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2020年08月13日

コロナに負けるな!団体紹介(18)〜みらい・ともに・すすむ

2020年8月13日(木)

コロナに負けるな!団体紹介(18)〜みらい・ともに・すすむ

 宇都宮市が新型コロナウイルス感染症の影響を受けている任意の市民活動団体を対象に行う「宇都宮市市民活動応援助成金」〜令和3年1月15日(金)にかけて募集を行っています。こちらの応援助成金は、ボランティア活動やNPO活動を市民、企業、行政のみんなで支える仕組み「市民活動助成基金」から活用されています。

 この「市民活動助成基金」は普段、市民活動助成事業として年度ごとに募集を行っており、

『スタート支援(立ち上げて間もない団体などが、これから事業を開始するなど、団体の自立化を支援するコース)』、

『ステップアップ支援(おおむね2年以上経過した団体が、継続事業の拡大や新規事業の開始など、団体の活発化を支援するコース)』、

『連携支援(団体が、2つ以上の団体又は事業者等と連携して実施する新規事業及び既存事業の拡大に要する費用を助成し、市民協働を支援するコース)』などを選択し申し込むことができます。

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団体主催:とちぎユニバーサルシアター上映会

 今回紹介する「みらい・ともに・すすむ」は令和元年度宇都宮市市民活動助成事業でステップアップ支援の交付を受けていた中で、進めていた事業を延期せざるを得ない状況となりました。2020年度の宇都宮市市民活動助成事業でもステップアップ支援の交付を受けて活動に向けて調整を行っています。現状の動きなどお伺いしましたのでご覧ください。

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【団体名】
みらい・ともに・すすむ

『団体紹介』
 東日本大震災後における被災された障がい者の支援として活動を始動しました。震災の障がい者支援に携われた方に栃木県に来ていただき、当時の様子などを講演していただく「とちぎ防災フォーラム」を5年にわたり開催しました。栃木県内の障がいのある方と共にどう避難したら良いのか、防災・減災について考えました。

 現在“環境を整えることで障がいが障がいでなくなる”を合言葉に、これまで音声ガイドによる場面説明や日本語字幕、車椅子スペース、親子鑑賞室など障がいがあるなし関係なく、誰でもでも楽しめる映画の上映「とちぎユニバーサルシアター」を行っています。

【近年の取組みについて】まちぴあブログ取材記事
とちぎユニバーサルシアター「キスできる餃子」上映会
とちぎユニバーサルシアター「蹴る」上映会
「奇跡の小学校の物語」音声ガイド制作WS
「奇跡の小学校の物語」音声ガイド収録

『現状の動き』
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奇跡の小学校の物語 音声ガイド収録時の様子

令和元年度宇都宮市市民活動助成事業の交付を受けてとちぎユニバーサルシアター『奇跡の小学校の物語』を3月に行う予定で活動を進めてきました。

また、5月10日(日)にとちぎユニバーサルシアター「アイ・コンタクト」上映会&助監督トークショーを予定していましたが延期となりました。ゲストの方を東京などから招くのも困難な状況です。

『課題と不安』映画上映会はとちぎ福祉プラザなど屋内で行うため、換気が十分とは言えません。現在の状況では実施に不安があります。早く収束をしてほしいと願うばかりです。

『これからの予定』今現在、「奇跡の小学校の物語」上映会の日程はまだ確定しておりません。

 今年10月25日(日)には、とちぎ福祉プラザでろう者女子サッカー デフリンピックに初出場した女子日本代表チームがピッチにたどり着くまでのドラマ ドキュメンタリー映画「アイ・コンタクト」上映会&菊永ふみ助監督トークショーを行う予定です。また、12月13日(日)には、菊永ふみさんが代表理事を務める「異言語Lab.」に協力をいただき、手話と日本語の異なる言語を駆使した脱出ゲームを開催予定です。

【まとめ】(センタースタッフより)
 ドキュメンタリー映画「奇跡の小学校の物語」(宇都宮市城山西小学校で実際にあった話)を近くにある城山地区市民センターで開催する予定だったということもあり、団体や来場予定だった方々にとって残念だっと思います。

 新型コロナウイルスがどの辺りで落ち着くのか、または対策や開催方法を検討しながら行うことができるのか、再延期などないよう願うばかりです。

(事務局:K)
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