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2019年11月26日

まちぴあ連続講座2019 第4回「広報」開催報告

2019年11月26日(火)

 11月26日、「NPOの事務局おたすけ」をテーマに開催している令和元年度の「まちぴあ連続講座」。第4回目となる今回は、

「広報」をテーマに、栃木リビング新聞社のフリーペーパー「リビングとちぎ」編集長である三井美紀氏を講師にお迎えして開催しました。

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 日が落ちるとめっきり寒くなった11月末ですが、中には1か月間続けてご参加下さった方をはじめ、12名の皆さんがお集まり下さいました。

 まちぴあスタッフも日々の企画実施する際に必ず作成するチラシ。また、団体の活動状況をよりよくまとめ、色々な方たちに見てもらうための広報誌など、まちづくり、ボランティアの世界にあっても、「誰かに伝える」「知ってもらう」ための工夫というものは、事務作業の中でも非常に重要です。

 しかしながら、チラシ・広報誌その他媒体を使った情報発信には、集めた情報や発信したい情報をよりよくまとめる技術が必要となります。

 そのためには、デザイン性や加工技術に加えて、構成する能力も必要となります。活動団体の多くは、こうした専門性を必要とする部分も自分たちで対応している場合が多く、活動情報を発信するしないとともに、作成している広報物に対して自信が持てないという悩みを抱えることも多いのではないでしょうか?

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 お話ではプレスリリースの基本中の基本、魅力がないと感じる記事とは、などについて説明していただきました。

 ポイントとしては発信者のメリットではなく、読み手のメリットを常に意識することや、読み手にどうして欲しいのか端的に説明することや、読みやすい文字の大きさや文字量、必要な情報が載っているかなどについてアドバイス頂きました。

 どのような内容を、キャッチコピーを、どのようにつけるか。

 チェックする項目が明確になれば、専門的な技術がない方でも作成した情報をブラッシュアップするための目が培われていきますよね。

 構成についての比較については、実際紙面ではどのような工夫をしているのかでは、場所のイメージが見える写真とキャッチコピー、インパクトある画像の配置、題字とメイン写真の組み合わせなど実際これまで発行してきた紙面を参考にお話をしていただきました。

 また、@大ラフ(画像の配置と文字の配置、キャッチコピーなど)、A実際写真を挿入、B色と書体の変更、C紙面の背景などデザインを考えるといった紙面を作成工程なども説明していただきました。

 後半は、こうした誌面作成の際の構成法を一つのヒントに、団体の皆様に持ち寄っていただいたチラシを題材に、どのようなレイアウトにするのか、どのようなデザインにするのか、地図をつけるのか、など、作ったチラシをより引き立てる工夫をたくさん提案頂きました。

 チラシを作ることもある立場であるから思ったことかもしれませんが、自分にとってはチラシはただの紙ではなく、一種の作品であります。であるからして、広報用のものなのに、こうした場面で提示することが非常に恥ずかしかったりするのですが、

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 紙面をあしらっているデザインや文字の間隔、位置、フォントの選択など、そこに配置しようと思った意図を説明した上で、よりよくするためのアドバイスを頂くと、感覚で何となく作っているのではなく、ある意味頭も使いながら構成していく必要性に気が付かされました。

 直接会って話して説明するのではなく、開催意図や日時など必要な情報を見て、読んで理解してもらう媒体の一つがチラシや広報誌であるとしたら、ちゃんと説明できないと相手には伝わっていかないだろうということです。

 三井氏には、この他、文字を縦書きにするならば全て縦書きにすることやキャッチコピーの文字でインパクトをつけるかなど工夫するポイントなどアドバイスをしていただきました。また、スマホの普及もあり、よりネットでの情報発信がわやりやすくなった一方で、他人が投降した素材(写真など)をついつい使ってしまいたくなる衝動にかられないように、写真係を決めたりと、チラシや発信用に活用できる素材を自分たちで集めるといった意識の部分での注意点なども、わかりやすくポイントを説明していただきました。

 さて、以上をもちまして11月中全4回実施してきた今年度のNPO連続講座は終了となります。この一連の講座で感じたことは、様々な事務作業があるNPOなど活動団体において、意外とどの事務作業も「一人」または「限られた人」がこなしていくものであるということです。

 このこと自体は、至極当たり前のことかと思いますが、一人で行っていくからこそ、中々他者に相談出来なかったり、悩んでしまう場面も多いのだろうと思います。今回の講座は、こうした皆様にまちぴあを知って頂くとともに、分野は違っても、市民を主体とした公益・社会貢献を行おうと活動している仲間たちがおり、同じように頑張っているという姿も知ってもらえた機会になったのではないでしょうか。

 おたすけ講座は終わりますが、まちぴあとしてのおたすけが終わるわけではありません。また、まちぴあも十全というわけではないですが、皆様のお悩みに少しでも力になれる、まちぴあでありたいと、私たちも努力して参りますので、今後とも、まちぴあのご利用をよろしくお願い致します。

 最後に、令和初となる連続講座にご参加、ご協力下さった皆様。まことにありがとうございました。
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