2022年8月15日(月)
8月13日に、「いつでもクリーン&ウオーク」への参加希望があり、2名の方が清掃活動を含めたボランティアの体験して下さいました。
活動経験のある方からすれば物足りないかもしれませんが、日時が決まっている活動に、学校を通してみんなで参加するのとは違い。
自分で探して、自分で申し込み、自分と受け入れ側(この場合は、まちぴあです)の予定をあせて活動に至るという手順を踏む必要がある、この体験プログラムは、
「自分で判断すること」
が、従来の活動に比べると多いかもしれません。その意味では、体験そのものだけでなく、活動実施に至るまでの過程においても、参加者の皆さんに何かしらの学びをしてもらっているのかもしれませんね。
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今回お申込み&ご参加下さったのは、高校生と保護者の親子さん。夏季休暇中の活動を希望下さっていましたが、皆様ご案内の通り、台風直撃の恐れもあった8月13日でございましたから。実施自体が危ぶまれておりました。
「やる予定にはしておいて。あくまで無理なく」
と、前日時点で打合せをさせて頂いておりましたが、活動予定だった当日午前中の天候は何とかセーフ。多少風あり、小雨ありでしたけども。日差しがさすこともあったので、無事に、ゴミ拾いをすることができました。
駅東公園から外周を回って、白楊高校前の通りなど、まちぴあ周辺を丁度ぐるっと約1時間。今月2回の活動となりましたけども。それぞれも、目立たないながらもゴミが散見されました。
風が強いし、どこからかやってきたものかもしれませんしね。小さいですけども、環境問題の初めの一歩として取り組みやすい清掃活動も、何気に奥深く考えさせられることがありますね。
そんなこんなで、台風の影響が心配ではありましたが、きっちり活動をし終えることもでき、いつもの通りの分別作業までできました♪
いつもは、活動前に少々お時間を頂いて、ボランティアについてお話しさせて頂いていますが、今回は天気の関係もあったので、終了後にお話しさせていただきました。
今回のボランティアのポイントはここですね。
今回に限った話ではありませんが、このプログラムにご参加下さる皆さんは、とても熱心に講話に耳を傾けて下さいます。
経験がおありの方もあるかと思いますが、「そもそも論」的なお話しは、聴いてる方が夢現状態になることもあり、意外に難しかったりします。話す方がうまくない場合もありますが、そんな経験をしていると興味深く聴いて下さるのは、
とてもありがたい!!ことです!!!
今回は、やってもらった清掃活動と同種の活動である「海ごみゼロ運動」を例にとってお話しさせて頂きました。海のない栃木県内においても参画されている企業・団体さんがある活動です。海はないけども、川があり、海とつながっている栃木県において、ゴミ拾いや分別、リサイクルなどの環境活動に関わることは、
最終的には、川から海に流れついてしまうゴミを減らすことにつながり、小さな活動であってもそんな社会的貢献とつながっている・・・という感じでお話しさせて頂きました。
ボランティアは、活動そのものに参加することも大切ですが、どんな小さな活動であっても「何かと関わっている、つながっている」という想像を働かせることも重要だと思います。
ボランティア活動と日常生活も、人が行っていることには変わりはありません。活動できたから貢献できたという達成感も大切ですが、活動できないとボランティアではないということでもなく。
「つながっている」
からこそ、日々の生活の中でちょっとしたこと(分別、食べ残ししない等々)に注意することで、活動するしないとは別の方法で、もしかしたら、より日常的に環境問題に貢献できるのかもしれない・・・などなど。
お話しをさせて頂きました。台風の心配もある中でしたけども、真剣に聞いて下さってホントありがたい。今後、進学も視野に入れておられるということなので、今回の体験や講話が何かを学ぶ「きっかけ」になってもらえたら、幸いです♪
(事務局:O)
2022年08月15日
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