2020年11月17日(火)
第3波ともいわれる新型コロナウイルスの感染再拡大が心配されております。冬本場本番を控え、寒暖差も大きくなってきた昨今。そもそもの体調管理に一層気を付けたいところですね。
全国的な感染拡大がニュースとなって連日報道されておりますが、年のはじめの頃と比べると、多くの市民の皆さんが各自での感染防止に気を配り、お互いに慌てないようにと日々を過ごされていることを感じます。
ウイルスとの共存をいわれる昨今ですが、多くの人々との関係の中で毎日生活している我々にとって「共存」という当たり前の事柄を再度大切に感じられる機会なのかもしれませんね。
さて。今回のコロナに負けるな!団体紹介では、長年にわたり、影絵の上映活動を行っている「影絵光」さんをご紹介します。
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【団体名】
影絵光(かげえ・ひかり)
【団体概要】
影絵の上演活動を行っている「光」さんは、素朴で美しい影絵を通して、子供たちや高齢者の想像力を育み、心の豊かさを育てるとともに地域住民との交流と会員相互の親睦を図ることを目的に活動しています。2007年にスタートし10年以上に渡り継続されています。
影絵といえば、人や手のカゲを使って表現することもありますが、光さんの影絵は、「影絵劇」です。童謡の音楽や、昔ばなしのストーリーに合わせて、暗体とよばれるキャラクターや背景が登場し、それらが明暗を含めた色鮮やかな舞台を作り出します。
まちぴあと宇都宮市東生涯学習センターを会場に、月2回ほどの定例活動を行い、暗体の創作や、劇中の操作練習などを研鑽されています。
【現状とこれから】
影絵の上演は、暗幕などを利用して真っ暗にした会場を必要とします。必然的に密を作る必要があり、そのため感染症の影響を多大に受けてしまいました。活動自粛期間が明けても、結局は披露する場がないという悩みから中々創作活動を再開する意欲が湧かなかったそうですが。
「練習しないと、依頼に対応できなくなっちゃうから」
そんな想いを胸に秘め、この秋から上演会に向けた練習を再開された影絵光さん。影絵で使用する暗体の保管を複数のメンバーで分担したり、実際に実演している練習の様子を画像に残し、集まれなくてもイメージトレーニングや修正作業を各自でできるようにしたりと、工夫を凝らしての再開となりました。
日本や世界の童話をモチーフにした手作りの影絵劇。このブログをご覧の皆様には、市民グループでありながら、素晴らしい上演活動をされる影絵光の存在を知っていただき、コロナに打ち勝った暁にはぜひ!上演依頼をドシドシとお寄せ頂けると幸いです。
そんな未来に向かって、影絵光さんの頑張りが続いていきます♪
(記事投稿:O)
2020年11月17日
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