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2020年06月28日

第53回釜川コケ落とし大作戦 実施報告

2020年6月28日(日)

  ボランティア体験プログラム「釜川コケ落とし大作戦」は、宇都宮市のオリオン通りをはじめ中心部を流れる河川・釜川の清掃ボランティアとして、2006年から実施している活動です。

 親水スペースとしてゾーニングされている「じゃぶじゃぶ池」とその周辺50メートルほどの水量の少ない区間を清掃しています。

 雨天に加え、今年はコロナという黄金ルーキーが登場したことにより、いつにも増して戦々恐々の状態ではありますが、「新しい生活様式」に則した皆様の意識向上と、協力したいという想いによって、今年度第2回目(通算53回)を無事に行うことができました!

★★★ ★★★ ★★★ ★★★

 6月27日(土)!!

 これまでの実績でもある通り、梅雨時期に入る6月活動はもっとも雨天中止の憂き目にあう確率の高い活動機会でございます。土曜日も夜から雨、その後も雨続きの予報でしたが。

 何と、晴れまして。活動実施となりました。

 宇都宮市内でも、感染症予防に対してまだまだ安心できない状態が続いていますが、学校再開、移動解禁を受けてか、今回の活動には、大学生、社会人、家族連れなどなど年齢層豊かな、14名の皆さんがお集まり下さいました。

 前回の活動と比べると、倍の人数でありますし、子ども達も含めた若い世代の方々がご参加下さって非常に賑やかな回となり。少しずつ活動も復活してきているのかな?と実感できました。

 さて。みんなで集まってボランティア!といきたいところですが、6月の釜川は中々の強敵でしたね。活動日当日は暑いくらいの晴天でありましたけども。梅雨時期に入って雨が多かったこと、特に夕立のような大雨も散見されたことから、明らかに水量が多め。

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 水量が多いと、デッキブラシの清掃も物理的に重くなるのと、川床がキレイになったか目視しにくいということもあり、

「皆さん!今日は本番です!!頑張りましょう!!!」

 の掛け声のもと、活動がはじまりました。

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 マスク等の感染症予防が習慣化してしばらくたちますが、前回5月の清掃と違い、明らかに気温も高かったことで、息苦しさをまじまじと体験しながらの活動となりまして。

「あぁ、暑い!」
「息がくるしい!!」
「苦しくなる前に、距離をとって、マスクもとって、休もう!」

 と、参加者の皆さんそれぞれで声を掛け合い、気遣いながら作業を行っていきました。

 従来であれば、10人以上の参加者で夏時期であれば、正直なところ30分もあれば、あっさり綺麗になるところですが、今回は同じ30分でも中々思うように行きません。

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 焦ってもいけませんから、順次休憩をはさみつつ、ばっちり1時間。重点清掃拠点の「じゃぶじゃぶ池」をはじめ、最終的にはそれでもさらに少し川下の部分も清掃することができまして。思ったよりも重労働でありましたけども、何とかきれいな釜川にすることができました。

 ちゃんと綺麗になったかな?のセンサー役として活躍してくれたのは、幼稚園〜小学生までのご家族で参加下さった子どもさん達。

 当初は、黒い川面に微妙な反応でしたが、最終的にはいつの間にか全身ずぶぬれの水遊びが展開されておりまして。その様子を見るに、ちゃんと川床が見えて安心できたあたりから遊び初めてくれたので、

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 キャッキャと騒いでいる声が響いたところで清掃終了となりました。

 えぇ。小さいお子さんでもバッチリ活躍してくれる、ボランティア体験「釜川コケ落とし大作戦」。今回も作戦成功!!ってことでよろしいかと思います。

 改めまして、今回参加頂いた皆様ありがとうございました。

 ちなみに次回活動は7月25日(土)を予定しています。ぜひ、次回の活動参加もお待ちしております♪

(事務局:O)
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