2021年1月4日(月)
コロナに負けるな団体紹介(33)〜手話サークルあすか
2021年になりました。年末年始は栃木県内でも陽性と診断される方も多く、今後も健康に気を付けながら活動することが重要な所ですね。換気、防寒、消毒と感染防止の備え等しっかり利用者の皆さんにも伝えていこうと思います。
今回紹介する手話サークルあすかさんは1991年設立と長年宇都宮市で活動されている団体です。手話通訳ボランティアや学習会の実施、地域での行事等における通訳ボランティアなど取り組まれています。去年10月下旬にはセンター登録団体:みらい・ともに・すすむ主催によるとちぎユニバーサルシアター「アイ・コンタクト」の活動にも協力されています。以下団体からのお話です。
『団体名』
手話サークルあすか
手話サークルあすか 学習会の様子
『団体紹介』
手話サークルあすかは、手話を学びたい人、ろう者と交流をしたい人のためのサークルです。サン・アビリティーズ(宇都宮市屋板町)で毎週木曜日夜7時半から9時まで学習会をやっています。ろう者も参加して手話を教えてくれます。年に2回ほどイベント(遠足やBBQ、クリスマス会など)をやって親睦を深めています。今年が30周年になるので、記念行事を考えています。
『感染症の影響と今』
昨年は、新型コロナウイルス感染症により3か月間活動を休止しました。6月からは十分に感染症対策をとって再開をしました。マスクを着用しているので、ろう者は口元が見えずに不便をかけていますが、早く収束してほしいと願っています。
ジュニアあすか 高校生と大学生も見学と体験
第3日曜日には小中学生を対象とした手話学習会の「ジュニアあすか」の取組も行っています。7月19日には、高校生と大学生が見学と体験をしてくれました。自己紹介の手話や手話歌「ありがとう」練習、東京のろう者・菊永ふみさんとオンラインを使い、手話でコミュニケーションをとりました。
≪今後について≫
まちぴあ登録団体である「みらい・ともに・すすむ」主催の映画上映会では、これまで2度映画に手話をつけました。どのような表現をすればよいのか悩むことも多いですが、ろう者にも映画を楽しんでもらえるよう頑張りました。先日の「アイ・コンタクト」上映会では、ジュニアあすかの子どもたちが受付をしたり、上映前の諸注意を手話で伝えたりして協力をしました。
以上お話をまとめさせていただきました。これまでセンター取材してきた団体では、マスクをしっかりと付けて活動をされていますが、通常のマスクだと口話・手話が読み取れないことから、活動時にフェイスシールドなどを活用することもあるそうです。みらい・ともに・すすむが10月末に行ったとちぎユニバーサルシアター「アイ・コンタクト」観賞でも口話や手話があることでコミュニケーションが深まる場面も。今回の紹介を通して、理解につながると嬉しいです。
【参考URL】
・コロナに負けるな団体紹介(18)〜みらい・ともに・すすむ
2021年01月04日
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