2021年9月24日(金)
新型コロナウイルス感染拡大に関わる緊急事態宣言が発令されている中ではありますし、まだまだ油断できない日々が続いているところではありますが、一時の拡大傾向から比べると落ち着いた傾向も見えてきています。
安心はできませんが、10月以降には感染対策を継続しながらも、ボランティアなど活動を少しずつ再開できることを楽しみに。今を頑張っていきましょう。
さて。そんな中の9月22日(水)に、宇都宮大学の地域デザインセンターが行っている、コロナ禍における学生地域活動支援
「ENMUSUBI」(エンムスビ)
※活動の紹介ページにリンクしています。ご参照下さい。
というオンライン交流会にお招きいただく機会を得ました。
第4回となる交流会は、実施に地域に出たり、学外の方々との交流プログラムを企画・運営している皆さんをはじめ、20名ほどの宇都宮大学生の皆さんが参加されていました。
大人側のゲスト(個人的には恐縮です)として、まちぴあとともに、同じ中間支援センターとして、NPO・ボランティアに関する相談等対応に当たっている「ぽぽら」のスタッフさんとともにお邪魔させて頂きました。
交流会では、最初に我々センター側の自己紹介をさせてもらった上で、事業発表を予定されていた4名の大学生さんたちの事業紹介を拝聴しました。
児童やその親を対象に科学を楽しく伝える学習プログラムや、大学近隣(峰・陽東)の地域において空き家を活用した地域の居場所自事業に関わっていたり、宇都宮大学の様々な取り組みやトピックを発信するバーチャル大学を企画運営されていたり・・・。
と、学生の皆さんの熱意ある紹介プレゼンを非常に興味深く拝聴させて頂きました。
「中間支援センター」という言葉を改めて説明しなくても分かってくれているということに感動を覚えたのは序の口で、実際に地域の中に入って、自治会や商産業関係のセクターや行政の方たちとも連携をとりながら各種事業を運営されていることに感心するばかりでしたね。
発表いただいた皆さんを中心に思うと、皆さんそれぞれの取り組みに関わっていった入口は違うのでしょうけども、その取り組みの中で役割を自覚され、自発的に活動されているのだなと、発表の様子をみて推察しました。
正直、そんな自発的に動けている皆さんには、ある意味活動の「入口機能」として事業を行っている支援センターは物足りないだろうなと申し訳なくなっていました。従ってアドバイス的なことは言えなかったなぁというのが本当のところです。
勉強させてもらった今回の交流会。個人的にとても刺激になりました。
また、改めてセンターの役割をお伝えすると、学生時代が終わって立派な社会人となったあと。仕事の合間に何かしてみたいと思った時に、まちぴあのような「支援センター」(行政・民間・社会福祉協議会いろいろあります)が県内でも15市町にあり、
また、他県でもあるということを覚えておいて頂きたいですね。
学生の時分には、大学生であることから学内の施設や知見を使ったりもできますが、一市民になると状況が変わります。活動拠点として活用してもらい、学生時分に培った実績やアイデアを環境が変わっても発揮していってもらえると、
それこそ、社会を変える力になっていくかもしれませんし。また、私たち公共セクターに類するセンターの存在意義の一つだなと自覚を新たにさせて頂きました。えぇ、活動に出会うための入口と、やりたいと思う活動が続ける継続のための支援。
そうとらえて頂いて、このご縁を実りあるものにしていただけたら幸いと思いました。
(記事投稿:O)
2021年09月24日
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