2023年7月29日(金)
「まちぴあ勉強会」は、登録団体をはじめとした皆さんが活動に役立つスキルや知識を学ぶ場として実施している小規模研修企画です。コロナ禍を経た今日にあっては、活動再開を目指す団体の皆様と市民の皆さんの交流の場としても活用しつつ企画を実施しています。
年度2回目(通算19回)は、登録団体の皆様からのリクエストを頂いて、ウシさん(こちらも登録団体です)のバルーンアート練習会を行うこととなりました。
感染症対策も変化し、地域でのイベントも工夫をこらしながら復活している中ではありますが、イベント出店の際に大きなネタであった飲食物の提供については、以前にも増して注意しなければならない意識もあるそうです。
地域イベントで子どもたちの興味を引き、また交流のためのツールとして考えた際に、口を使わずに道具で膨らませるバルーンアートは、かなりツカえる子であるそうです。
実際にイベントでやってみた方もあったそうですが。実際にやってみると案外大変で。子ども達の標的になって披露困憊になった方もあると聞き及んでいます。
そこで、基本的なバルーンアートの作り方と、「子ども達と遊ぶ」ためのバルーンアートを学ぶ回を企画してほしいとの要望があり、今回の勉強会が開催されました。
・・・7月28日の勉強会当日には、練習したい!と言って下さった団体の皆さんが、お仲間を連れてご参加いただいたのをはじめ、お子さん連れで体験してみたいというご家族さんもご参加下さりまして。12名の皆さんが集まって下さいました。
講師役を務めたのは、「こくら工房」(ウシです)さん。
ウシさんは、仕事の合間を縫って、宇都宮市内の小学校などでの工作体験やイベントでの作品プレゼントをしています。作品を作って子どもたちを喜ばせる場合もありますが、「風船を使って子どもたちと遊ぶ」ということについては、それなりの経験があるそうです。
今回の練習会では、基本作品(イヌ、剣、ハート)の工作を中心に、バルーンアートをやるときの一番の「ココロ折ポイント」を解説しながら、皆さんと体験していきました。
結論を言うと、何をするにも「慣れる」しかないわけですが。ココロ折P1として、真っ先にあがるのは、「膨らませて風船をつくること」。十分に縛り口の部分を伸ばしておかないと、口を結ぶ際に手を痛めたり、腱鞘炎的な苦痛を伴うことにもなりかねないので、
空気を入れるポンプに風船をセットするときに、かなり深めに風船をセットする!
ことを言っていましたね。後は、教えられたコツを皆さんそれぞれの感覚でやれるようにするところまでは伝授できていたように思えます。
ココロ折Pの2番目は、「せっかく作った作品をいらないといわれる」です。
この点については、子ども達にも好き好みがあり、場合によってはバルーンが苦手ば子もあることを念頭におくのと、なるべく自信のある作品を事前に選べるようにして、子ども達の過大な期待をそらすことと。
「作ってあげる」よりも「一緒に作る」
感覚で子どもたちと接すると良いとアドバイスがありました。子ども達にとっては、振り回したり、つつき合える棒状(長い方が人気?)の風船であれば、それだけで喜んでもらえることと、何か作る際には、小さな子供たちの手では作りにくい工程(ねじる際に風船をぎゅっと握る作業など)を手助けしてあげて、
仕上げを子どもたちにやってもらうことによって「作った感」を一緒に味わうのも作戦の一つとお伝えしていましたね。プロではない私たちなりのバルーンの活用方法を、皆さんそれぞれに体験してもらったと思います。
今回の体験会には、幼稚園〜小学校低学年の子供さんたちも参加下さっていました。(この子達の方が習得が早かった気がします。そんなもんです。できるんです。)
お子さんたちにも協力してもらいながら、動物系などの風船をたくさん作ることができました。ぜひ、今回体験下さった皆さんには、ご自身が参加する催事で腕を振るっていただけると幸いです。
また、練習のコツとして「一人でやりすぎると飽きる」という話も出ていたので。折を見て今回のような楽しい遊びの機会が設けられることを期待しています♪
(事務局:O)
2023年07月29日
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