2022年4月23日(土)
ボランティア体験プログラム「釜川コケ落とし大作戦」は、宇都宮市のオリオン通りをはじめ中心部を流れる河川・釜川の清掃ボランティアとして、2006年から実施している活動です。
釜川は、都市部を流れる一定区間から二層河川(川の下に川が流れている)となっている、全国的にも珍しいとされる治水方法がとられている河川です。
一方で、人工河川(イメージ的は、すごく大きな用水路)であるために、定期的な清掃が必要であり、市でも定期的な清掃が施されていますが、市内を流れる身近な自然に親しみ、愛着を育むことを目的に、清掃活動を行っています。
河川は、火事などの有事発生時には消防用の水源になることもあるそうで、深いところや橋が架かっている箇所などはご遠慮させていただいて。親水スペースとしてゾーニングされている「じゃぶじゃぶ池」とその周辺50メートルほどの水量が少ないところで実施しています。
コロナ禍もあるここ近年は、屋外で各自バラバラでも一体となれる活動であることから、そんじょそこらのことでは(なるべく)中止しないで実施するケツイで、継続しています。
★★★ ★★★ ★★★ ★★★
そんなことで、令和4年度になって一発目(通算65回目)の釜川コケ落とし大作戦を行いました。
まん延防止等の発令はないものの、依然として感染に気を付ける日々が続いているところですが、皆さん各自に感染対策を抜かりなく集まって下さいました。
今回のコケ落とし大作戦には、近在の旭中学校の生徒さんたち14名をはじめ、高校生や大学生、社会人などなど自発的に活動を希望下さった皆さん、25名で行うことが出来ました。市内事業者(パーソルテンプスタッフ:3名)の皆さんたちなど、昨年その前から引き続きご参加頂いている皆さんと、初参加の皆さんがいい感じに交じり合った形となりましたね。
ここ最近は、季節の変わり目か天候不順が続いていますけれども。本日は夏を思わせる気候でしたね。感染症ももちろん、熱中症にも注意していただきながら始まりました。
4月活動は、冬季(11月〜3月)のお休み期間を経て最初の活動ということで、川底の汚れも準備万端な状態なのですが、例年に比べても、おおっとと思えるくらいの盛況ぶりでございましたもので。
「あーーー!水はいったぁあ!!」
など、中学生の皆さんが入水と同時に盛り上げてくれたりしていたのもあって。ずんずん汚れを落としていきました。
(一昨年だったか、緊急事態中に一人でやった担当者からすると、魔法のような展開でした)
メインの「じゃぶじゃぶ池」をやりながら、その一つ上流と下流の地点にも侵食して作業を続け、それでも40分くらいの活動だったのではないかと思いますけども。
皆さんが熱心に楽しんでくれたおかげもあって。新年度に相応しいキレイな釜川をみることができました。
今回からは、昨年度の体験事業実施の中でゴミ袋の協賛をいただいたこともあり、小さいタイプのゴミ袋やトングも用意していったので、河川だけでなく周辺のゴミ拾いも同時進行でできました。参加者の皆さんにも、好みに合わせて活動を選んでもらえるようになりました。
昨今は、中心部にオフィスを構える会社の皆さんでしょうか、ちょくちょく清掃活動をされている皆さんをお見掛けするのですが。そんな皆さんの甲斐もあってか、そこそこの量のゴミが集まりまして。
分別もして、無事に活動を全うすることができました。
本当に一時間程度の活動となりましたが、内容はいつもと変わらずで。速やかなる展開をして下さったこと自体が、熱中症予防にもなったなぁと感心しているところでございます。
参加下さった皆様、まことにありがとうございました。若者は大丈夫かと思いますが、短い時間でも意外にだるくなる釜川清掃後でありますからね。しっかりと休んで下さいませ。
さて。そんなことで、次回の釜川コケ落とし大作戦は、5月28日(土)の予定です。
暑さもより夏らしくなってくる季節ですので、良い意味での「水遊び」感覚でご参加下さいませ。また、今活動は、「宇都宮市まちづくり活動応援事業」のページを介しても参加者募集を行っています。スマホやパソコンで登録するこちらのページを経由してご参加の皆様には、活動ポイントを付与させて頂けますので、ぜひ、ご活用下さい。
そんなことで、次回の釜川コケ落とし大作戦も、コロナに負けないで実施致します♪
(事務局:O)
2022年04月23日
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