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2021年03月05日

宇都宮市市民活動助成金交付団体紹介(6)とちぎMAB'S(ミドルエイジボッチャズ)

3月5日(金)

宇都宮市では、市内で活動している市民活動、ボランティア団体の皆さんを支援する「宇都宮市民活動助成」を行っています。平成15年にスタートし、200団体ほどの活動団体に助成交付がありました。

 障がい者・高齢者・母子等福祉事業や、自然環境保護、リサイクル、文化・芸術の振興等、宇都宮市のまちづくりにつながる市民発の様々な事業が実施されてきました。

 このコーナーでは、令和2年度の助成金交付団体の皆様を順次ご紹介し、宇都宮市内で行われている、まちづくり活動の様子をお伝えしていきます。

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第6回目は、「とちぎMAB’s(ミドルエイジボッチャズ)」です。
今回は活動の様子を聞かせていただきました。

まず、団体名に入っている「ボッチャ」とは、重度脳性麻痺や同じぐらいの重度四肢機能障害を持つ方向けに考案されたスポーツで、ヨーロッパで始まったとされています。
パラリンピック種目にもなっていて、日本代表の人たちも数多く活躍されています。

ルールは、赤と青どちらかの色のボールを投げ、的となる白いボールにどれだけ近づけられたかを競うスポーツです。
上からでも下からでも投げやすい方法で投げて良く、自分で投球できない場合はランプという勾配具を使い投球します。
パラリンピックなどの国際大会においては障がいの度合いによって4つのクラスに分かれています。
車いすの操作ができず、四肢・体幹に重度の麻痺がある脳原性疾患のみの「BC1クラス」、車いすの操作がある程度できて、脳原性疾患のみの「BC2クラス」、最も障害の度合いが重く、自己投球ができない為、競技アシスタントの補助を受けながら投球する「BC3クラス」、筋ジストロフィーなど脳原性疾患の選手と同等の重度四肢障がいのある選手が行う「BC4クラス」の4つのクラスがあります。

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   「白い滑り台のようなものがランプという勾配具です。自分でボールを投げられない場合にはアシスタントのサポートを受けながら使用します」


また、日本独自のクラスとして、オープン座位、オープン立位という2つのクラスが設けられています。

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と、こんな感じで書いていくと「障がいのある人しかできないの?」と思われる方も多いと思いますが、そんなことはありません。
老若男女・障がいの有無を問わず楽しむことができるスポーツとなっています。

今回お話を聞いた団体代表の杉山さんは、20年ほど前に左半身麻痺の障害を負い、それまでやっていたスポーツを諦めざるを得なくなり、障がい者スポーツを始めたそうです。
最初は別の団体に所属した後、ボーリング、ダーツ、ボッチャ、フライングディスク、卓球も行い栃木県障がい者スポーツ指導員になり、「障がい者スポーツを通じて交流ができるようにしたい」と思い現在自身が代表を務めている団体を設立したそうです。
体育館全面で1日2時間ボッチャ、ダーツ、フライングディスクを自由に行える交流会です。

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なお、「とちぎMAB’s(ミドルエイジボッチャズ)」は、ボッチャのチーム名であり、団体名は「とちぎ障がい者スポーツ交流会」というそうです。
メンバーには聴覚障がい・身体障がい・精神障がい・知的障がいを持つ方たちで構成されているそうです。

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コロナ禍での活動で変化などはあったかをお伺いしたところ、会場を使用することができるため基本的には不便なところはないものの、耳が不自由な方とのコミュニケーションをとる方法として手話や読唇術(相手の口の動きを読み取る方法)を使っていることからマスクをした状態ではコミュニケーションを取りづらいとのことでした。

・・・・・・

ボッチャというスポーツの名前やある程度のルールは知っていましたが、どんな人でもできるスポーツであることを知ることができました。

今回はお話を聞くだけになってしまい、体験することができませんでしたが、コロナ禍が落ち着いたら活動の様子を見に行かせていただき、体験もさせていただければと思っています。

一般の方も参加可能とのことなので、皆さんもぜひボッチャやフライングディスクなどの障がい者スポーツを体験してみてください。

(記事作成:T)
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