2023年3月10日(金)
宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。
障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。
令和4年度は、17団体が交付を受け年度内の活動を行っています。このコーナーでは助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。
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第16回目にご紹介するのは「シニア生まれ変わりPJ会いてィ(IT)なかまの会」です。
今回は宇都宮市役所スマートシティ推進室主催で2月25日に開催された「デジタル力アップ講習」に代表の藍原さんが講師として出ていたので取材してきました。
国の「デジタル庁」という機関もあるほど急速にデジタル化が進んでいるこの世の中。
キャッシュレス決済等よく使用する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、総務省の調査では70歳以上の方が「取り残されている」と感じているそうです。
そんな人たちを支援しようと、代表の藍原さんが河内地区を中心に地区市民センターや高齢者サロンに出向いてスマホ教室を行っています。
なかまの会がスマホの使い方を教えるのは概ね70歳以上の方。
顔見知り同士で集まる場所で開催されています。
見知った者同士で教えあうことでスマホの使い方を覚えていき、どうしてもわからないものはなかまの会のメンバーに「LINE」を使って教えてもらうなどサポート体制も充実しています。
また、2月10日・13日には河内地区市民センターで、60歳以上の方を対象に
なんでもスマホ相談会」を開催したとのことでした。
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シニア世代の方々が多く参加しているのが見受けられた今回の講習会。
地域住民と一緒に学べる環境はとても素晴らしいなと感じました。
「若い人に教えてもらうのはちょっとな…」と感じている高齢者の皆さんは参加されてみてはいかがでしょうか。
(記事投稿;T)
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