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2022年10月24日

取材:(特非)宇都宮ピアノ研究会「ティーサロンコンサート秋」

2022年10月24日(月)

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 今回の取材記事に関しましては、ピアノ演奏の技法などについて専門的に学ぶ講座内容も含まれております。が、音楽知識が少ないものが作成した紹介記事でございますので、あくまで「活動団体さんの主催事業をご紹介させて頂いた記事」であることをご理解の上、ご参照下さい。

 講座内容や音楽そのものについては、(特非)宇都宮ピアノ研究会さんのブログ等をご参照の上、関心のある方は、団体さんへお問合せ下さいませ。

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 10月23日に、まちぴあ登録団体でもある、特定非営利活動法人宇都宮ピアノ研究会さん主催による「ティーサロンコンサート」が、栃木県文化センター・リハーサル室を会場に催されました。

 宇都宮市を中心に県内に音楽文化醸成を目指して活動している、ピアノ研究会さんでは、例年数回のコンサート事業を行っています。休憩時間にティータイムを設けた、気軽にピアノなどの生演奏に触れる機会を作ることを目的に行っているのが、このティーサロンコンサートです。

 今回は、法人代表と親交の深い、山崎孝氏による「ショパンの魅力」と題した講話と、ピアニスト・浜野範子氏によるショパンバラード第1番〜4番のピアノ演奏が行われました。

 文化の秋にぴったりのこのコンサートには、音楽に関心のある皆さん50名ほどが集まり、落ち着いた雰囲気の中行われました。

 まずは、前半の山崎先生による講話がありました。先生は、これまで30年間60回以上の国際音楽コンクールの審査員を歴任された方でもあることから、先日、日本国内でも大変注目されたショパンコンクールにまつわるお話しからスタートしました。

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 審査員ならではの審査のあらましや審査における甲乙の判断基準など、一見飄々とお話し下さいましたが、審査する側にも様々な苦悩があって、多くのコンクールが営まれ、また格式と威厳が保たれていると推察できるお話しでした。

 ショパンの魅力を語る上で、彼の歩んだ人生や置かれた環境、世情、先達の音楽家たちとの比較など、市民向け講座にありながら、楽しく。また、ショパンやリスト、ブラームスなど名前は知っているけれども・・・というものが聞いても、活躍した当時の歴史を想像したりすることができる講話であったと思います。

 講話のところところどころでは、ピアニストでもあわれる山崎氏の生演奏が入り、通常のコンサートとは一風変わった趣きのある空間を楽しむことができました。

 休憩をはさんだ後半のコンサートは、ピアニスト・浜野範子氏による、ショパン作曲のバラードが奏されました。この日は、

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 ・バラード第1番 ト短調 作品23
 ・バラード第2番 へ長調 作品38
 ・バラード第3番 変イ長調 作品47
 ・バラード第4番 へ短調 作品52

 の4曲が演奏されました。実演の前には、山崎氏からショパンバラードの聴きどころをアドバイス頂くなど、終始趣きを感じるコンサートであったと思います。良い意味で「市民向け」な音楽知識も得られる機会だったと思います。

★★★★★  ★★★★★  ★★★★★

 ティーサロンコンサートは、こうして午後のひと時(約2時間ほど)で無事終了しました。

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 この日は、ピアノ研究会さんはもう一つの活動としている「音楽研究」の一環としてのピアノ公開講座を開催されました。コンサートが盛会の内におわり、昨今、著しく早くなった夕闇に包まれるころ、

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「ドビュッシー《映像》山崎孝 校訂楽譜出版
            〜 この楽譜を使うにあたって〜」

 が行われました。

 夜の部の今研修会は、ピアノ研究会の会員の皆さんを中心に、各地で講師業などを務めていらっしゃる方々が15名ほど集まって行われました。

 昼の部の一般向けコンサートや講話とは、かなり雰囲気が異なり、浜野氏の実演も交えつつ楽譜の読みとき方や理解の仕方など専門的なことが教授されました。

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 内容を説明できないことが悔やまれますが、ピアノ研究会の皆さんだけでなく、音楽に携わっている方々が、こうした研究や勉強を重ね、また、日々の中でも自己研鑽を続いておられることにより、一般市民の皆さんが素敵な音楽や、楽器による生演奏に触れる機会が創られていると理解できました。

 また、ピアノに限らず、こういった技術の皆さんは、どんなジャンルにあってもそれぞれに努力されており、多くの方に感動を届けていると想像することができました。

 令和4年の1度しかない秋ですが、本当に文化的な時間に出会えたと思えております。

(記事投稿:O)
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