2025年9月26日(金)
本日、栃木県の中間支援センターである、とちぎボランティアNPOセンター「ぽぽら」が主催する、NPO法人・市民活動団体のための「見える化」講座(全4回)の最終:第4回が開催され、まちぴあスタッフ1名が参加しました。
今回のテーマは、「NPO法人、活動団体のための助成金合同説明会」ということで、来年度(2026年度)に事業実施に向け、県内民間団体が行っている助成制度の合同説明会が、オンラインも併用して実施されました。
今講座は、まちぴあをはじめとした県内各市町に立地する支援センターがオンライン参加のためのサテライト会場としても協力しております。
今回も、現場会場として県(ぽぽら)の他、まちぴあをはじめ、栃木市(くらら)、佐野市(ここねっと)、小山市(おやまーる)、真岡市(コラボーレ)、日光市といった、市町センター7施設でもオンラインで協力しました。これに加え、県内で活動している活動法人・団体など、のべ16名(団体・個人)の参加があったもようです。
今回発表、紹介いただいた助成制度は、
1)とちぎコープ NPO法人助成制度(現在準備中、参考:昨年度の助成報告)
2)中央ろうきん助成制度(10月1日から募集開始〜10月31日締切)
3)栃木県共同募金会
・赤い羽根共同募金、子ども子育て特別助成等、各種プログラムあり。
4)とちぎコミュニティ基金
・花王ハートポケットクラブ助成(10月20日募集開始〜11月20日締切)
・とちぎゆめ基金(10月募集開始〜12月22日締切) など、各種プログラムあり。
・・・以上、4組織が実施している各種プログラムです。
法人格の有無や、求められている事業内容などが異なりますので、各団体にあったプログラムへの申請を検討いただければと思います。
説明会では、申請までの流れや注意点の周知や、申請書作成・提出だけでなく、プレゼン発表やアンケートなど、申請される団体の皆さんを、よりよく知るための各種審査項目や予定も説明がありました。
今連続講座のテーマである「見える化」を意識し、活動したい思いを存分に申請書や発表で表現してもらうために、余裕のあるスケジュールでの申請手続き、団体内部での申請前の確認や検討、事業計画をより明確にするための、予算書や実績報告のための決算書の作成、整理など、
助成金申請という方法を用いた、「見える化力のテスト」という側面を意識されての説明会であったように思います。助成金取得ということも、ある種、自分たちが取り組む活動、団体を知ってもらうための手段としてとらえて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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今回の4回講座を受講し、活動団体の「見える化」とは、現在やっている活動の情報発信だけでなく、団体内で取り組む事務作業(計画書、報告書、決算書等作成)が一緒になって表現されるもので、団体の組織マネジメント力が試される総合的、継続的な取り組みであると理解しました。
一方で、昨今はSNSをはじめとした手法での広報が普通になってきているものの、手間や気を付けないといけない点も多岐にわたるという負担もあるし、団体によって「活用しやすい広報」とは、何なのかを改めて考える機会となりました。
SNSが優れていて、印刷したチラシでの周知が劣っているというわけでもなく。口コミや各種イベントへの出展による、つながり作りの方法として、どの発信方法が自分たちの活動に合っているのかという点も、団体として検討す価値がある点だと思いました、
【最後に】
まちぴあでは、月8回くらいの頻度で、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークの皆さんが、団体運営等に関するより専門的な相談に対応して下さる機会を設けております。
助成金の申請についても、プログラムについては10月入った時点から募集開始になるものもありますので、余裕ある申請書作成に役立てるとともに、今後の団体運営を見据えたご相談をする機会として、ご活用頂けると幸いです。
(まちぴあ:O)
2025年09月26日
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