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2020年05月22日

コロナに負けるな!団体紹介(6)〜一般社団法人とちぎ市民協働研究会〜

2020年5月22日(金)

全国的にも緊急事態宣言の解除が施され、徐々に日々の生活が変わろうとしています。しかし、感染者が完全に消えたかというとやはりまだ微量ながらも一定数は存在しています。栃木県も、以前より外出がしやすくはなりましたが新たに感染者が出るなど、油断はできない状況です。

しかし、だからといっても社会は動き始めています。特にこれまでずっと休校だった各学校は、分散登校から始まり徐々に学校再開へ向け動こうとしています。

今回の「コロナに負けるな!団体紹介」では、学校の再開に関連して、「一般社団法人とちぎ市民協働研究会」(以下:とちぎ市民協働研究会)を紹介し、その中でも「高校魅力化」について取り上げます。

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【団体名】
一般社団法人とちぎ市民協働研究会

〇団体の概要
地域社会の課題解決に必要な要素として、地域住民との協働が挙げられます。とちぎ市民協働研究会は行政と地域住民との協働を促進し、豊かな地域社会の形成を目指し活動しています。詳しい団体の概要はまちぴあが発刊している情報誌まちぴあの2020年1月1日に発行されたNo.32の冬号でも特集されています。

今回は、近年とちぎ市民協働研究会が熱を入れている「高校魅力化」に対する取り組みを特集していきます。


〇「高校魅力化」について
高校魅力化とは、地域の高校、また地域そのものの魅力を上げその地域の担い手を育成する環境を整えつつ、地域へのU・Iターンを増加させようとするプロジェクトを指します。地域、高校の魅力が上がることで若年層の流出の減少、または流入→後継者や担い手の増加→「まち」の文化の継承や産業の発展→地域、高校の魅力増加という好循環を生むことが目的です。

この高校魅力化の動きは、島根県の隠岐島前高校から12年前に始まりました。(注1)まだプロジェクトが始まって日が浅いにも関わらず、地域外流出の減少など明確に成果が表れています。担い手不足、地域の人口減少などの地域課題の解決策として高校魅力化に着目されている現状にあります。地方の消滅問題が囁かれている今、栃木県も例外ではありません。

〇とちぎ市民協働研究会の動き
とちぎ市民協働研究会高校の魅力化に関する動きはいくつか行われています。

・栃木県高等学校地域連携・協働実践事例集
まず栃木県高等学校地域連携・協働実践事例集の作成です。

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栃木県内で高校生の「まちづくり」の参加が増加していることを受け、各学校による地域との協働・連携をピックアップしまとめた冊子です。全58校+広域的な活動事例3つの計61項目を、非常にシンプルでわかりやすくまとめています。よって、これからどう「まちづくり」に参加するか思案している高校にとってモデルケースになるといえます。また、地域との協働を考える際の研究資料としても優秀です。高校魅力化を考える際、地域との連携は切り離せません。高校と地域を結びつける際の参考資料として本冊子は適しているといえます。

・那須高校魅力化プロジェクト
もう一つが栃木県立那須高等学校に密着する那須高校魅力化プロジェクトです。
那須高校魅力化プロジェクトは、那須町との連携により那須高校に魅力化コーディネーターを配置し、地域のイベントや公民館や社会福祉協議会の活動などに参加して高校魅力化を実際に進めていこうとするプロジェクトでした。しかし、活動初期の段階でコロナの影響で大幅に軌道修正が必要となりました。

元々最初にいろいろなイベントなどに参加し、そこからどう動くかを考える予定でしたが、コロナによりイベント自体が消えてしまう、また高校がそもそも開いていないなど完全に出鼻を挫かれた形になりました。更にこれからの動きに関しても、3密を避けることが対人の基本となるため、新しい人との接し方・つながり方を模索する必要が生まれました。

那須高校魅力化プロジェクトは、コロナによって大きく軌道修正が必要となりました。しかし、栃木県内で高校魅力化を行う際のモデルケースとなりえます。また、ICTの活用も視野に入れており、多方面からのアプローチが可能です。コロナ騒動が収束し、ある程度の社会活動が可能になってからの活動に期待したい所です。


〇まとめ
高校魅力化は、地域社会の活性に繋がります。担い手不足や地域の消滅などの課題解決にも役立つことが見込まれ、これからの地域課題を考えるうえで重要なポイントになりえます。しかし、栃木県内ではまだまだ普及していない現状にあります。とちぎ市民協働研究会は、栃木県内で高校魅力化を行う際のコーディネーターとして期待がかかります。


【連絡先】
一般社団法人とちぎ市民協働研究会
TEL:090-2993-2052

※参考リンク先※
 注1 外部サイト:隠岐島前教育魅力化プロジェクト

(更新:事務局S)

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