成果といってもどの活動も今後の展開が楽しみに思えるものばかりでした。

 そして、どの活動についても、学生たちが地域に出て行って、実際に人びととコミュニケーションを取って様々な活動を起している様子を見ることができました。まちづくりや地域振興、ボランティアにとって欠かすことのできない、

「現場での体験」
「現場での学び」
「実際に話す中での活動の展開」
「未来へのビジョン」

 といったものを、学生の皆さんはそれぞれに得てこられたのだと感じました。「インターン」や「ひろのカフェ」に限らず、こうした学生の皆さんたちの取り組みと、その苦労、悩みや成果を知ることができたのはとても参考になりました。

 今後の活躍が期待されますし、とても刺激になる発表会でした。

(記事投稿:小倉)
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