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2022年12月28日

調査研究事業 東活セン共催「自分に合った防災を考える」講座(2)報告

2022年12月28日(水)

調査研究事業 東活セン共催「自分に合った防災を考える」講座(2)報告

 先月26日、まちぴあ連携による防災講座「私に合った防災を考える」講座報告(1)の2日目が宇都宮市東生涯学習センターにて実施しました。前回同様、東市民活動センターを会場に9名が参加しました。

前回に引き続きまちぴあ登録団体:DRF宇都宮が講師。
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 初めに今年宇都宮市で行われた総合防災訓練のDVD視聴。避難所受入窓口対応やワンタッチ式パーティションの展開の仕方などが行われていました。またコーディネーターの和氣さんより風水害時に優先的に開設する避難所ともなる「東生涯学習センター」の防災グッズについてお話がありました。

 次に、前回の宿題として参加者それぞれが考える防災グッズについて共有が行われました。ペットを飼っているためペット用品、避難時には手が空くようにヘッドライト、充電に困らないように車のシガーソケット変換アダブターなどが上がっていました。皆さんの意見を聞いたことで、自分も揃えようと思ったという意見もありました。

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 まちぴあは休憩時間などで、DRF宇都宮さんが持っている防災グッズ紹介と共に防災に役立つ各種冊子やパンフレット情報の提供をさせていただきました。防災グッズは揃えていてもいざ使う時には「使い方がわからない」ということが発生します。グッズを買っただけで満足するというのは危険かもしれないと皆さんに伝えられたかと思います。

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 最後に、宇都宮市内の各所で防災士の資格を持った女性3名にお越しいただきDRF宇都宮と共に、「災害発生から3日間で必要となってくるもの」や「防災士資格取得で学んだこと」などそれぞれの経験から皆さんに伝えたい事をお話されていました。防災士の皆さんからは、「アウトドアのようにテントを使って非日常体験や不便な生活を敢えて体験してみる」「防災食を食べてみる」、また避難所において「個になれる時間(本を読むなど)を作ることも大切」とお話していただきました。

 災害に対するは人さまざまですが、普段生活している所とは違うところで災害に遭うかもしれない。移動中かもしれない。そこから非日常となった時、どんな状況になるのか。それに対してどのような物が自分や家族は必要なのかなど普段から考え備えていく大切さを改めて考える機会にもなりました。参加者の皆さま、講師の皆さま、連携して実施させていただいた宇都宮市東市民活動センターの皆さま、まことにありがとうございました。

(記事投稿:K)
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