2023年3月30日(木)
宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。
障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。
令和4年度は、17団体が交付を受け年度内の活動を行っています。このコーナーでは助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。
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17回目にご紹介するのは「こども応援朝ごはんとおやつカフェなないろ(現NPO法人栃木県こども応援なないろ)」です。
この団体は、朝ごはんやおやつなどを満足に食べられないなどの「見えない貧困」の支援を目的として2021年に「こども応援朝ごはんとおやつカフェなないろ」として活動を開始し、昨年の夏には学生服のリユース事業を始めたことにより、「NPO法人栃木県こども応援なないろ」と団体名を変更して、精力的に活動されています。
なお、食に関する支援に関しては企業等で出る「フードロス」になりそうな食品の一部を企業からいただいて、子供たちに提供しているそうです。
今回は、陽南地域コミュニティセンターで3月25日に開催された「おさがり交換会」にお邪魔してきたので、その時の様子を紹介します。
着なくなった服や遊ばなくなったおもちゃなどを使いたい人に無償で譲る今回の取り組み。
小さな子供用から大人用の洋服や遊ばなくなったおもちゃ、使わなくなった子供用のいすなどが並び、来場した人は欲しいものを選んでもらっていたほか、自分たちが着なくなったものや使わなくなったものを持ち込んでいました。
また、今回は新古品のランドセルも並び、2024年度に小学校に上がるお子さんがいる家庭が持ち帰っていました。
ちなみにですが、今回洋服の提供は「NTT東日本」から、ランドセルは「福田屋百貨店」からいただいたものだったそうです。
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着なくなった服などを処分するのではなく、次に着たいという人につなげることは昨今提唱されている「SDGs」に繋がっているんだなと感じました。
私自身、着なくなった服などは処分してしまいがちですが、次につなげるために他人に譲るということも一つの選択肢に入れておこうかなと思いました。
そして、今回で令和4年度に宇都宮市市民活動助成金の交付を受けている団体さんの紹介は終わりになります。
団体の皆様、今年度の活動お疲れ様でした。
来年度の活動も応援しています。
(記事投稿:T)
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