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2025年03月15日

ともしびプロジェクト宇都宮支部共催「ココロツナガル3.11in2025」取材報告

2025年3月15日

ともしびプロジェクト宇都宮支部共催「ココロツナガル3.11in2025」取材報告

 先日3月11日、登録団体も共催として関わっている「ココロツナガル3.11in2025」がオリオンスクエアにて行われ、学生含む老若男女、約200名が集まり、スタッフも午前中からの準備ボランティアに入りつつ取材させていただきました。

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 午前中より高校生や大学生、ボランティアの皆さんが会場に集まり、準備を開始。火を灯す関係から防炎シートを敷く作業から始めました。オリオンスクエアのステージ真ん中から平行になるように広げていき、ずれないようにテープや重しを付けていきました。

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 続いて、大学生の皆さんが中心となって、キャンドルホルダーに水とキャンドルを入れる作業とシートの上で形を作り上げていく作業。今回のキャンドルアートは「記憶や被災者たちの思いが、伝書鳩のように届いてほしい」と鳩と手紙がメイン。

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 その他、会場内では、当日来場された皆さん用にキャンドルホルダーの記入ブース、福島県にある 震災遺構 浪江町立請戸小学校に置いてある「請戸小に通っていた子供達が、 震災後10年経ち、 故郷請戸の町への思いを語った作文」及びともしびプロジェクト宇都宮支部が行った「スタディツアー」活動報告の展示準備。途中、地震発生時間に合わせて黙とう。作業を進める中で、通りがかった方から少しでも活動の一助になればと寄付をいただく場面もありました。

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 それぞれの準備が整った後、プログラムに沿った役割の確認作業。高校生、大学生による司会進行の確認、当日書いてもらったキャンドルホルダーの追加など対応していきました。過去記入してもらったホルダーと今回記入されたものを含め約4000個が並べられました。

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 今回のプログラムは、「鎮魂と想い」のキャンドルを灯そう、リレートーク〜若い世代の想いに触れよう〜。当日午前中から手伝っていたまちぴあスタッフが時間の関係上キャンドルを灯すところまでとなりました。

 東日本大地震から14年。この活動が、当時のことを知らない子どもたちに伝える機会になっており、また当時の事を振り返り自分自身に何ができるのか考える機会にもなっていると思います。当日以外の話になりますが、まちぴあでは2月下旬から、館内に当日使用するキャンドルホルダー(コップ)の記入スペースを設け、利用者の皆さんから絵や文字を記入していただきました。ご協力ありがとうございました。また当日運営された皆さまお疲れ様でした。

(記事投稿:K)
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