• もっと見る

2021年09月29日

令和3年度宇都宮市市民活動助成金交付団体紹介(2)徳次郎石研究会

2021年9月29日(水)

宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。

 障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。

 令和3年度は、15団体が交付を受け年度内の活動を行っています。このコーナーでは助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。

緊急事態宣言などでなかなか活動を行うことができない団体さんも多く、このブログも前回から2か月以上たってしまいましたが、今月いっぱいで緊急事態宣言が解除されることから活動が盛んになっていくかと思いますので順次ご紹介していきたいと思います。

★★★★★★

今回紹介するのは「徳次郎石研究会(とくじら/いしけんきゅうかい)」です。
この団体のことは昨年度も紹介させていただきましたが、今年度も宇都宮市市民活動助成金の交付を受けてらっしゃるので紹介させていただきます。

この団体は、平成30年に大谷石が日本遺産に登録されたことを受け、大谷石の採石場から北東8kmの場所にある「徳次郎山」から採掘された「徳次郎石(とくじらいし)」の歴史や文化を研究し、その成果を冊子にまとめたり、展示会を開催することで市民の皆さんに、徳次郎石や、併せて、周辺の石とはどういうものかを知ってもらうための活動をしている団体です。
徳次郎石とはどういうものかを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

今年度の活動は、那須烏山市の採石場の調査のほかに板橋石・船生石(鬼怒石)というものの調査など徳次郎石以外の研究も行っているほか、徳次郎石の採石場に隣接した国本地区の採石場跡やその人車鉄道なども調査していくそうです。

また現在、国本地区市民センターで展示会をしています。

徳次郎石研究会 写真2.JPG

この展示会は、徳次郎石の紹介や用途、採石場がどういう場所にあったのか、実際に徳次郎石が使われている建造物や紹介及び国本の地域にあった7か所程度の旧採石場の位置や建造物について、模造紙にまとめたものをパネルで展示しています。
 ぜひ、お越しください!

徳次郎石研究会 写真1.JPG

今回の展示会では併せて、情報提供もお願いしています。
特に、提供して欲しいのは、

A 見たり聞いたりして知っていること
A当時の関係する写真や絵画
B関係文書(記録書や契約書など)

とのことです。

その他どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

(記事投稿:T)
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック