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2023年08月12日

共和大学生による、まちづくり活動をご紹介します!

2023年8月12日(土)

 2023年8月8日〜12日の5日間にわたり、まちぴあでは、共和大学生3年生のお二人がインターン研修に取り組んでくれています。

 簗瀬地域で地域の皆さんとの交流などを体験や、今ブログ記事の作成をはじめとした情報発信作業を担当してもらいました。

 学生さんたちのお話しを聞いてみると、学内サークルやゼミ活動において、これまでも市内で実施されたイベントに関わりを持っているということでしたので。今回は、自分たちや共和大学が行っている、まちづくり活動をブログにて紹介してもらうことにしました♪

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〇「宇都宮共和大学」とは
 経済をはじめ、法律、経営、交通、住宅、環境、福祉、教育、文化など、さまざまな要素を複合した「まちづくり」や「地域貢献活動」を学ぶ大学が、「宇都宮共和大学」です。そのため、実際に街に出て活動することも多く、市内で実施・計画されているイベントなどに盛んに参加している大学です。

〇「宵まち宮灯ろう」

「宵まち宮灯ろう」は本学の学生サークル「まちづくりサークル」が2022年から7月12日の午後6時〜午後8時の間、宇都宮駅西口前「トナリエ宇都宮」の1階ララ・ポケットにて開催された、宇都宮大空襲で亡くなられた方々の追悼イベントです。

 このイベントは「戦争の歴史と平和の心を忘れないように」という思いから、市民団体「ピースうつのみや」の方々が約40年以上にわたり行われてきた活動です。

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 しかし、メンバーの高齢化もあり、活動の継続が難しくなってしまいました。そこで私たち学生が本学の教員とともに、活動の一部を引き継ぐ形で「子ども」をターゲットにしたプログラムを考案し、実施しています。

 イベント開催にあたって、私たちは市内の子どもたちに「宇都宮大空襲」を知ってもらい、自分が暮らしている街に、多くの歴史があることを学んでほしいと考えました。

 プログラムの内容としては、学生や市内在住のプロの演奏家による追悼ライブであったり、空襲体験者による講話、そして今年は市内在住の朗読家の方に空襲の紙芝居を朗読していただきました。

 また、当日の会場には市内の子どもたちが作成した「子ども灯ろう」や灯ろう作りの際に講師を務めていただいた、市内在住の和紙作家の「黄ぶな灯ろう」などを装飾しました。

 また、ピースうつのみやの方々や多くの地域の方々に多数のご支援・ご協力をいただいて本イベントを行うことができました。

 子ども灯ろうの制作会を開催してみると、10組以上の親子に参加してくれました。

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 子どもたちの灯ろうを見てみると、「平和」や「黄ぶな」など「平和な生活」を願う絵や言葉が描かれていました。昨年からご協力いただいている小学校やアーティスト、地域の方々など多くの方に支えられていて、その中で自分たちの思いが伝わっていくことに大変うれしく感じています。

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 また、地元のラジオ・テレビに出演し、多くの新聞社にも取り上げていただき、周知活動も行いました。その甲斐もあって、当日は50名くらいの方にご来場いただきました。

 中には、ずっと会場にいてくれる子どもたちもあり、昨年に比べ、よりしっかりとしたイベントができたことを主催としてはうれしく感じました。

 昨年から継続しての開催だったので、何度か来てくれる人、新聞などで知って来てくれる人など少しずつ来場者層が増え、開催してよかったと思いました。来年は、主催側である我々共和大学生ももっと多くの後輩に関わってもらうなど、たくさんの方たちが関わって続いていくようなイベントにしていきたいです。

(作成者:虎ちゃん)
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