2025年2月17日(月)
まちぴあ登録団体である、特定非営利活動法人宇都宮子ども劇場さんは、
宇都宮市内と中心に、乳幼児、児童、青少年といった「子ども」たちとその保護者を対象にした、劇・音楽の鑑賞、各種ワークショップなどの体験活動を通じて、コミュニケーション能力、他者との信頼関係の構築といった、子ども達への子育て・教育の一助になる各種事業を実施している活動団体です。
去る2月17日に、そんな、子ども劇場の皆さんが主催した「わくわくコンサート」が実施されましたので、取材してきました。
今回の「わくわくコンサート」は、同じく、まちぴあにご登録下さったいる活動団体「おとろんど」の皆さんを招聘して実施されました。「おとろんど」さんは、2024年夏に、子ども達を主な対象とした、音楽体験、家族ぐるみで楽しめる生演奏コンサートを自分達で開催し、音楽の楽しさを、子ども達ならびに大人達に発信したいと発足した活動団体です。
メンバーの多くが、ピアノ講師の皆さんなどで組織されている「宇都宮ピアノ研究会」の会員でもあることから、研究会の事業として取り組んでいるコンサートや音楽集会実施のノウハウなどを活かしつつ、より、自分達が伝えたいカタチでの音楽活動を実現するために活動を開始しました。
そんなことで、今回は、まちぴあ登録団体さん同士の連携事業でもあるということで、まちぴあも陰ながら応援&取材させて頂いたという次第です。
さて、コンサートの会場は、宇都宮市総合コミュニティセンターです。午前中に0歳児〜3歳児くらいまでの子ども達、午後からは4歳以上の子ども達を対象とした、2部構成で行われました。
「わくわくコンサート」
ですから、知っているメロディが流れてきたら、一緒に歌って、踊って、動いてOKを前提にプログラムされており、演奏を担当される「おとろんど」の皆さんも愉快な恰好で登場し、会場を盛り上げていきました。
コンサートでは子ども達に馴染みのある、アニメのテーマや、人形劇風の演目、身体を動かして楽しむ楽曲など様々な音楽、リズムが奏され、子ども達のテンションはコンサート終了まで覚めることはなかったですね。
コンサート後には、子ども劇場、おとろんどの皆さんと一緒に、マラカス、ミニチュア楽器の演奏体験&音遊びの時間も設けられ、子ども達の音楽に対する関心を深める機会も設けられていました。
午前・午後を通じて、約90名(30世帯)の参加があり、これは定員を大きく超えた成果だったようで、主催された、子ども劇場の皆さんも手ごたえを感じていたようです。
ちなみに取材者が個人的に、これいいなぁと思ったポイントがありまして。それは、会場入室時のマナーの良さですね。今回のコンサートは、会場内を自由に子ども達が動けるように、入口のところで、履いてきた靴を脱いでもらっていましたが、
みーんなちゃんとそろえておられました。パパさんママさんに促されて揃える世代もあり、並んでいる様子をみて、自発的にそろえていくご家族もあり。この点一つとっても、ある種の教育体験なんだなぁと思った次第です。
その一方で、コンサート終了後といえば、そそくさと退散されるのが一般的かと思うところですが、その後の楽器体験もあって、中々お客の皆さんがお帰りにならないという現象も印象的でしたね(褒めています)。
楽器体験、音遊びが楽しいという証拠であり、それを見越して各部終了後の時間を余裕をもってプログラムされていたあたりに、各種観劇会やコンサート事業を長年実施されている、活動団体の皆さんの工夫を実感した、今回の取材となりました。
(事務局:O)
2025年02月17日
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