8月20日(日)
宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。
障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。
令和5年度は、14団体が交付を受け年度内の活動を行っています。このコーナーでは助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。
★★★★★★
第3回目にご紹介するのは「TABUWATA」です。
この団体さんは、昨年度や一昨年度も活動をご紹介させていただいていますが、今年度もご紹介させていただきます。
今回は、「地球沸騰時代ではないか」と世間で言われるほどの暑さが続く中でも、フレッシュに元気よく活動している高校生メンバーの皆さんが企画し、7月19日に行われた「にほんごカフェ」の様子をご紹介します。
この日、日本人はもちろんのこと、マレーシアや中国、インドなどアジアの出身者が多く集まり、会場となった損保ジャパン栃木支店宇都宮支社の社員の皆さんも参加されていました。
今回のイベントが進んでいくにあたって、代表の栗又さんから「話しているのを最後まで聞いてあげてください」「擬音語や擬態語は分かりにくいです」などの「やさしい日本語」というものの説明がありました。
自己紹介をした後、最初に行われたゲームは「なんじゃもんじゃ」。
全国のゆるキャラの名前を伏せたカードを1枚引いて、自分たちのオリジナルで名前を考えます。
この時にその名前を覚えておくと吉。
これが後々役に立ちます。
次に同じカードが出てきたときに、オリジナルでつけた名前を一番早く言えた人がそのカードをもらうことができます。
その後は新しい名前を考えなくてはいけないので、とても頭を使います。
このルールで2回行われ、スタッフは2回とも4・5枚程度でした。
多い人では10枚以上獲得した人もおり、「強いなぁ」と感心したものです。
2個目に行われたのは「謎解きゲーム」。
制限時間内に何個謎を解くことができるかのチーム戦です。
ヒントが英語の物や日本語の物も。
1チームに1人ずつ高校生メンバーが配置され、参加者はそのメンバーからヒントを得ながら謎を解いていました。
その後は飲み物を飲んだり、お菓子を食べたりしながら交流タイム。
皆さん楽しそうに交流を深めていました。
・・・・・・・
高校生のメンバーの皆さんが考えたという、今回のにほんごカフェ。
初めて参加させていただきましたが、外国出身の人とのコミュニケーションが難しいということを改めて実感しました。
また、私自身が普段から擬音語や擬態語をよく使うのですが、それが外国人には難しいということも理解を深めることができました。
TABUWATAの高校生メンバーの皆さん、企画・運営お疲れ様でした。
大人メンバーの皆さんも、お疲れ様でした。
・・・・・・・
追記:8月17日の下野新聞にもにほんごカフェの様子が掲載されていました。
もしよろしければ、そちらもご覧ください。
(記事投稿:T)
2023年08月20日
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック