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2020年06月08日

コロナに負けるな!団体紹介(10)〜コロナに負けない利用風景

2020年6月8日(月)

 6月に入り、全国的にも学校等教育機関が再開されるなど、少しずつではありますが、いつもの生活が戻りつつあります。コロナ後の社会においては、これまでの生活習慣に、提唱されている新しい生活習慣をミックスさせ、

 刻々と変化する感染症に関する情報を理解し、行動に移し、周りとの調和を図りつつ無理をしない、それぞれの生活スタイルを見つけ出してくことが「新しい生活習慣」であると思います。

 梅雨の生活に入りましたが、今のところはどちらかというと暑さと夕立のような一時雨が目立つ日々が続いています。換気に加え、エアコン等を併用した熱中症対策も必要な季節に入ってきましたので、ますますもって、工夫して過ごしていくことが求められていると思われます。

 さて。まちぴあの研修室利用の方も、5月中旬から再開されました。6月のスタートが月曜日だったこともあり、研修室利用を再開させる皆様が本格的に活用をリスタートさせています。

 今回の更新では、そんな研修室利用を再開された団体の皆さんの実施風景をレポート致します。主催者側として研修室を利用を計画している皆様は、現場での使用例の参考として下されれば幸いです。

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【運動教室としての使用例】
  〜 自彊術(じきょうじゅつ)宇都宮桜会


★団体紹介★
 大正5年に療法の天才といわれた中井房五郎氏によって創案された日本最初の健康体操と治療術だそうで、現在の按摩・マッサージ・指圧・カイロプラクテック・整体術を統合した手法療法と、いわゆるリラクゼーションの呼吸法を兼ねた保健体操です。

(※自彊術に興味のある方は、こちらのリンクを参照下さい)

 指導員の資格をもつ方々が、全国各地で運動教室を行っており、「宇都宮桜会」さんもその一つです。自彊術の「31動作」と呼ばれる基本的なプログラムを中心に、正しい姿勢を保ちながら順をおって進めていきます。

「できるだけ毎日続けることを大切に、無理をしない」ことを重視されており、指導役の先生がアドバイスされながら、シニアから働き盛りの世代の方々など幅広い年代の皆さんが参加されています。

★研修室利用の様子★
 毎日実践を大切されていることから、元来が一人でもできるようにもプログラムされている自彊術の体操ですが、やはり、みんなで集まって運動することは、個人レッスンとは違った楽しさや充実感があるようです。

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 先生からのアドバイスもあり、顔見知りの生徒さん同士が集まることで、心の栄養が満たされていく様子も感じられ、集まることならではのパワーを感じさせてもらいました。

 利用されている研修室C(和室)は、会議利用の場合ですと30人が定員となっていますが、体操等の場合では10名以下の少人数で開催されることが多いです。この日は6名ほどの参加で、生徒さん同士は対面ではなく、各自距離をとってスペースを確保し、

 対面する先生もマスクをつけて指導を行っておりました。声掛けに加え、呼吸そのものも大事な運動・動作の一部であることから、この点については、より注意をしながら活用下さっている様子でした。

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【学習会形式の使用例】
  〜デックタイたんぽぽ


★団体紹介★
 すでにご紹介させていただいたNPO法人「デックタイグループ」の皆さんが実施している、語学学習会です。在日タイ人の方をはじめとした日常会話をメインにした日本語習得を希望する外国人の方を主な対象に実施している勉強会です。

(デックタイさんの紹介記事はこちらを参照下さい)

★利用の様子★
 講習会形式ということで、生徒の皆さんは、もともと対面式でない配置で先生のお話を聞きながら語学レクチャーを受けておられました。

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 使用されていた研修室Bは定員17名のスペースですが、この日の参加者は約半分の7名。机を一人一台使って、スペースを空けながら着席してもらいながら、授業の進行上話すことが多い先生役の方は、フェイスシールドを併用して講義されておられました。

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 各団体の皆さんが、それぞれに工夫をこらしながら利用の再開をすすめておられます。

 窓やドアを開けて換気もバッチリ行って下さっていますし、皆さん自身が安心して集まれる環境づくりに協力下さっている様子を見学させて頂けることは、管理側としてもありがたいところです。

 団体の中には、音を出す団体、子ども達が多い団体と違った活用方法をなされている皆さんもいらっしゃいますので、機会をみて逐次、利用風景も更新させて頂こうと思っています。

 ちなみに、まちぴあでは研修室利用前後に使う消毒液や、うっかり忘れてしまった方へのマスクなど、できる範囲ではありますが、皆さんがより安心に研修室をご利用頂くための準備もしております。

 皆さんがそれぞれに準備万端として頂くことが最善ではありますが、困ったことがありましたら、お気軽に窓口までお申し出ください。

(事務局:O)
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