2024年12月13日(金)
宇都宮大学地域デザインセンター「地域防災シンポジウム2024」参加報告
先日6日、宇都宮大学地域デザインセンター主催「地域防災シンポジウム2024」能登半島地震から学ぶインフラ対策と被災地支援-令和元年東日本台風から5年の栃木につなげる-が宇都宮大学陽東キャンパスにて行われ、地域防災に取り組む自治体、企業、NPOほか地域防災に関心のある方や学生など約160名が参加していました。
全体会の様子
全体会では、地域防災の推進に向けた宇都宮大学の取り組み、能登半島地震に関する調査報告、学生による災害ボランティア活動報告、能登半島地震における栃木県の対口支援報告などが行われました。
分科会の様子
分科会では、テーマ@インフラ対策と集落支援、テーマAインクルーシブな災害対策、テーマB未来を見据えた防災教育。の3つが行われました。今回スタッフはテーマAに参加。
テーマA登壇者
・飯塚 明子(留学生・国際交流センター准教授)さん
・カバリェロ 優子(共同教育学部助教)さん
・阿久津 容子(清原地区国際交流会)さん
・塩澤 達俊(とちぎYMCA福祉会)さん
・富田 倫子(栃木県保健福祉課)さん
・芳村 佳子(とちぎ男女共同参画財団/栃木県防災士会)さん
昨年度3月まちぴあ主催で行った まちづくりシンポジウム「防災目線で多文化コミュニティを考える」でご協力いただいた飯塚准教授、事例紹介でご協力いただいた清原地区国際交流会の阿久津さん含め、計6つの活動報告が行われました。
テーマにもなっているインクルーシブ防災とは、「誰もが安心して暮らせるまちづくりを推進するために、障がい者や高齢者、妊婦、女性、子ども、外国人等を含むあらゆる人を取り残さない防災の考え方」みんなが助かる防災、みんなの命を支え、みんなで助け合う防災のこと。
発表内容の詳細は省かせていただきますが、まとめでは、「地域にはカラフルな人がいることを理解すること」、「平時の取組み、平時からのコミュニケーションの重要であること」などが上げられていました。
令和元年東日本台風から5年。昨今、災害の激甚化、毎年のようにある災害による被害など他人事ではなく、自分事で考えていく必要があると改めて感じました。それぞれの立場からできる事、自分だったらどういったことでインクルーシブ防災に繋げることができるのか考える機会にもなりました。
(記事投稿:K)
2024年12月13日
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