2023年09月28日
第4回宇都宮大学コラボレーションフェア 参加報告
2023年9月22日(金)にマロニエプラザで第4回宇都宮大学コラボレーションフェアが開催されました。
宇都宮大学のさまざまな分野の研究成果や地域との連携事例の紹介の場として始まった、コラボレーション・フェア。
昨年の第3回は宇都宮大学を会場にしていましたが、今年度は産学官金連携の場として規模を大幅に拡大、企業や自治体など約300の出展数と県内でも最大規模の展示会となり、場所もマロニエプラザに移しての開催となりました。
ポスターセッションでは県内の大学・企業による理工学系の最新研究の発表からベンチャー企業、県内23の市町のまちづくり・地域づくりの施策の紹介など、様々なセクターが集ったことが特徴的で、その中にまちぴあ登録団体や県内で活動するNPOの出展もあったので、まちぴあスタッフも視察してきました。
まずはまちぴあ貸しオフィス入居団体で、7月の「まちぴあ勉強会」でご協力頂いた日本技術士会栃木県支部の皆さんのブースへ。
技術アドバイザーなど、技術士会の通常活動の他、廃校のプールをビオトープ化する「いちかい浮島プロジェクト」の経過報告もされていました。
続いてはNPO法人栃木県こども応援なないろのブースへ。
なないろはSDGs×こどもの支援活動として実施しているフードパントリーやおやつカフェ、学生服リユース回収BOXの周知活動を行っていました。
NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークでは秋以降に実施される若者向けの体験イベント・ワークショップの案内を行っていました。
その他、まちぴあの運営母体であるNPO法人宇都宮まちづくり市民工房や、市民工房が伴走支援をしている一般社団法人「青空プロジェクトTHE DAY」、とちぎ自然環境活動団体マガジンを発行したNPO法人とちぎ協働デザインリーグ&とちぎボランティアNPOセンターぽ・ぽ・らも出展。
自治体(市町)の取り組みの一環として、さくら市市民活動支援センターさくらいふが市民参加型のイベント「なんじゃもんじゃフェスティバル」の紹介、小山市民活動センターおやま〜るが4者連携で取り組んでいる災害支援ネットワーク「おやま防災」の紹介でそれぞれ出展していました。
大学生や近隣の宇都宮白楊高校の学生も何名か一般来場しておりまして……まちぴあスタッフは視察だけの予定だったのですが、急遽、団体仲介やボランティア活動相談対応を展開。
この「勝手に出張相談」、コラボレーションフェアの開催趣旨である「各団体のシーズ(研究成果、技術等)と、ニーズ(社会・企業課題等)の出会いを加速、多様な情報を共有し、新たな出会いと交流の場を提供」に小さい形ながら合致できたかと思います。
今までと会場とやり方を大きく変えたということで、今年度は主催・出展側の双方とも手探り状態な部分は否めませんが、普段顔を合わせることがないような分野・セクターが交わる巨大な場が用意されること自体が栃木県内であまり無かったので、今後はより重要な場となっていくのではないかと思います。
(記事投稿:鈴木)
【参考URL】
〇宇都宮大学地域創生推進機構
〇まちぴあブログ:令和5年度第3回「まちぴあ勉強会 〜楽しく放射線を学ぼう」実施報告
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