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2022年12月19日

取材:河内地区青少年育成協議会主催「クリスマス会」

2022年12月13日(火)

 まちぴあは、宇都宮市域における地域・まちづくり活動(ボランティア、市民活動、自治会等地域活動、企業の社会貢献・SDGsに関する活動など)に関わる団体の皆さまに、活動拠点としての施設貸出や、各種相談などを行っている支援センターです。

 コロナ禍の影響もあり、ボランティア等市民活動団体もさることながら、自治会、子ども会等の地域活動団体の皆さまからも、活動再開に向けてご相談を頂くケースがあります。まちぴあ事業「学生コミュニティボランティア体験」等で培った地域イベント等の盛り上げに関する経験も活かしながら、地域の皆さんに対応しております。

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 今回、ご紹介させて頂く活動及び団体は、河内地区青少年育成協議会です。河内地区の各地で活動している子ども会・育成会の連合組織として、地区内の子ども達を対象にした集会を開催しています。

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 12月10日は、クリスマス会が催されました。

「参加型の催しにしたい」

 コロナ禍もあって、飲食提供が難しく、元気であっても思い切り遊べない環境が続いていることもあり、今年のクリスマス会は、子ども達が体験して楽しめる催しをやりたいと考えた協議会の皆さん、その結果としてバルーンアートに行き着いて下さったのは、まことにありがたいことだと思います。

 体験型のバルーン教室は、はじまるまでの準備が大変です。1時間ちょっとという限られた時間で、子ども達が満足いくくらいの風船遊びを体験してもらうためには、じゃんじゃん作品づくりにチャレンジしてもなくならないくらいの風船を作っておく必要があります。

 催しの前段において、地元のプロマジシャンの方が子ども達との交流も含めたマジックショーで盛り上げて下さっているのを横目に、役員の皆さんと協力して、たくさんペンシルバルーンを膨らませました。

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 短いタイプで「イヌ」をつくり、長いタイプで「剣」をつくる。参加してくれた1年生から3年生までの児童の皆さんは、とても熱心にバルーン遊びを楽しんで下さいました。

 参加型という意味については、会を開いて下さった役員をはじめ、保護者の皆さんも含めた大人の皆さんたちも一緒になって遊びます。

 バンバン!

 チャレンジしていると、子どもたちだけでなく、大人の皆さんもいっぱい風船を割っていました。大人にとってみれば、ちゃんと作れる姿をみせたかったり、子ども達も作ってくれるのを望んでいることもあるかもしれませんが、

 大人もわっちゃうんだよ〜と、子どもと同じ目線で体験してみると「失敗なんてへっちゃら」という空気感をつくることができると思います。この点については、ショー形式にはない、違った意味での楽しさや、大人と子どもの交流ができると思います。

 コロナ再拡大の影響もあってか、想定よりも少人数(ご家族含め50名ほど)の集会になりましたが、子ども達の楽しそうな声と元気が、会場からあふれていたと思います。

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 バルーン遊び終了後は、サンタさん達(いつの間にか役員さんが着替えてました。すごいです!)が登場し、プレゼントをもらって。無事終了となった今年のクリスマス会。

 子ども達だけでなく、大人の皆さんも含め楽しい時間を過ごせた、とても幸せな時間だったように思いました♪

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 前回更新の「自治会活動元気アップ研修会」に参加したこともあり、最近は、自治会などの地域に密着した地域団体の皆さんの活動に触れる機会がありました。

 育成会や子ども会は、自治会という組織とはまた違った活動団体ではありますが、一般に言われる市民活動やボランティアなどの地域外団体よりも、より地域に近いところで活動されている皆さんと思います。

 コロナ禍があり、自治会や子ども会といった「地域で催しを開いてくれる」皆さんの活動が減少して感じたことは、こうした地域に密着した団体の方たちが、地域外で活動している団体を結びつけるコーディネートの役を担って下さっていたということであり。また、その役割が、地域外で活動している各種活動団体の発表や練習した成果の見せどころになっている部分も多分にあると痛感しました。

 こうした地域活動に属している各団体の相互関係の大切さに思いを巡らせる機会を頂いたことが、個人的には一番大きなクリスマスプレゼントだったと思います。

(記事投稿:O)
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