2022年8月13日(土)
宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。
障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。
令和4年度は、17団体が交付を受け年度内の活動を行っています。このコーナーでは助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。
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第5回目に紹介するのは「TABUWATA」です。
昨年もこの団体の活動を紹介させていただきましたが、今年度もご紹介させていただきます。
この団体は、国籍に関係なく多様な人々が住民同士として地域社会をつくっていくことを目的に2021年3月に設立された団体です。
今回は、7月31日に行われたTABUWATA主催による清掃活動の様子をご紹介します。
参加者は50名。日本を含め10か国の皆さんが、小学生から高齢のかたまで集いました。
清掃活動は、県庁方面に行くコース・中心市街地に行くコース・ユニオン通り方面に行くコースの3つのコースに分かれて行われました。熱心すぎて道を間違えそうになる人も。
日本人はもちろんのこと、ネパール、中国、台湾、カザフスタンなどさまざまな国にルーツをもつ皆さんと交流しながら、道に落ちているごみを拾っていきました。
外国出身の方が、日本人が捨てたゴミをとても熱心に拾っている姿を見て、日本人である私は「ポイ捨ては本当にやったらだめだな」と改めて感じました。
最後に、各国の言葉に訳されたごみ分別の説明用紙が配布され、集めたごみを分別して、グループごとに写真を撮って終了となりました。
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今回清掃活動に初めて参加させていただきましたが、普段外国出身の方とかかわることがない私にとってとても貴重な機会でした。
ネパール語で書かれたゴミ分別の説明の紙をもらっていたネパール人住民の方に、どんな発音になるのか読んでもらったところ、ペットボトルはそのままの発音だし、雑誌は英語の発音であるマガジンというなど、日本人にもわかる表現が含まれていることは、新たな発見でした。
また、この日は朝からとても暑かったのですが、予定よりコースを短くするなどし、誰も体調を崩すことなく無事に終われたのでよかったです。
TABUWATAのメンバーの皆さん、清掃活動に参加されていた皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。
(記事投稿:T)
2022年08月13日
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