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2021年12月08日

「きけんはっけん」を掲載頂きました

2021年12月8日(水)

 去る11月23日の祝日に開催した、「ともに歩こう きけんはっけん」は、まちぴあが今年度の調査研究事業の一環として取り組んでいる事業です。

 様々な団体や地域組織との連携を促進し、目指すべき地域課題として設定したのが、多文化共生と地域防災というテーマでした。近年の地球温暖化等の影響で頻発している災害と、いざ災害の時に困ってしまうかもしれない外国人支援を組み合わせ、

「なるべく簡易に伝えられる防災とは?」というものを考える機会として展開しています。

 この取り組みは、つまるところ「伝えること」を考え、試行する機会となっているように感じでいまして、テーマとして設定しているものは、防災、多文化と分野別の事柄ではありますが、何にしても

「伝えやすさ」を追求することは、外国人の方だけでなく、高齢者や子どもなど地域に住んでいる様々な世代の皆さんに発信することにつながると思い至っています。

 さて。そんな中で行った「きけんはっけん」は、令和元年に発生した宇都宮市内における越水被害地域の一部を巡るものでした。

「ハザードマップは知っているけど、実際にその場を見たことないかも」
「実際に歩いてみてみよう」

 という感じの体験系屋外フィールドワークとして実施したところです。作業的には、歩いただけですが、まちぴあ周辺にある防災施設を見学したり、公園や体育館が避難場所として指定されていることを再確認したり、

 防災という視点をもって、いつも通学や出勤で通ることのある幹線道路を歩いてみると、災害発生時にはどのくらいの混雑や、道路が破損している等の困難が想定されるか等々。

 歩いて、見て、考えるという作業をしながら約3時間のフィールドワークしたのでした。

PC060001.JPG


 このたび、去る12月4日付けの下野新聞さんに今回のフィールドワークの様子を掲載していただきました。実際に、記者さんが一緒にワークに加わって頂き、一参加者として経験したことと、インタビューされていた内容を併せて丹念な記事にして下さいました。

 伝えるという部分において、非常に力強い連携を頂いたと思っております。まことにありがとうございました。

(記事投稿:O)
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