本日、“まちぴあ”移転後初となる『ボランティア体験プログラム』、釜川コケ落とし大作戦の第1回を行いました。
「釜川」の河川清掃は、“さぽせん”の時代から継続して行っている清掃活動で、2006年より約40回の回数を数える活動です。「体験プログラム」とあるように、長時間みっちりと活動するのではなく、ボランティア活動という、「いろいろな年代や立場の方が自由に集まって何かをする」ということの楽しさを感じてもらうための取組です。活動の目的としてあるのが河川清掃で、宇都宮の中心部を流れる釜川をデッキブラシでもって綺麗に清掃します。
今回の活動には、事前に市内高校や専門学校の生徒さん、小学生の子どもたちや社会人の方など、22名のエントリーがありましたが、残念なことに雨天と2月下旬並みの気温ということもあって、子どもたちや初参加の方と一緒に行う活動は、安全面の観点から中止させていただきました。
しかしながら、半年にわたって活動していく「釜川」の清掃活動において、半年分の汚れを落とす今回の4月の活動は非常に重要でもありますので、“まちぴあ”スタッフや釜川以外の河川清掃に参加経験のある、活動に慣れたメンバーのみで清掃活動を実施することになりました。
そんなことで、冬を思わせるような陽気ではありましたが、経験者6名を選抜して実施した今回の清掃活動では、やはり寒い時期(活動休止中の11月〜3月)の汚れがあり、川底をこするデッキブラシも重く感じられました。
川底に沈殿している汚れも多く、月一回ペースで行っている時よりも、こすってもこすっても黒い水が流れ、中々川底が見えることがありませんでした。
河川には、どこからか流れ着いたゴミや道路用のポールが沈んでいたりもして、川底清掃と合わせてそれらゴミも引き上げるなどの作業を行いました。
活動の最中には、近隣にお住まいの奥様から「いつもお掃除ありがとうございます」とお声をかけていただく等、心温まる場面もありました。
こうして、通常ならば1時間程度で終わる活動も、30分以上超過してかかりましたお昼前には綺麗な川底をみることができるようになりました。
今回の活動は精鋭揃いではありましたが、少数であったので少し大変な活動になってしまいましたが、ご協力くださった皆さんの活動のおかげで、5月以降の活動がよりスムーズに行うことができるようになります。
5月は子供の日のある月でもあるので、恒例の「宝探し」(お菓子プレゼント)企画付の釜川コケ落とし大作戦を計画中です。近日中にチラシもできますから。今度は、子どもたちもこぞってご参加下さいませ。
本日、お寒い中ご参加下さった皆さま。ありがとうございました。エントリーくださったのに活動できなかった皆さまは、今後の活動に、ぜひご参加下さいませ。次回の活動は、5月12日(土)です。よろしくお願いします。
(記事投稿:O 写真:AO)
【参考URL】
・宇都宮市まちづくりセンター“まちぴあ” ホームページ
タグ:ボランティア体験