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2020年11月06日

コロナに負けるな団体紹介(27)〜Anne Brass Band

2020年11月6日(金)

 目の覚めるような晴天と朝の冷え込みを一段と感じるようになりました。10月から11月に入って、数日しか進んでいないのに着々と冬の訪れが近いことを感じる昨今です。

 入場規制の緩和をはじめとした感染症と共存しながらの経済活動の活性化を目的とした取り組みが行楽シーズン真っ盛りの中行われていますが、市民レベルにおける文化活動の現場はまだまだ本調子には遠いのが現状なのかもしれません。

 音楽演奏、演芸、演劇、パフォーマンスなど集客を目的にしたり、多くの観衆を相手にする活動は、存在そのものが場を盛り上げる目的であるため、講演・実演依頼を受けて活動している方々にとっては、中々発表の場が巡ってこない時間が続いています。

 今回ご紹介させて頂く団体さんは、子育て中のママの皆さんが中心となってブラスバンドの演奏活動を行っている、

「Anne Brass Band」(アンネ・ブラスバンド)

 の皆さんです。こちらの皆さんも感染症の影響がなければ、子どもたちと一緒に楽しむ音楽の集いや市内の高齢者施設や幼稚園・保育園などの公共的機関などからの依頼を受け、訪問演奏などの活動を行っているはずでしたが、

 今年は、文化の季節である秋も活動が非常に困難な状況が続いているとのことでした。そんな皆さんが協力し、会場や演奏方法に工夫を凝らした屋外演奏会を開いたとのご報告を頂きましたので、ご紹介いたします。

★★★★★  ★★★★★  ★★★★★

【団体名】
 Anne Brass Band

【概 要】
 アンネブラスバンドさんは、ブラスバンドの演奏経験があるママさん達が集まり、「子育て中でもブラスバンドを楽しみたい!」という思いから結成されたグループです。2015年に4人のメンバーでスタートし、昨年までに年7回ほどの主催、訪問演奏を重ねてこられました。現在では、20名ほどのメンバーで演奏するブラスバンドチームとなり、子どもたちと一緒に音楽を楽しんでいます。

 アンネブラスバンドさんの最大の特徴は、練習も演奏会も子ども連れokというところです。感染症の影響がなくても、小さな子ども連れではどうしても親の行動が制限されるものですが、子どもたち同伴が当たり前の演奏スタイルを作っておられます。

annneburasubando-1.jpg


 これまでにも「0歳から楽しめる吹奏楽コンサート」などの演奏活動を行っています。

【感染症の影響と現状】
 演奏活動の中でも、吹奏楽は特に飛沫感染の心配されるところです。年度初めの自塾期間中以降も、使用制限があったり、子どもも一緒にというスタイルが難しい場合もあったと思われます。
 アンネさんに限らず、中学・高校などの部活動も同様の状況だったのではないでしょうか。また、練習が再開されたとしても、依頼下さる施設やイベントの中止が相次ぎ、「せっかく練習しても何のために・・・」と悩んだ期間もあったと思われます。

【自分達で演奏会を実施】
 去る10月25日(日)。アンネブラスバンドの皆さんは、開催が困難な中にあっても、感染防止に様々な知恵と工夫を出し合い、演奏会を開催されました。

「ハロウィンコンサート」が、それです。子どもたちも含めた観客の皆さんが安心して参加できるように屋外の会場(塩谷町自然休養センター:屋外ステージ)を探し、演奏者・観客の密を考慮しながら、手作りの主催コンサートを行いました。

annneburasubando-1.jpg


 会場には、ハロウィンの仮装をした子どもたちがたくさん遊びにきてくれて、子どもたちと一緒に音楽を存分に楽しむ空間を創り上げました。音楽にあわせて、手作りのお化けが登場したりと、子どもたちも大人たちも、ワクワクドキドキできる音楽のワールドが展開された模様です。

 ものの本によれば、自発的・自主的に様々な行動を起こし、創意工夫をして生活することは人生そのものを豊かにする。そのことは誰もが分かっていても、現実は半分以上の人が受け身であり、社会情勢に流されながら日々の生活送ってしまうということが指摘されています。

 その意味では、自発的かつ多くの仲間たちと協力して自分たちの表現したいことを、様々な配慮をしながら実施するという行為は、この上なく尊く社会的意義のある行動なのかもしれません。こうした皆さんの取り組みを発信することにより、少しでも多くの市民の皆さんが、

「こうすればできる」

 ということを、思いついて下されば幸いです。

(事務局:O)
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